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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

卵かけご飯(TKG)って、実は卵の質がすべてを決めると言っても過言じゃない!!

卵かけご飯(TKG)の歴史って、意外と面白いんです。シンプルだけど、日本の食文化を語る上で見逃せない存在なんです。

 

 

卵かけご飯のはじまり

卵かけご飯が広く食べられるようになったきっかけは、明治時代にさかのぼります。

明治36年(1903年)頃

日本の文筆家・岸田吟香(きしだ ぎんこう)が、初めて公に卵かけご飯を紹介した人物とされています。
彼は自分の健康法として「ご飯に生卵をかける食べ方」を実践しており、その習慣が書物や記事を通して人々に知られていきました。


当時の背景

  • 明治時代、卵は庶民には高級食材でした。
  • ただ、だんだんと養鶏技術が向上し、昭和に入ると価格が安定。
  • ご飯に生卵+醤油をかけるというシンプルな食べ方は、手軽で栄養価も高いことから広まりました。

昭和〜現代へ:国民食への進化
  • 昭和時代、冷蔵庫の普及とともに卵の保存が容易になり、**「朝ごはんの定番」**として定着。
  • 1970年代以降はアニメやドラマなどにも登場し、親しみのある家庭の味として人気に。

近年のブーム
  • 2000年代以降、「卵かけご飯専門店」や「TKGフェス」なども登場。
  • 卵や醤油の**「こだわり」**が注目され、各地でオリジナルの食べ方が話題に。
  • 「卵かけご飯専用醤油」などの専用品も登場し、グルメ化が進んでいます。

 

卵かけご飯の基本構成

  • 白ご飯:約150g(茶碗1杯)
  • 生卵:1個(約50g)
  • 醤油:小さじ1(5ml)

 

栄養成分の目安(合計 約300kcal)

栄養素 含有量(目安) 働き・ポイント
カロリー 約300 kcal エネルギー源
タンパク質 約10〜13g 筋肉・内臓の材料
脂質 約5〜6g ホルモンや細胞膜の材料
炭水化物 約45g 脳・体のエネルギー源
ビタミンA 多め(卵) 目・肌の健康維持
ビタミンB群 豊富(卵・米) 代謝促進、疲労回復
ビタミンD 卵から摂取可 骨の健康、免疫力
ミネラル類 鉄・亜鉛など(卵) 造血、免疫、成長など

卵のスゴさ

卵は「完全栄養食品」と呼ばれるほど、ほとんどの栄養素を含んでいます。特に、必須アミノ酸のバランスが抜群で、体づくりに最適。
ご飯の役割ご飯は主に炭水化物を供給します。卵のタンパク質と組み合わせることで、「エネルギー」と「材料」の両方を摂れる、理想的な組み合わせになります。

⚠ 注意点:卵の生食について

  • 日本の流通している卵は衛生管理が世界トップレベル。
  • でも、体調が悪い時や高齢者・小さい子供は、生食を避けた方が無難。
  • 心配なときは「温泉卵」や「半熟卵」にするのも◎。

 

アレンジで栄養UP!

トッピング 栄養効果
納豆 タンパク質・食物繊維・ナットウキナーゼ
しらす カルシウム・ビタミンD
海苔 ミネラル・食物繊維・うまみ成分
ごま油 良質な脂質・風味アップ
キムチ 乳酸菌・ビタミンC・食物繊維

筋トレ向きの卵かけご飯(TKG)は、ちょっとの工夫で「高タンパク×低脂質×エネルギー補給」に進化させられます!

 

目的別のポイント

目的 重点ポイント
筋肉をつけたい タンパク質+糖質
絞りたい 低脂質+高タンパク+食物繊維
回復したい ビタミンB群・亜鉛・良質な脂質

 

筋トレ向きTKG

基本レシピ🔸材料(1食分)

  • 白ご飯 or 玄米:150g(炭水化物)
  • 全卵:1個(脂質・ビタミンD)
  • 卵白:1~2個分追加(高タンパク)
  • 醤油:少量(ナトリウム補給)
  • トッピング

トッピングで差をつける!

食材 効果
納豆 植物性タンパク+ビタミンK2(骨強化)
鶏むね肉 or サラダチキン(ほぐす) 高タンパク・低脂質
キムチ 乳酸菌+代謝UP+味のアクセント
オクラ or 山芋 ネバネバで消化サポート+ビタミンC
海苔・ごま ミネラル補給・風味UP
無調整プロテイン(卵白と混ぜて使う) ガチ勢向けプロ仕様

タイミング別おすすめ

タイミング おすすめ食べ方
トレ前(1時間前) ご飯多め+少し脂質(エネルギー重視)
トレ後(30分以内) 卵白多め・脂質少なめ+鶏肉トッピング
就寝前 玄米+卵白+納豆(ゆるやかな吸収)

プチアレンジアイデア

  • 「卵白メインで全卵は黄身だけ」→ 低脂質+うまみ残る
  • 「味変で無塩チーズ or 鰹節」→ アミノ酸スコアUP
  • 「冷やしTKG」→ トレ後の食欲ないときに◎

 

卵かけご飯に向いている卵の特徴

特徴 理由
生食用に管理されている 食中毒リスクを減らす(日本の卵は特に優秀)
卵黄が濃い or 弾力がある 濃厚でご飯に負けない存在感
餌や飼育環境がこだわられている 風味・栄養価が段違い
鮮度が高い 生臭さがなく、ぷるんとした食感を楽しめる

TKGに人気のブランド卵(代表例)※地域や通販での入手可否は異なります!

卵の名前 特徴
さくらたまご 黄身が濃厚で、甘みもある。癖がない定番。
美味(おい)たまご 抗生物質不使用、まろやかな風味と安全性が魅力。
龍のたまご 放し飼い+植物性飼料、黄身がねっとり濃厚。
濃い黄身のたまご 卵黄中心で濃さ重視。TKGに特化した開発品もある。
蘭王(らんおう) 赤みが強い黄身+ねっとり食感。インスタ映え人気も高い。
 

鮮度の見分け方

殻を割ったとき、白身が二層に分かれてぷっくりしてるか
黄身がつぶれずに、しっかり丸く盛り上がるか
パック日から7日以内くらいが理想(冷蔵庫ならもう少しOK)

 

 

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