美容を心がけるのであれば、食生活から見直すことをおすすめします。どれだけスキンケアやエイジングケアができていても、食生活が乱れていては美しい状態をキープできません。しかし食生活をどのように見直せばいいのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
- 美容に必要な栄養素にはどんなものが?
- 食べて美しくなる!美容にいい食べ物を紹介
- 肌にいい栄養や食べ物とは?
- 飲むだけでキレイになれる?美容にいい?
- 美容に効果的な飲み物で気を付けておきたいこと
- 肌にもいい!健康的な食生活の7つのポイント
美容に必要な栄養素にはどんなものが?
・動物性たんぱく
肉や魚、卵、乳製品などに多く含まれています。動物性たんぱく質を含む食品には、ビタミンやミネラルも豊富に含まれている傾向にあるため意識的に摂りたいところです。
・ビタミン
特にエイジングケアには抗酸化作用のあるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが効果的です。緑黄色野菜や果物に多くのビタミンが含まれています。
・ミネラル
亜鉛は皮膚や粘膜の健康維持に、鉄分は肌のくすみ対策に役立ちます。魚介類や肉類、ほうれん草などに多く含まれています。
・ビタミン
・ミネラル
亜鉛で皮膚の健康を維持し、鉄分で肌のくすみに対処することが大切です。貧血予防貧血を防ぐために、次のような栄養素を意識的に摂りましょう。
・鉄分
そのためダイエットや食生活の乱れが原因で鉄分が不足すると貧血を起こしやすくなります。
・ミネラル
普段の食事で銅が不足する心配はほとんどないと言われています。
しかしながら亜鉛の過剰摂取で銅の吸収が妨げられるケースがあるとの見解もみられるため、特定のミネラルを摂りすぎないことも大切です。
食べて美しくなる!美容にいい食べ物を紹介
美容に効果的な栄養素がわかったら、次はどのような食べ物が美容にいいのか確認しましょう。美容にいい食べ物を紹介するとともに、おすすめの調理法もお伝えします。
肉、魚、卵
肉や魚、卵には、動物性タンパク質やビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれています。毎日の食事でしっかり摂っておきましょう。ただし脂質も含まれるため、肉はもも肉やヒレ肉など脂身が少ない部位を選ぶことがポイントです。
焼く調理では油を使うため、蒸したり茹でたりするといいでしょう。
野菜、きのこ
野菜やきのこには、ビタミンが豊富に含まれています。ビタミンAやビタミンEは脂溶性のビタミンで、油と一緒に摂ると吸収率が上がります。にんじんやブロッコリーなどは炒めものにするといいでしょう。
またサラダのような冷たい料理より、火を通した温かい料理の方がおすすめです。身体が温まることで血流が促され、新陳代謝も高まります。
海藻類
海藻類にはミネラルが豊富に含まれています。1日50gを目安に摂るといいでしょう。わかめは味噌汁よりは酢のものなどがおすすめです。味噌汁は、味噌に含まれる乳酸菌を摂れますが、塩分が濃いため飲みすぎは生活習慣病の原因になる可能性があります。
大豆製品
豆腐や納豆などの大豆製品は、できる限り毎日摂りましょう。タンパク質や脂質、ビタミンB1、ビタミンE、鉄、銅、亜鉛など様々な栄養がバランスよく含まれています。さらに抗酸化作用がある大豆サポニン、女性の健康をサポートする大豆イソフラボンなども含まれており、美容に役立つ食べ物と言えます。
発酵食品
発酵食品には、腸内環境を整える善玉菌が含まれているため、便秘や下痢に悩まされている方におすすめです。腸内環境が整うことで肌の状態が整いやすくなるため、エイジングケアとして取り入れることも可能です。
発酵食品には、納豆やヨーグルト、チーズ、味噌、キムチなどがあります。
肌にいい栄養や食べ物とは?
たんぱく質
ビタミンA、E、Cなど抗酸化作用が期待される栄養素
- ビタミンA:緑黄色野菜(トマト、ピーマン、ホウレンソウ、ブロッコリーなど)
- ビタミンE:ごま、アーモンド、ピーナッツ、かぼちゃ、アボカド、うなぎなど
- ビタミンC: パプリカ、ブロッコリー、じゃがいも、キウイ、柑橘類、イチゴ、柿など
良質のオイルや脂質
オメガ3脂肪酸
水溶性食物繊維
発酵食品
人の手があまり加えられていない食品
飲むだけでキレイになれる?美容にいい?
緑茶
トマトジュース
豆乳
白湯
美容に効果的な飲み物で気を付けておきたいこと
ホットか常温で飲むこと
こまめに飲む
飲みすぎないこと
カフェインやアルコールは控える
肌にもいい!健康的な食生活の7つのポイント
美しい肌や健康的なボディを作るのに役立つ栄養や食べ物を摂ることは、それほど難しいことではありません。ここからは、健康的な食生活を実践するための7つのポイントを紹介します。5つの食品グループにターゲットを絞る必要な栄養素をもれなく摂取するために、
5つの食品グループに属する食品を毎日摂るようにしましょう。
- 野菜・豆類
- 果物
- おもに未精製または食物繊維が豊富なタイプの穀物(シリアル)食品
- 赤身肉、鶏肉、魚、卵、豆腐、ナッツ、種子類、豆類
- 牛乳、ヨーグルト、チーズやその代替品(おもに低脂肪)
これらはすなわち、肌にいい栄養や食べ物ということになります。例えば、野菜や果物は、抗酸化物質やビタミンを含む食べ物です。穀物食品は、全粒穀物や食物繊維とつながります。豆類、肉類、牛乳などはたんぱく質、ナッツや種子類は良質のオイルや脂質を摂るために欠かせません。ヨーグルトやチーズは、発酵食品です。健康的な食事は、美しい肌作りにも欠かせないことがよくわかります。
栄養バランスに配慮しつつ、食に変化をつける
食品から得られる重要な栄養素の量は、食品の種類によって異なります。したがって、各食品グループの枠内から、多種多様な食品を楽しむようにしましょう。これは、栄養の偏りを防ぐためにも大切なことです。
水をたっぷり飲む
人体の約60%は水からできています。そのため、体の機能を正常に保つには、毎日十分な量の水を飲まなければなりません。成人であれば、一日当たり1.2リットル前後を目安に水分を摂取するようにしましょう。*1ただし、アルコールや糖分を多く含む飲み物はNGです。一度にたくさんの水を飲むのもおすすめできません。できるだけただの水を、小分けにして飲むようにしてください。
規則正しく食事を摂る
規則正しい食生活を心がけましょう。食生活が不規則になると、飽和脂肪酸や余分な塩分、糖分、アルコールが含まれる食品を摂りすぎてしまうおそれがあります。
「ほどほど」が肝心であることを知る
バランスの取れた健康的な食生活を送るということは、何かを絶対に食べてはいけないということではありません。たまには自分を甘やかすことも必要です。ごちそうを楽しむことに罪悪感を抱かないでください。体にいい食習慣を長く続けるためには、我慢しすぎないことも大切と心得ましょう。
塩分と糖分の摂取量を減らす
塩分に含まれるナトリウムの摂りすぎは、高血圧や心臓病、脳卒中などのリスクを高め、糖分の摂りすぎは肥満と虫歯のリスクを高めます。料理に使う塩の量に注意し、塩分や糖分を多く含むスナック菓子を食べる量を減らしてみてください。口さみしいときは、果物をおやつ代わりに食べましょう。生の果物は、甘いお菓子の代替品として最適です。