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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

南国フルーツのパイナップル

葉のついたパイナップルを購入したら、美味しく果実をいただいた後、その葉を利用して是非自宅で栽培にチャレンジしてみましょう。思ったよりとても簡単に育てる事ができます。沖縄などの暖かい地域では屋外栽培も可能ですが、それ以外の地域では基本的には鉢栽培がオススメです。植え付けから収穫まで2〜3年ほどかかりますが、育てる価値ありの甘い完熟した果実の収穫を楽しめます!

 

 

「パインの日」と「パイナップルの日」

 「パインの日」=8月1日

平成2年に沖縄県パイン・果樹生産振興対策協議会(平成10年に解散)によって沖縄での『パインの生産の最盛期である8月を「パイン消費拡大月間」とし、パインの語呂と8月のスタートの意味から8月1日を「パインの日」とする。』として制定されたものです。

 「パイナップルの日」=8月17日

株式会社ドールが自社のパイナップルを広めるために制定した物で、パ=8、イ=1、ナ=7、っプルの語呂を合わせ8月17日となっています。

 

パイナップルにはどんな栄養があるのかな?

身近なフルーツの一つであるパイナップルにどのような栄養があるのか、気になる方も多いでしょう。

パイナップルには肌の健康に関わるビタミンB1やビタミンC、食物繊維をはじめ、多くの栄養素や成分が含まれています。

糖質

パイナップルには糖質が含まれています。

糖質はヒトの体に欠かせない、エネルギー源となる栄養素の一つです。

■メモ■
ヒトの体のエネルギーとなる栄養素は、炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質の3種類で、まとめて「エネルギー産生栄養素」と呼ばれます。炭水化物は体内でエネルギー源となる糖質と、ヒトの消化酵素では消化できない食物繊維に分けられます。

 

 

 

糖質を摂り過ぎると肥満や生活習慣病の原因となるため「避けた方が良い」というイメージがある方も多くいらっしゃるかもしれませんが、糖質の不足は集中力の減退や疲労感を招いてしまいます。

適切に摂取することが重要なのですね。

なお、パイナップルのカロリーは、100g当たり54kcalです

パイナップルに含まれる脂質やたんぱく質はごくわずかで、パイナップルのカロリーはほとんどが糖質由来です。

しかし1日に間食から摂取するカロリーは200kcal程度が適切であるとされていることから考えても、パイナップルをデザートやおやつとして食べても糖質の摂り過ぎにはなりにくいと考えられるでしょう。

さまざまな栄養素が含まれているので、おやつ代わりに食べることで栄養補給にもなるかもしれませんね。

 

食物繊維

食物繊維もパイナップルに含まれる主な栄養素の一つです。

食物繊維は炭水化物の一種で、食べ物に含まれるヒトの消化酵素では消化できない成分です。

便の容量を増やして大腸を刺激し、便通を良くすることが広く知られています。

便秘になると腸内にたまった便が腐敗し、悪玉菌が増えて有害物質を発生させるため、肌荒れやニキビなどの肌のトラブルにもつながります。

便秘予防は美容にも大切といえるかもしれませんね。

また食物繊維には脂質や糖、ナトリウム(塩分)などを吸着して体外に排出するはたらきもあります。

そのためこれらが原因となって引き起こされる肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病の予防・改善に効果が期待されています。

しかし日本人の食物繊維の摂取量は減少傾向にあり、生活習慣病予防のための1日当たりの目標量に達していません。

食物繊維は便通だけでなく健康全般に大きなメリットがあるため、摂取源の一つとしてパイナップルを活用するのも良いでしょう。

 

ビタミンB1

パイナップルには水溶性のビタミンでビタミンB群の一種であるB1が豊富に含まれています。

ビタミンB1は糖質からエネルギーを得るために欠かせない栄養素です。

ビタミンB1が欠乏すると糖質を十分にエネルギーに変えられなくなるため、疲労やだるさを感じるようになります。

特に脳や神経は糖質の一種であるブドウ糖をエネルギー源としているため、ビタミンB1が不足するとこれらの器官に深刻な障害が起こることもあります。

 

■ブドウ糖とは■
自然界に最も多く存在する単糖類(それ以上分解されない糖類)の一種です。食べ物から摂取された糖質は消化吸収の過程でブドウ糖などの単糖類に分解されます。ブドウ糖は脳の主なエネルギー源であるため、人体にとって非常に重要な栄養素の一つです。

 

 

 

パイナップルなどからビタミンB1を補給することで、糖質をしっかりとエネルギーとして活かすことができ、疲労回復につながるかもしれません。

また、ビタミンB1には皮膚や粘膜の健康維持を助けるというはたらきもあります。

疲れがたまっているように感じる、最近肌が荒れるといった悩みをお持ちの方は、パイナップルを食べてみてはいかがでしょうか。

 

ビタミンC

パイナップルにはビタミンCも豊富に含まれています。

ビタミンCは皮膚や腱(けん)、軟骨などを構成するたんぱく質の一種「コラーゲン」を生成するのに必須の栄養素です。

また皮膚のメラニン色素の生成を抑制して日焼けを防ぐはたらきもあります。

 

■メラニン色素とは■
紫外線から身を守るために色素細胞から分泌される黒褐色の色素です。メラニン色素は日焼けやしみの原因ですが、紫外線や可視光線、赤外線を吸収してDNAへのダメージを減らす重要なはたらきがあります。

 

 

 

ビタミンCは肌の健康を保ち、日焼けを防ぐことから、美肌のために良いといわれるのですね。

それだけでなく、ビタミンCは消化管からの鉄の吸収を促し、免疫系のはたらきを助けて病気への抵抗力を高めます。

さらには、ビタミンCには「活性酸素」を取り除く抗酸化物質としての重要な役割もあります。

 

■活性酸素とは■
体内に取り込まれ、活性化された酸素のことです。活性酸素は微量であれば人体に有益ですが、大量に生成されると細胞を攻撃してしわやしみ、老化などをもたらし、がんや糖尿病の他、多くの生活習慣病の原因にもなるとされています。
 

このようにビタミンCには健康に良いさまざまなはたらきがありますが、たばこを吸ったり風邪をひいたりすると必要量が増え体内で不足する場合があるので注意が必要です。

ビタミンCが欠乏すると、皮膚の乾燥や倦怠(けんたい)感、疲労感、気力低下などの症状が現れます。

また長期間欠乏が続くとコラーゲンがつくれずに血管がもろくなり、「壊血病」という病気を発症する危険性があります。

壊血病になると歯肉や皮下からの出血、貧血、筋肉の減少、心臓障害、呼吸困難などが起こり、死に至ることもあります。

ビタミンCは肌の健康のためだけでなく、若々しく健康に生きるために極めて重要な栄養素といえるでしょう。

 
カリウム

パイナップルにはカリウムも豊富に含まれています。カリウムは、ナトリウム(塩分)の排出を促して血圧を下げるはたらきを持つミネラルです。
塩分を過剰摂取しがちな日本人にとって、カリウムをしっかり摂取することはとても重要だといえるでしょう。またカリウムは細胞の浸透圧を調整して一定に保つ他、心臓の機能や筋肉の収縮、神経の伝達、細胞の酵素反応の調節など、生命維持に欠かせない多くの役割を担っています。
しかし、日本人のカリウム摂取量は全ての年代の男女で目標量を下回っています。塩分や血圧が気になる方は、カリウムの摂取源としてパイナップルを食べてみてはいかがでしょうか。
 
マンガン
パイナップルに含まれる栄養素の一つにマンガンがあります。マンガンは酵素の成分になる他、多くの酵素を活性化させるはたらきを持つミネラルです。
 
■メモ■
酵素は消化や吸収、代謝など、体内のほぼ全ての化学反応を引き起こすための触媒となる、欠かすことのできないたんぱく質です。種類によってそれぞれはたらきが異なり、ヒトの体内には約5,000種類の酵素があるといわれています。
 
またマンガンは骨の形成、糖質や脂質の代謝、成長や生殖、脳機能などに関わっています 。
通常の食生活を送っていれば不足することはほとんどないといわれていますが、パイナップルを含め、さまざまな食品から適切に摂取することを心掛けましょう。
 
クエン酸

パイナップルにはクエン酸も含まれています。強い酸味を持つクエン酸には胃酸の分泌を促すはたらきがあり、それによる食欲増進効果も見込めます。
またクエン酸には、消化管からカルシウムなどのミネラルの吸収を促すはたらきがあります。夏は食欲の減退や、発汗によるミネラル排出が起こりやすい季節です。夏に多く流通するパイナップルは、食欲増進やミネラル補給が重要なこの季節にぴったりの果物だといえるでしょう。
 
たんぱく質分解酵素(ブロメライン)

パイナップル独自の成分に、たんぱく質分解酵素のブロメラインがあります。名前のとおりたんぱく質を分解するため、肉をやわらかくする効果があります。
ブロメラインで分解されやわらかくなった肉は消化しやすくなり、胃の負担を軽減できます。パイナップルを食べると口のなかがビリビリすることがありますが、これはブロメラインによって口の内の細胞が分解されているためです。
ただしブロメラインは熱に弱いため、加熱調理すると壊れて効果がなくなってしまいます。そのため、下ごしらえとしてパイナップルのすりおろしや果汁に漬けることで、しっかり肉をやわらかくできます。
「肉は好きだけど、食べると胃が重い……」とお悩みの方は、この方法を試してはいかがでしょうか。
 

パイナップルを食べる際のポイント

「パイナップルからしっかり栄養を摂るには、どうしたら良いのかな?」
「パイナップルをおいしく食べるにはどうしたら良いんだろう?」

このように気になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

生の状態で食べる

パイナップルの栄養をできるだけしっかり摂取したい場合は、生の状態で食べるようにしましょう。

パイナップルに含まれているビタミンCとたんぱく質分解酵素(ブロメライン)は熱に弱いことが知られています。

ビタミンCは調理、特に加熱によって減ってしまいます。

完全になくなるわけではありませんが、ビタミンCをしっかり摂取したい場合は生で食べると良いでしょう。

また、ブロメラインは熱を加えることで壊れてしまいます。

そのため肉をやわらかくしたい場合は一緒に加熱調理するのではなく、加熱前の段階でパイナップルのすりおろしや果汁に漬けるようにしましょう。

なお、パイナップルの缶詰やジュースは製造過程で加熱処理を行っており、ブロメラインの効果が失われているので注意が必要です。

 

できるだけ早く食べる

パイナップルは収穫後に熟さないタイプの果物です。

フルーツのなかには保管している間にさらに熟し、甘みが増すものもありますが、パイナップルは置いておいても甘みを増すことはないので、買ってすぐのタイミングが食べ頃といえるでしょう。

そのため、買うときにもできるだけ熟したものを選ぶようにしましょう。

下部にかけて膨らんで黄色っぽくなり、甘い香りがするのがしっかり熟しているサインです。

食べ切れなくて長く保存したい場合は、皮をむいて食べやすい大きさにカットして冷凍保存しましょう。

 

パイナップルラッシー

ラッシーはヨーグルトをベースにしたインドの飲みもの。さわやかな酸味が、カレーの口直しにぴったり。

材料 (2人分)

  • パイナップル 1/8個
  • プレーンヨーグルト 200g
  • 牛乳 1/2カップ
  • はちみつ 大さじ2

作り方

  • パイナップルは皮としんを取り除いて一口大に切る。
  • ミキサーにすべての材料を入れ、なめらかになるまで撹拌する。

    (1人分190kcal)
    ※Point

    はちみつで甘みとこくをプラス。パイナップルの酸味によって、分量は加減しましょう。

 

パイナップルヨーグルトシャーベット

ヨーグルトで、ほどよい酸味となめらかさをプラス。パイナップルの歯ざわりを楽しんで。

 

材料 (4~5人分)

  • パイナップル(生) 1/2個
  • プレーンヨーグルト 200g
  • レモンの絞り汁 1個分
  • 砂糖 200g
  • あれば飾り用のパイナップルの葉 適宜

作り方

  • シロップを作る。小鍋に砂糖、水3/4カップを入れて中火にかけて混ぜる。砂糖が完全に溶けたら火からおろし、よくさましておく。
  • パイナップルは上部を2cmほど切り落とし、縦6~8等分に切って皮としんを取り除く。約1/3量を5mm角に切る。
  • ミキサーに残りのパイナップル、ヨーグルト、シロップ、レモンの絞り汁を入れ、なめらかになるまで回す。ボールに移し、切ったパイナップルを加えてスプーンなどで全体を混ぜる。
  • 密閉容器に2を入れ、ふたをして冷凍庫で2~3時間冷やし固める。取り出してフォークで全体を混ぜ合わせ、冷凍庫に入れる。これを3~5回繰り返し、なめらかなシャーベット状に仕上げる。器に盛り、あればパイナップルの葉を飾る。

 

ハニーパイナップルケーキ

焼いて&そのままトッピングして、パイン缶の甘酸っぱさを満喫! とろ火でじっくり蒸し焼きにすることで、しっとりとした口当たりの生地に。

材料 (直径20cmのフライパン1個分)

  • 生地
  •  ホットケーキミックス 100g
  •  バター(食塩不使用) 大さじ4(約50g)
  •  はちみつ 大さじ3
  •  溶き卵 1個分
  •  砂糖 大さじ2
  •  牛乳 大さじ4
  • パイナップル(缶詰・輪切り) 4枚(約160g)
  • 砂糖 大さじ1と1/2
  • トッピング
  •  パイナップル(缶詰・輪切り) 2枚(約80g)
  •  はちみつ 大さじ1
  • サラダ油 少々

作り方

  • パイナップルは汁けを拭く。トッピング用のパイナップルは1cm角に切り、はちみつと混ぜる。耐熱容器に生地用のバターとはちみつを入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで30秒ほど加熱し、混ぜ合わせてバターを溶かす。
  • ボールに溶き卵、砂糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまでしっかりと混ぜる。溶かしたバターとはちみつ、牛乳を加え、手早く混ぜてなじませる。ホットケーキミックスを加え、粉っぽさがなくなるまでさらに混ぜる。
  • 直径20cmのフライパンにサラダ油をペーパータオルで薄く塗り、砂糖を全体にふり入れる。パイナップルを重ならないように並べ、1の生地を流し入れる。ふたをして中火にかけて1分焼き、とろ火に(コンロの炎がようやく見えるくらいの、ごく弱火の状態。火が消えないように注意)して焦がさないよう様子をみながら20~25分焼く。
  • 中心に竹串を刺してみて、生っぽい生地がついてこなければ焼き上がり(生っぽい場合は、1分ずつ様子をみながらさらに焼く)。フライパンの直径より少し大きめの皿を裏返してかぶせ、手でしっかりと押さえながらフライパンごとひっくり返して取り出す。トッピング用のパイナップルを中央にのせる。

 

 

www.japan-eat.com

 

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