寒いこの時期になると食べたくなる!大根を使った料理「ふろふき大根」です。ふろふき大根という料理名を聞いたことのある方は多いと思いますが、具体的にどんな料理なのか!
ふろふき大根の名前の由来
ふろふき大根の「ふろふき」は、漢字で書くと「風呂吹き」です。ふろふき大根は、なぜこのような名前がつけられたのか?
蒸し風呂で息を吹きかけるのに似ていた説
昔は風呂といえば、今でいうサウナのような蒸し風呂。
蒸し風呂では、体についた垢(あか)を取りやすくするために、皮膚に息を吹きかけていたといわれています。その様子が、熱い大根に息を吹きかけて冷ましながら食べる姿と似ていたところから「ふろふき」という名がつけられたという説。
漆の乾燥させるために大量の大根を茹でた説
漆職人がある僧侶から「大根を茹でた汁を作業場(風呂)に吹き込むと、漆の乾きが早い」と教えられました。職人がその方法を試してみたところ、効果は抜群。大量の大根を茹でて漆を乾かすのに利用しましたが、茹でた大根が余ってしまったため「ふろふき大根」として近所に配った、という説。
「不老富貴(ふろうふき)」の意味からという説
「ふろふき」は「不老富貴(ふろうふき)」から取られたものだという説もあります。大根は体によく安価な野菜であることから、健康に役立ち(不老)、経済的にも負担が少ない(富貴)大根を使った料理が、ふろふき大根と呼ばれるようになったともいわれています。
大根
冬の大根は、みずみずしくて甘みがあり、煮物向きです。
食物繊維が多く含まれ、生よりも量が食べられます。大根の煮物を食物繊維の補給源として注目したいものです。
ふろふき大根は、コレステロールや太りすぎが気になる人におすすめの料理。
我が家では大根半分ぐらい使ってしまいます。
ついつい美味しいので、タレを変えて楽しんでしまいます。
お酒は日本酒熱燗が美味しい!笑