ここ最近お世話になっている『コエンザイムQ10』。
少し気になったので記事にしてみました。
- コエンザイムQ10とはどのような物質?
- コエンザイムQ10(Coq10)とは!
- 「コエンザイム」は酵素を助ける補酵素の1つ
- コエンザイムQ10は加齢とともに減少する
- 健康を維持するのに大きな役割
- コエンザイムQ10は食事でも摂取できる
- コエンザイムQ10を含む食品
- 食事からコエンザイムQ10を効率的に摂取
- 生きていくエネルギーを作る
- うっ血性心不全の治療薬に
コエンザイムQ10は、加齢によって減少するため、効率良く補給することが望ましいとされています。
コエンザイムQ10とはどのような物質?
コエンザイムQ10は、体内のエネルギー生産に関与しており、生命活動を維持するために重要な物質です。体内に存在するほとんどの細胞に含まれていますが、おもに心臓・膵臓・肝臓・腎臓・副腎に多く含まれています。
ユビキノンやユビデカレノンとも呼ばれており、ユビデカレノンは、医薬品として扱われる際の名前です。
またコエンザイムQ10は、おもに肉類や魚介類などの食品に含有する脂溶性のビタミン様物質です。ビタミン様物質とは、厳密にはビタミンの定義に当てはまらない物質を指します。
コエンザイムQ10は、食事から摂取できるだけではなく、体内での合成も可能です。
コエンザイムQ10(Coq10)とは!
生命活動をする為のエネルギー産生に欠かせない補酵素のひとつ。英語でコエンザイム(coenzyme)とは日本語では補酵素という意味なのでそのままの意味合いをさします。
肉類や魚介類、野菜にも自然に含まれている成分です。もちろん、私たち人間の体内でも作られています。別名を「ユビキノン」いいます。
「コエンザイム」は酵素を助ける補酵素の1つ
ビタミンB群(チアミン、リボフラビン、ピリドキシン)やナイアシンなどが補酵素として有名ですがコエンザイムQ10は、これらのビタミン類と同じ働きをするということから、「ビタミンQ」と呼ばれていた時もありました。
しかし、私たちの体内で作り出すことができるものはビタミンとは呼ばない為、今では「ビタミン様物質」と分類されています。簡単に言うと、ビタミンに似た働きをする物質ということです。
化学構造を見ると分かるのですが側鎖「イソプレン(C5H8)」を10単位持っているので、「コエンザイムQ10」と名付けられました。
コエンザイムQ10は加齢とともに減少する
コエンザイムQ10は、ストレス・病気・薬剤などによっても減少しますが、おもな原因は加齢にともなうコエンザイムQ10の生産力低下です。
健康を維持するのに大きな役割
ただし!
年齢を重ねるとともに、体内のコエンザイムQ10の量が徐々に減っていくということも分かっています。 体内のコエンザイムQ10の量を年齢別に計測した資料を見ると・・・ 20歳のときの量を100%とすると、80歳のときには、肺は65%に、心臓は43%にまで減ってしまうそうです。すごい!
コエンザイムQ10は食事でも摂取できる
血液中に含まれるコエンザイムQ10の半分以上は、体内で合成されたものといわれています。このように、コエンザイムQ10は体内で合成できる他、普段の食事から摂取することも可能なようです!知ってて損はしないですね。
コエンザイムQ10を含む食品
例えば!
イワシ100gには約6mg含まれていますが、チーズ100gでは1mg未満です。
またコエンザイムQ10を体内で効率良く合成するためには、タウリン・ビタミンC・B2・葉酸などが必要です。特定の食品だけを食べるのではなく、バランスの良い食事が大切になります。
コエンザイムQ10の一日の摂取量について食品におけるコエンザイムQ10の推奨摂取量や上限量は、特に定められていません。
一方で、医薬品としてのコエンザイムQ10は一日の摂取上限量を30mgと設定しているため、厚生労働省は食品においても30mgを超えないように通知してました。
食事からコエンザイムQ10を効率的に摂取
生産能力の低下や、食べ盛りの頃と比べて食事の量が減っていくことから、コエンザイムQ10は加齢にともなって減少傾向にあります。そのため、いかにして補給するのかという点が重要なポイントです。
コエンザイムQ10の摂取方法はさまざまありますが、まずは食事からの摂取を心がけてみましょう。特にイワシやサバなどの青魚、牛肉や豚肉など動物性食品では、含有率が高い傾向にあります。
生きていくエネルギーを作る
ATPというのは、呼吸をしたり、心臓を動かしたり、体全体を動かすためのすべての原動力となる大切な物質です。私たちが生きていくために必要なエネルギーはすべてATPによって生み出されているといっても良いでしょう。
そのATPを作り出すのにとても重要な役割を果たしているのが、コエンザイムQ10なのです。
うっ血性心不全の治療薬に
我が家も年齢が年齢なので、お互い気をつけながらサプリメントで補ってます。
意外と次の日、楽なんですよね!笑