紅茶にはダージリンやアッサム、アールグレイなど、いろいろな種類がありますよね。いくつかの種類は知っていても、それぞれにどんな特徴があるのか詳細までは知らない人も多いのではないでしょうか。
- ダージリン
- ウバ
- キーマン
- 濃い味わいのアッサム
- スリランカ紅茶の総称セイロン
- ジャワ
- ブレンドティーとフレーバーティーの違いは?
- 飲みやすく飽きない「ロイヤルブレンド」
- イギリスの朝食用にブレンド「イングリッシュブレックファースト」
- お菓子と楽しみたい「アフタヌーンティー」
- アイスにぴったりのアールグレイも実はフレーバーティーの1つ
- 渋味が少なくて飲みやすいアップルティー
- 寒い日や体を温めたい時に嬉しいジンジャーティー
世界三大銘茶
ダージリン
世界三大銘茶の1つであるダージリン。
インド北東部の高地、ダージリン地方で収穫されます。フルーティーな香りが特徴で、「紅茶のシャンパン」とも呼ばれています。
3月から11月の間に4回摘み取られますが、雨季の時期のモンスーンフラッシュは品質が高くないため単体で流通することがほとんどなく、私たちが目にするのは乾季に収穫されるファースフラッシュ、セカンドフラッシュ、オータムナムになります。
3月から11月の間に4回摘み取られますが、雨季の時期のモンスーンフラッシュは品質が高くないため単体で流通することがほとんどなく、私たちが目にするのは乾季に収穫されるファースフラッシュ、セカンドフラッシュ、オータムナムになります。
春に収穫されるファーストフラッシュは、その名の通りその年の最初に収穫される茶葉です。お茶を入れると、その色は黄金色で、果実の様な豊かな香りと爽やかな風味が特徴で、ストレートで楽しむのがおすすめ。
最もクオリティの高い茶葉が育つと言われる夏に収穫されるセカンドフラッシュは、マスカットを思わせる様な甘みが特徴とされています。
10~11月の秋に収穫されるオータムナムは、セカンドフラッシュよりも更に色も濃くなり、味もしっかりしてくるので、ミルクティーで楽しむのがおすすめ。
最もクオリティの高い茶葉が育つと言われる夏に収穫されるセカンドフラッシュは、マスカットを思わせる様な甘みが特徴とされています。
10~11月の秋に収穫されるオータムナムは、セカンドフラッシュよりも更に色も濃くなり、味もしっかりしてくるので、ミルクティーで楽しむのがおすすめ。
ウバ
スリランカのセイロン島南東部に位置するウバ地方で栽培さえれる「ウバ」。
スリランカ産の紅茶セイロンティーの中でも、最も高い地域で栽培されるハイグロウンティーに区分されます。ウバ・フレイバーと呼ばれるメントール系の爽やかな香りと、程よい渋みが特徴です。
スリランカ産の紅茶セイロンティーの中でも、最も高い地域で栽培されるハイグロウンティーに区分されます。ウバ・フレイバーと呼ばれるメントール系の爽やかな香りと、程よい渋みが特徴です。
キーマン
中国安徽省(あんきしょう)祁門で栽培される茶葉で、収穫時期が5月~9月と短く8月頃がクオリティーシーズン(旬)と言われています。
甘い香りと味が特徴で、エリザベス女王も愛したキーマン。中国独自のグレードで8段階に分けられ、最高級の物は市場にはあまり出回らないと言われています。
グレードが高い茶葉はストレートで、少しスモーキーな味わいの物はミルクティーがおすすめ。渋みが少ないので、アイスティーで楽しむものいいです。
甘い香りと味が特徴で、エリザベス女王も愛したキーマン。中国独自のグレードで8段階に分けられ、最高級の物は市場にはあまり出回らないと言われています。
グレードが高い茶葉はストレートで、少しスモーキーな味わいの物はミルクティーがおすすめ。渋みが少ないので、アイスティーで楽しむものいいです。
濃い味わいのアッサム
世界最大の紅茶の産地であるインドのアッサム地方で作られるのがアッサムの茶葉。
甘味があってコクや香りが強いのが特徴で、濃い味わいのため、ミルクティーに向いています。ミルクならアイスもホットもおいしく飲めるので、一年を通して楽しみやすい品種です。
甘味があってコクや香りが強いのが特徴で、濃い味わいのため、ミルクティーに向いています。ミルクならアイスもホットもおいしく飲めるので、一年を通して楽しみやすい品種です。
スリランカ紅茶の総称セイロン
セイロンティーはスリランカで作られた茶葉の総称のこと。
ウバやディンブラ、キャンディなどはスリランカの各産地の茶葉であり、どれもセイロンティーなんです。ディンブラは日本でもメジャーな茶葉で、ティーバッグやペットボトル飲料に使われることも多いのだとか。ウバは爽やかな香りでミルクティーによく合います。
ウバやディンブラ、キャンディなどはスリランカの各産地の茶葉であり、どれもセイロンティーなんです。ディンブラは日本でもメジャーな茶葉で、ティーバッグやペットボトル飲料に使われることも多いのだとか。ウバは爽やかな香りでミルクティーによく合います。
ジャワ
インドネシアのジャワ島で作られるジャワティー。
日本でも少し前にブームになったことから、「ジャワティー」という名前をご存じの方も多いのではないでしょうか。すっきとした味わいが魅力で、脂っこいお食事の時にもおすすめ。くせがないので、普段はあまり紅茶は飲まないという方にも楽しんで頂ける紅茶です。
日本でも少し前にブームになったことから、「ジャワティー」という名前をご存じの方も多いのではないでしょうか。すっきとした味わいが魅力で、脂っこいお食事の時にもおすすめ。くせがないので、普段はあまり紅茶は飲まないという方にも楽しんで頂ける紅茶です。
ブレンドティーとフレーバーティーの違いは?
異なる種類の茶葉をブレンドして作られるブレンドティーに対して、茶葉にお花やフルーツの皮などで香りが加えられたものがフレーバーティーです。
ティーという名前から紅茶を想像しますが、フレーバーティーに使われる茶葉は、紅茶だけでななく緑茶などのケースもあるので、紅茶がベースのフレーバーティーを楽しみたい方は選ぶ時に注意しましょう。
ティーという名前から紅茶を想像しますが、フレーバーティーに使われる茶葉は、紅茶だけでななく緑茶などのケースもあるので、紅茶がベースのフレーバーティーを楽しみたい方は選ぶ時に注意しましょう。
飲みやすく飽きない「ロイヤルブレンド」
アッサムとセイロンをブレンドしたロイヤルブレンドは、しっかりとした味わいなのにクセが少なく、デイリーに飲みたい方におすすめです。
ミルクティーで楽しみたい方は、少し時間をかけてしっかり抽出しましょう。
ミルクティーで楽しみたい方は、少し時間をかけてしっかり抽出しましょう。
イギリスの朝食用にブレンド「イングリッシュブレックファースト」
イギリスでは朝食時に紅茶を飲むことが多く、特にミルクティーにする人が多いのだそう。イングリッシュブレックファーストはそんな英国風朝食に合うようにブレンドされたミルクティー向けの紅茶です。
メーカーによってブレンドしている茶葉は異なりますが、しっかりとした味わいのものが多いです。
メーカーによってブレンドしている茶葉は異なりますが、しっかりとした味わいのものが多いです。
お菓子と楽しみたい「アフタヌーンティー」
ダージリン×アッサム、または、ダージリン×セイロンでブレンドされるアフタヌーンティー。香りが良く、ストレートでもミルクティーでも楽しめます。
お菓子との相性が良いので、ケーキやクッキーなどと一緒に楽しむのもおすすめ。午後のリフレッシュしたいタイミングにピッタリのブレンドティーです。
お菓子との相性が良いので、ケーキやクッキーなどと一緒に楽しむのもおすすめ。午後のリフレッシュしたいタイミングにピッタリのブレンドティーです。
アイスにぴったりのアールグレイも実はフレーバーティーの1つ
定番の紅茶として親しまれているアールグレイ。
実は茶葉そのもの名称ではなく、ベルガモットの香りをつけたフレーバーティーのことなんです。爽やかな香りで、アイスティーにするのがおすすめ。ベルガモットの柑橘系の香りは、レモンとも相性がいいです。
実は茶葉そのもの名称ではなく、ベルガモットの香りをつけたフレーバーティーのことなんです。爽やかな香りで、アイスティーにするのがおすすめ。ベルガモットの柑橘系の香りは、レモンとも相性がいいです。
渋味が少なくて飲みやすいアップルティー
フレーバーティーの中でも人気のあるのがアップルティー。
味のイメージが付きやすくアールグレイよりも渋味が少ないので飲みやすいです。ストレートで飲みたい時にもぴったり。
味のイメージが付きやすくアールグレイよりも渋味が少ないので飲みやすいです。ストレートで飲みたい時にもぴったり。
寒い日や体を温めたい時に嬉しいジンジャーティー
その名の通り、紅茶にジンジャーがプラスされた、寒い日や体を温めたい時に飲みたいジンジャーティー。ちょっと風邪気味で...なんて日にも活躍してくれそうですね。ミルクティーにすると少しマイルドになるので、ジンジャーの刺激が苦手な方にはミルクティーがおすすめ。ストレートに少しお砂糖を入れてもとっても美味しいです。