Web Analytics Made Easy - Statcounter
View My Stats

japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

いつ食べても美味しい『うなぎ』丑の日!

この時期になると、デパートやスーパーで美味しそうな鰻を目にする機会も増えてきますよね。

「そもそも、土用の丑の日って何の日?」
「土用の丑の日は年に何回もあるの?」
「どうして鰻(うなぎ)を食べるの?」

 

「土用の丑の日」の意味・由来とは?

7月30日は「土用丑の日」です。土用は「土旺用事(どおうようじ)」の略で、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前18日間。このうち、夏の土用の丑の日には、ウナギを食べる風習が古くから続いています。

「土用の丑の日」にウナギを食べる考え方は江戸時代に平賀源内が発案したという説が有力です。現代でも「土用の丑の日」には、ウナギのかば焼きやうな重を販売する企業が数多く見られます。

また、「土用の丑の日」は立冬や立夏といった時期で左右するため、年によって前後する場合も。広報PR活動に取り入れる場合は、各年のカレンダーを確認しながら企画するとよいでしょう。

 

「土用」とは?

「土用」とは、日本の暦で季節が変わる目安となる日を指す「雑節(ざっせつ)」の一つで、立春・立夏・立秋・立冬の前のおよそ18日間を指す。そのため1年に4回の土用があるのだが、今日では「土用」といえば、立秋前の「夏の土用」を思い浮かべる人が多い。
「土用」は「土旺用事」の略語で、「土が旺盛にはたらく」というような意味を持つ。五行説では春に「水」、夏に「火」、秋に「金」、冬に「水」を当てたが、「土」に当たる季節がないことから、季節が変わる前の期間を「土」に当てたといわれている。

 

「丑の日」とは?

「丑の日」とは、十二支の「丑」にあたる日。昔は、子・丑・寅……と日にちを十二支で捉えていた。そして土用の期間中の丑の日を「土用の丑の日」と呼ぶ。
十二支で12日周期のため、18日間の土用の間に丑の日が2回巡ってくることもある。その場合、2回目の丑の日が「二の丑」となる。 
では2023年の「土用の丑の日」を見てみよう。今年は冬土用と秋土用に、「二の丑」がある!

冬の土用の丑の日 1月19日(木)と1月31日(火)
春の土用の丑の日 4月25日(火)
夏の土用の丑の日 7月30日(日)
秋の土用の丑の日 10月22日(日)と11月3日(金・祝)

 

「土用の丑の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「土用の丑の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「土用の丑の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「土用の丑の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

 

「土用の丑の日」を元に発信をする流れ

「土用の丑の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「土用の丑の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「土用の丑の日」をかけ合わせ、発信内容を検討するSTEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

 

土用の丑の日の風習について

日本では昔から、季節の変わり目(土用)の体調を崩しやすい時に、丑の日にちなんで「う」が付く食べ物を食べていました。
特に夏バテしやすい夏土用の期間には、精が付くうなぎ、疲労回復効果のある梅干しや瓜、うどんなどが一般的です。

土用の丑の日

うなぎを食べるようになったのは江戸時代から!
もともと、うなぎの旬は秋〜冬の時期だったため、夏には売れない食材でした。困ったうなぎ屋が蘭学者の平賀源内に相談したところ、平賀氏は店先に看板を出すことを提案。
結果、店は大繁盛し、その後うなぎ屋の間で評判が広まり、土用の丑の日にうなぎを売ることが当たり前になっていったのです。
うなぎの売上を上げるためにうなぎ屋が宣伝したことで、今日に至るまで「土用の丑の日にうなぎを食べる」という風習が残っているというわけなのです。

土用の丑の日にはやっぱり「うなぎ」!

土用の丑の日といえは、やっぱり「うなぎ」ですね。こちらは、楽天市場で9年連続グルメ大賞を受賞している、豪華国産うなぎセット。
特大うなぎの長焼きに蒲焼き、そして、ひつまぶしまで。
いろいろな食べ方を楽しめるうなぎの蒲焼3種類が入っているので、
お一人ではもちろん、ご家族やご夫婦で心ゆくまでうなぎをお楽しみいただけます。

 

なぜうなぎを食べるのか?

夏バテ防止説

うなぎにはビタミンA群とB群が豊富に含まれ、疲労回復効果や食欲増進効果があるため、夏を乗り切るために食べられるようになったという。つまり「夏バテ防止」の食べ物というわけ。『万葉集』には大伴家持が詠んだ「石麻呂に われ物申す 夏痩に良しといふ物そ 鰻取り食せ」が収められている。1200年以上前の奈良時代には、すでに夏バテにうなぎが効くといわれていたようだ。

平賀源内説、春木屋善兵衛説

さらに江戸時代には「土用の丑の日」にうなぎを食べることが一般的になっていたようだ。とはいえ当時は天然物のうなぎが多く、旬が冬だったため、夏にはうなぎが売れなかった。

 そんなうなぎ屋の店先に、平賀源内が「本日土用丑の日」と看板をかかげ、繁盛させたという説もある。

さらには文政年間(1818~1830年頃)に、神田和泉橋通りのうなぎ屋「春木屋善兵衛」が、大量の蒲焼きの注文を受け、子、丑、寅と3日続けて蒲焼きを作ったのだが、丑の日に焼いたうなぎだけが悪くなっていなかったことから、丑の日にうなぎを食べる風習が生まれたという説がある

 

蒲焼き、東西の違い

うなぎの蒲焼きの調理法も地域によって違いがある。まず、関東と関西での大きな違いは、蒸すか蒸さないか。
関東では蒸して柔らかくしてから、竹串でたれにつけて焼く。頭は先に落とす。関西では、金串で刺し、蒸さずにカリッとジューシーに焼く。頭をつけたまま、最後に落とす。
そして、うなぎの開き方も大きく異なる。
武士が多かった関東では、「切腹」を連想させるため背開きが主流。関西では「腹をわって話す」ことをよしとしたため、腹開きが多いという。
なお、うなぎの調理法の東西の境目は、静岡と愛知の県境や、浜松周辺で混在するといわれている。ぜひ食べ比べてみてほしい。

 

うなぎ以外の行事食

旬を迎える土用しじみ

しじみの旬は冬と夏。さらに夏のしじみは、産卵前のため栄養価が高く、土用の日に食べるとよいとされてきた。「土用しじみは腹薬」とも呼ばれ、オルニチンなど肝機能を高めるとされる栄養素が豊富に含まれている。
しじみはうなぎよりもお手頃なので、大人数の家族にもおすすめだ。みんなで夏バテ予防に美味しくいただこう!
また土用の丑の日は、「土」と「丑」から連想する「黒色」のものを、また丑の方角の守護聖獣である「玄武」を象徴する黒いものを食べるとよいとされている。その風習が「土用しじみ」の元になっているともいわれる。
黒い食べものとして、黒豆、黒ゴマのほか、ゴボウ、ナスなどの野菜。ドジョウ、鱧、鯉、鮒、黒鯛、サザエなども好まれていた。

精をつける土用卵

土用の期間に、産み落とされた卵のことを「土用卵」と呼ぶ。
必須アミノ酸がバランスよく含まれ、良質なタンパク質が豊富な卵は、さまざまな料理にもアレンジしやすく、夏にぴったりの食材。うなぎを巻いた卵焼き「う巻き」もおすすめ。

無病息災を願う土用餅

土用につくお餅を「土用餅」という。餅は力がつくとされ、小豆は厄よけの効果があるといわれる。そのため、餅をあんこでくるんだ「あんころ餅」や、小豆入りのお餅を食べて無病息災を願った。
小豆には、ビタミンB1が含まれ、余分な熱や水分を取り除く効果もあるという。夏土用が近づくと和菓子店で土用餅が販売されることも。

 

スポンサーリンク