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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

できるスタッフがグングン育つ!3ステップ『簡易版』

アルバイトが一気に入れ替わる時期は、お店にとっては頭の痛い。だが発想を転換すれば新たにできるスタッフを育て、店舗力を高める絶好のチャンスとも言える。信頼し得る戦力になってもらうには、何が必要なのか?

 

アルバイトが一気に入れ替わる時期は、お店にとっては頭の痛い季節。ですが発想を転換すれば、新たにできるスタッフを育て、店舗力を高める絶好のチャンスとも言えるかもしれません。アルバイトスタッフに責任感を持たせ、信頼し得る戦力になってもらうには、何が必要なのか?

【STEP1】店側の準備を整える

~迎え入れる店側の理想的体制とは?~

①全員がウェルカムの姿勢

新人の能力を引き出すには初日の印象が何より大切!

新人アルバイトさんを「仕事のできるスタッフ」に育てられるかどうか。その成否は初日にかかっています。大切なのは、お店側の受け入れ体制をしっかり整えておくこと。初めて職場に出勤する日は、誰でも緊張するものです。そこですかさず、「私たちは新しい仲間を歓迎しています!」というウェルカムのメッセージを発信する。

②意味あるハウスルールを作る

最も基本的な「約束事」を新人・ベテランの間で共有

学校や職場ではそれぞれ校則、社則が定められているように、本来は飲食店も従業員が働く上で最低限守るべき指針を作っておくべきです。

■必ず入れるべき要素は■
(1)経営理念に関わる「この店で働く目的」
(2)職場における「具体的な心がけ」
(3)お客様の前での「身だしなみ」
(4)業務上の禁止事項


の4つ。

それぞれについて10項目前後にまとめるのがコツです。ベテランから新人アルバイトまで、本当に大切な考え方を店全体で共有できるのが、ハウスルールの大きな利点。

③定期的なオリエンテーションを実施

時間と手間を惜しまないで最初に向き合うことが重要

スタッフをうまく育てられない店舗の共通点。その1つに、言葉は悪いですが、アルバイトさんを「消耗品」と見なしていることが挙げられます。
よく見られるのが、出勤初日から何の説明もなく、すぐに仕事を振ってしまうというパターン。「わからないところは遠慮なく聞いてね」が決まり文句ですが、初出勤の人からすれば「何がわからないのかすら、わからない」というのが正直な気持ちでしょう。その状態で怒られると、お店側とのマインドギャップがどんどん広がり、文字どおり悪循環です。

【STEP2】やる気を引き出す

~モチベーションを上げるための教育法とは?~

①逃さずほめる

小さな達成を見つけたらすかさずほめて伸ばそう

お店のコンセプトや、基本的な仕事の流れを理解してもらった段階で、さらにやる気を引き出すにはどうすればよいのか。シンプルですが効果的なのは、やはりタイミングを逃さず、ほめてあげることです。内容は些細なことで構わない。自分の仕事を評価されて嬉しくない人はいません。例えば、笑顔で接客できている新人には、「うちはお客様が気持ちよく過ごしていただくことを一番大事にしているんだ。ありがとう」と声をかけてあげる。その人は1日目から成功体験が得られて、「もっと頑張ろう」という気持ちになるはずです。

②明確で適切な評価制度

誰の目にもはっきり見えるステップアップ制度を作る

ほめるのと同時に、忘れてはいけない要素があります。それは目に見える形で成果を実感できる評価制度を作っておくことです。直接的なコミュニケーションはもちろん重要ですが、店長やチーフが新人スタッフの仕事を全部フォローすることは不可能。また、社員によってほめるポイントが違うと、かえって不満を抱くアルバイトも出てきます。そのためにも、「このお店ではこういう仕事ぶりを評価する」という誰にでもわかる基準を用意しておくことが大切です。

③定期的なミーティング・ロールプレイング

スタッフの問題点をいち早く発見、繰り返し練習でスキルを高める

お店を繁盛させる秘訣の1つに、毎日ミーティングの時間を設けることがあります。朝礼・終礼など、やり方は何でも構いません。店が抱えている課題や目標などをスタッフ全員で共有し、そのために自分が何をすべきかを考える場を設けることが大切なのです。
私の経験から見ても、ミーティングを定期的に行なうとスタッフの間に前向きな雰囲気が生まれ、お店にも自然と活気が出てきます。特に新人アルバイトの場合、チームへの参加意識を高められるうえに、先輩から足りないスキルをいち早く指摘してもらえる利点もあります。ランチ後のアイドルタイムや開店直前を使って、あらかじめ伝えるべき要点をコンパクトにまとめておけば、時間もさほどかかりません。

【STEP3】チーム戦略を練る

~個人の力を最大限に生かす組織とは?~

①個人の力量を把握する

各自の能力がわかってこそ適材適所のチームが作れる

アルバイトも含めたチーム作りというのは、ある意味、サッカーに似ています。経験豊富なベテラン選手もいれば、入団直後の新人選手もいる。全員が超一流のスキルを持っているとは限りませんが、適材適所のフォーメーションを組めれば、大きなパワーを発揮できます。
そのとき、監督に当たる店長に求められるのは、何より個々の選手(スタッフ)の力量を正確に把握することです。

②完全担当制

ポジションを明確化すれば各自のスキルと意識も向上

もう少し、サッカーの例えを続けます。強いチームの絶対条件は、各ポジションの選手が高いプロ意識を保ちつつ、自分の役割を果たすこと。任されたポジションを意味なく離れたり、戦術と異なる動きを繰り返すことはありえません。
③店舗主導のシフト編成

最高のサービスを維持するためにもシフトは店主導で

有能なスタッフを早く育てるためには、実はシフト編成も重要なファクターです。前述したように、個人の能力というのは、店にとってベストなフォーメーションのもとで最大限に引き出されるもの。そのためにも、適材適所のポジショニングを常にキープする必要があります。

 

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