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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。個人店の現状整理・壁打ち相談 この相談は、 売上を伸ばす方法を教えるものではありません。 集客やSNS、広告の話もしません。 閉店・縮小・継続で迷っている個人店が、 感情ではなく、 数字・状況・体力を整理するための時間です。 一般論ではなく、 「あなたの店の場合」を一緒に言語化します。 ⸻ 対象 ・個人で飲食店を続けている方 ・一人、または少人数で経営している方 ・続けるかどうかを真剣に考え始めている方 ※営業目的・情報収集のみの相談はお受

管理数字ばかり見る店が、必ずハマる落とし穴

売上が伸び悩んでいる店ほど、実は数字をよく見ています。

  • 原価率
  • 人件費率
  • 利益
  • 売上前年差

これらを、毎日のようにチェックしている。

それでも、売上は上がらない。

なぜか。

それは、「管理数字しか見ていない」からです。

 

落とし穴① 「守れている=うまくいっている」と勘違いする

原価率30%
人件費率25%
利益もギリギリ残っている

この状態になると、多くの店長はこう思います。

「数字は悪くない」

しかし、それは“壊れていない”だけです。

  • 客数は減っている
  • 常連の来店頻度が落ちている
  • 若い客が入っていない

こうした変化は、管理数字には表れにくい。

気づいたときには、回復が難しい状態になっています。

 

落とし穴② 問題が起きるたびに「削る」判断になる

管理数字は、異常が出ると赤くなります。

すると、反射的に出る答えが、

  • 仕入れを減らす
  • 人を減らす
  • メニューを削る

という、削減一択の判断。

短期的には、数字は良くなりますが、

  • サービスが下がる
  • 提案が減る
  • 空気が悪くなる

結果、売上を作る力が弱っていきます。

 

 

落とし穴③ スタッフが「数字を敵」だと思い始める

管理数字中心の店では、

  • 「原価が高い」
  • 「人件費がオーバー」
  • 「無駄が多い」

といった言葉が現場に飛び交います。

するとスタッフは、

  • ミスを恐れる
  • 動かなくなる
  • 提案しなくなる

数字は、現場を縛る道具になってしまいます。

本来、数字は味方のはずなのに。

 

落とし穴④ 「やってはいけないこと」ばかり増える

管理数字で運営すると、

  • これ以上盛るな
  • 勝手におすすめするな
  • 余計なことはするな

という
禁止事項が増えます。

結果、

  • 接客がマニュアル化
  • 個性が消える
  • お店の魅力が薄れる

お客さんから見ると、「悪くないけど、また来たい理由がない」店になっていきます。

 

落とし穴⑤ 売上が落ちると「誰かのせい」にする

管理数字は“結果”しか教えてくれません。

そのため、

  • 忙しい時間に人が足りない
  • メニューが選ばれていない
  • 提案の仕組みがない

といった
構造の問題ではなく、

  • スタッフの意識
  • 客層の質
  • 天気
  • 立地

に原因を求めがちになります。

責任の矢印が外に向くと、改善は止まります。

 

落とし穴⑥ 「数字を見ているのに不安が消えない」

意外ですが、管理数字中心の店長ほど、不安が強いです。

なぜなら、

  • 悪くなったらどうしよう
  • また削らないといけない
  • 次の一手が見えない

から。

数字は見ているのに、未来が見えない。

これが、一番つらい状態です。

 

 

管理数字は「異常検知」、売上数字は「成長設計」

ここで大切なのは、管理数字を否定することではありません。

管理数字は、

  • 壊れそうか
  • 危険水域か

を教えてくれるアラームです。

しかし、アラームを眺めていても、成長はしません。

必要なのは、

  • 客数をどう増やすか
  • 単価をどう上げるか
  • 行動をどう変えるか

という設計図です。

 

 

コンサルタントとして強く感じること

管理数字ばかり見る店ほど、真面目で、努力家です。

だからこそ、「ちゃんとやっているのに、なぜ?」と苦しくなります。

答えはひとつ。

守りの数字だけでは、売上は作れない。

数字は
“守る”ために半分、
“攻める”ために半分使う。

この視点に変わった瞬間、店は静かに、でも確実に変わり始めます。

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