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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

美容に!健康に!アボカド!

栄養価が非常に高く、口当たりがねっとりしていることから“森のバター”と言われています。甘みや酸味がないのでそのまま食べるのではなく、醤油につけたりサラダにしたりすると良いでしょう。栄養価の高さは、ギネスブックに「世界一栄養価の高い果実」として登録されているほどです。

 

アボカドの歴史

歴史としては、7000年前頃から食べられていて、16世紀にアメリカ大陸に渡ってきたとされています。日本にはおよそ100年前に入ってきたそう。

 

アボカドの和名

アボカドには英名で「alligator pear」という別名があります。
これがきっかけで、和名で「鰐梨」と表記されます。

 

インカ帝国の王様も食べていた?

アボカドは熱帯コロンビア・エクアドル・メキシコ南部に野生していたものでアステカ族により栽培されていました。その後16世紀に入ると、アメリカへ伝わったのです。

また、13世紀末のインカ王の墓から、多くの歴史的発見とともに、アボカドの種も発見されました。何百年も前のインカ帝国の時代から、アボカドは大切な食料として栽培されていたようです。

 

品種

世界中に700種類以上の品種があり、大きく3系統に分かれます。

メキシコ系

メキシコ原産の早生系で、最も耐寒性がある品種。葉にウイキョウの香りがあるのが特徴です。

西インド系

中央・南アメリカ原産で、寒さには弱い品種。果実が大きく、脂肪量が少なく、味はあっさりしています。

グアテマラ系

中央アメリカ原産で、メキシコ系と西インド系の中間的存在。3系統の中で最も果実が大きく、果皮が厚いという特徴があります。
現在、日本に出回っている品種の大部分は、グアテマラ系の「ハス種」という早熟性の品種です。

 

ハス(HASS)種

品種

色が黒に近い黒褐色となり、軽く手で握った時に軟らかく感じるようになったら食べ頃です。中に大きな種があるので、果実を縦に真っ二つになるように切れ目を入れ、両側を持って反対方向にひねって半分に分けます。種はナイフを入れて、ねじると取れます。スプーンですくって食べるか、皮をむいてスライスし、レモンまたはライムをかけて食べます。また、刺身のようにわさび醤油をつけて食べたり、サンドウィッチに挟んだり、スープにするなどして食べます。

流通の時期

流通時期は1年中です。

旬の時期

5月~7月(オイル含有量がピーク)

 

バターに並ぶ高い栄養価

熟した果肉のなめらかで濃厚な口当たりや豊富な栄養面から、アボカドは「森のバター」と形容され、人々に広く親しまれています。
バターのように栄養価が高いのは、果肉の約20%が脂肪分だから。といっても、そのほとんどは不飽和脂肪酸であるオレイン酸やリノール酸、リノレン酸です。
つまり、ヘルシーな脂肪というワケ。また、各種ビタミン、ミネラルを含み、特に抗酸化作用があるビタミンEが豊富です。 

 

不飽和脂肪酸って?

あぶらの性質を決める脂肪酸には不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸があります。

飽和脂肪酸

バターや牛脂のような、常温で固体のいわゆる「脂」に多く含まれる脂肪酸です。エネルギー源や細胞膜の材料として使われますが、とり過ぎると動脈硬化などの生活習慣病の原因となるので注意が必要です。

不飽和脂肪酸

オリーブオイルやなたね油など、常温で液体の「油」に多く含まれている脂肪酸。

不飽和脂肪酸にはいくつかの種類があり、中でもアボカドに含まれる「オレイン酸」は善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールを減らす働きや、動脈硬化などの生活習慣病を防いでくれる効果があります。

オリーブ油やなたね油も、アボカドと同じ不飽和脂肪酸を含みます。これらは酸化しにくく熱にも強いので、調理に使うのもオススメです。

 

アボカドって野菜?果物?

農林水産省の定義では、畑になるものは「野菜」、木になるものは「果物」とされており、木の実であるアボカドはれっきとした「果物」です。ギネスブックにも、世界一栄養価の高い「果物」として認定されています。

 

アボカドの栄養と効能

血液サラサラ!
アボガドはノンコレステロールの不乾和脂肪酸なので、皮下脂肪にはならず、血液中の悪玉コレステロール値を下げてくれます。またβシステロールという脂質も、含まれ、コレステロールの吸収そのものを抑える効果が確認されています。
整腸作用に効果大

アボガド1個でごぼう1本分相当する食物繊維が、腸の働きを整え、ダイエット美容効果も得られます。
美容効果も抜群

アボガドにはリノール酸、リノレン酸(以前はビタミンFと呼ばれた必須脂肪酸)が含まれ、アボガド半個で1日の所要量を充分摂取、お肌を乾燥から守ってくれるセラミドを作り、お肌をツルツルにします。又、皮膚の健康を維持するビタミンB2、ビタミンB3(ナイアシン)も豊富に含まれています。
動脈硬化・高血圧予防!

動脈硬化症などを予防するオレイン酸を多く含み葉酸は、ホモシステイン(動脈硬化の原因のひとつ)の増加を抑える働きが確認されています。また、豊富に含まれるカリウムは体内から余分なナトリウムを排出するので、高血圧防止にも役立ちます。
アボカド×トマトで美白・美肌に効く!

トマトのリコピンは、脂肪であるアボカドと共に摂取することにより、体内での吸収率がよくなります。リコピンは、生活習慣病の予防だけでなく、美白・美肌にも有効なことが明らかになってきました。
リコピンは、シミやソバカスなどの原因となる、紫外線によって生じるメラニンの生成を促進する活性酸素を消去するとともに、メラニンの生成に必要な酵素チロシナーゼの働きを抑えます。
 

色をチェック

アボカドの色を確認して、熟成の具合を確かめましょう。アボカドは熟成が進むにつれて、皮の色が緑色から黒色に変わっていくため、全体が黒く色づいたら、ちょうど食べ頃です。
すぐに食べたい場合は、全体が黒色のアボカドを選びましょう。2〜3日後に食べ頃を迎えたい場合は、緑色と黒色の中間を選ぶのがおすすめです。
鮮やかな緑色のアボカドは、固すぎて食べられませんが、長期間の保存に適しています。また、注意点としては、あまりにも黒すぎるものは、熟しすぎている場合があるため、腐っていないか確認してから、食べるようにしてください。
 

ヘタをチェック

ヘタをチェックしてグラつき具合を確認しましょう。
適度にヘタがグラつくアボカドは、食べ頃のサインです。アボカドは熟成が進むと水分がぬけて、ヘタの周りが沈んでいき、ヘタと果肉との間に隙間ができます。まったくグラグラしないものは、食べ頃までもう少し時間がかかります。
ヘタが簡単に取れてしまうアボカドは、完全に熟しきっているでしょう。

 

固さをチェック

アボカドの表面にそっと優しく触れて、果肉の固さを確かめてみましょう。
適度なやわらかさがあるアボカドは、食べ頃です。触ってブヨブヨと指が沈んでしまうアボカドは、熟しすぎている可能性があります。
できるだけ長く保存したい場合は、表面にハリのあるアボカドを選びましょう。なお、アボカドに強く触れると傷む原因になるため、固さを確かめるときは、できるだけ優しく触れるようにしましょう。

 

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