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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

パンとの違いは?ヘルシーって本当?「ベーグル」?

アメリカから上陸したベーグルはすでに日本でも浸透しつつあります。しかし、外のものをアレンジするのが得意な日本には、本家にはなかったベーグルの種類もたくさん。今では色々な味のベーグルが通販でも買えるようになりました。見た目からはパンとベーグルの違いが分かりにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。

 

小麦と水をまぜてこねただけのものが起源

パンは今から8000年ほど前の古代メソポタミアで生まれたといわれています。当時のパンは今のような形ではなく、小麦粉を水でこねて焼いただけのものでした。また、その工程に発酵はなく、発酵したパンが生まれたのは偶然だったと考えられています。

今でこそ、パン作りの工程に発酵は欠かせません。発酵がパンの味わいを深くしてくれることも知られています。ところが、それ以前のパン作りでは発酵はスタンダードではなかったようです。

その後パンは古代ギリシャへと伝わり、製パン技術を身に着けた専門の職人が登場するようになりました。量産されるようになったパンは、世界各地へ広まっていったのです。

「オブヴァジャネック」の味は、塩、ゴマ、ケシの実、そしてチーズの4種類。日本では菓子パンのようにいろいろな種類があるのとは対照的です。

また、元祖ベーグルは欧州連合の法律で保護されています。「オブヴァジャネック」を名乗るためにはいくつかの条件があります。ポーランドの特定の地域で作られていること、そして手作りであることが条件です。

 

ベーグル誕生は中世ポーランド

開国して160年あまり。近年、日本では新たなパンの仲間「ベーグル」が浸透しつつあります。ベーグルはニューヨークからやって来たといわれていますが、発祥の地はポーランドです。

中世ポーランドに移り住んだユダヤ人が、ベーグルの原型である「オブヴァジャネック」を作ったといわれています。14世紀の文献には「リング型のパン」の記述があるそうです。

 

当時の日本人はパンの食べ方がわからなかった

日本にパンが伝えられたのは戦国時代のことだといわれていますが、日本人のためにパンが作られるようになったのは鎖国が解かれてからのこと。横浜や神戸などの港町を中心にパン作りが広まっていきました。

ところが、19世紀の日本では、まだまだパン食は一部の人のためのものでした。西洋式のパンは日本人の食生活や嗜好にマッチせず、多くの人はパンを「どうやって食べてよいかわからない」と感じていたのです。

日本人にパン食を広めるきっかけとなったのは銀座・木村屋総本店が開発した「あんぱん」でした。あんぱんは大ブレイク。日本人の間でもパン食が広まるようになったのです。

 

ベーグルの特徴

ベーグルとはパンの種類の1つで、原材料としてバター・牛乳・卵を使用しないのが一般的。
形としてはドーナツの様なリング状の形をしています。
米粉を使用したパンの「もちもち柔らか」といった印象ではなく、「もっちり・どっしり」という感じでパンとしては固めのハード系の分類になります。
ベーグルはただ丸いリング状の形をしたパンというわけではなく、作る過程で焼く前に「茹でる」のが最大の特徴と言えます。
ちなみに、ベーグルを「茹でる」ことをケトリングと言い、この茹でる時間によって出来上がりの食感が変わってきます。

 

パンとベーグルの違いは原材料と作り方に

パンとベーグルの違いはどのようなところにあるのでしょうか。レシピを紐解くと原材料と作り方に違いをみることができます。まず、原材料についてみていきましょう。

パンには、バターなどの油脂や牛乳、卵などを入れるのが一般的。最近人気の高級食パンには、バターや牛乳がたっぷり入っています。油脂や乳製品を入れるメリットは、乾燥に強く、長時間しっとりした生地の質感を保てることです。油脂があると、食べたときの満足感を得やすいこともメリットといえるかもしれません。

一方、一般的なベーグルの原材料は小麦粉(強力粉)、水、砂糖、塩、イーストだけ。油脂が入っていないので、小麦などの素材の味を強く感じられるのが特徴です。ただし、シンプルな材料だけに堅くなりやすいのが難点。素朴な味のため一般的なパンを食べ慣れた人の中には「なにか物足りない」と感じる人もいるようです。また、卵や乳製品、バターを使っていないため、ヘルシーでアレルギーを持つ人でも食べやすいといわれています。

パン作りの工程では発酵が複数回あるのが一般的ですが、ベーグルは2次発酵をさせません。1次発酵が終わると一度ゆでます。ゆでることで生地表面にデンプンの膜を作り、焼いても生地内部の水分を蒸発しにくくすることで、独特のもちもちした食感を作ることができるのです。
では、気になるカロリーについてはどうでしょうか?

 

ベーグルはダイエットに良いの?

ベーグルはよく「ヘルシー」「太りにくい」「ダイエットに良い」といった話しを聞きます。
それはベーグルは他のパンとは違い、主な原材料が小麦と水だけとなっておりバター・牛乳・卵を使用しない事や、生地がハード系のため噛む回数が増え満腹感が得られやすい事などがその理由になっています。


さらに血糖値の上昇速度を示すGI値が低い食品ほど、血糖値の上昇が緩やかでゆっくり吸収されるため太りにくいとされています。そのGI値が食パン91に対しベーグルは75と低く、さらには低コレステロール・低脂肪であるため、ダイエット向きとされています。
パンは国民的食べ物。日本ではお米に次ぐ主食の1つです。その主食のカロリーを抑えられるという事は、ダイエットに於いては重要ですよね。とはいってもベーグルは種類が豊富であり、チョコレートの入ったものや果実を使ったものも等たくさんあります。

 

摂取カロリーの目安について

1日に1800kcalを摂取しなければならない人の場合、朝食で約500kcal、昼食で約800kcal、夕食で約5~600kcal。
1食あたりに取り入れる摂取カロリーを80kcal減らせば、ダイエット効果が期待できると言われています。

一般的な成人の摂取カロリーの目安は、だいたい1800kcal~2200kcal前後です。
しかしこれは目安であって、男女によっても違いますし、年代によっても違います。ベーグルの他に野菜などの食材も一緒に食べ、バランスの良い食事をするようにしましょう。
ベーグルはおいしくてヘルシーで、ローカロリーな、ダイエットにオススメのパンです。腹持ちが良いため、間食を減らすことにも役立ちますよ!
味の種類も豊富で美味しいベーグルなら、楽しくダイエットできるかもしれません。

 

 

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