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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

ラズベリーは色んな意味で美味しいですよ!

ラズベリーはブラックベリー同様、ほとんど無農薬でつくれ、スペースさえあれば楽しめます。とげはブラックベリーほど鋭くはありません。果実は甘みと酸味が調和して、香りがあり、生食向きですが、ジャムなどへの加工にも適します。ラズベリーは、果実の色によって、赤ラズベリー(黄色も含む)、黒ラズベリー、紫ラズベリーの3群に分けられます。赤ラズベリーには二季なり性の品種もあります。

 

ラズベリーの歴史

北アメリカやヨーロッパが原産地で、まっすぐに成長する特徴を持つ約1.5~2mの低木性落葉果樹です。日本にも黒に近い赤い実を付けるラズベリーの一種が自生しており、和名はキイチゴです。フランス語ではフランボワーズといわれています。

ラズベリーは

紀元前1世紀に古代ギリシャ人によって発見されたのが起源という話もあります。ラズベリーが栽培され始めたのは、16~17世紀頃のイギリスです。初の栽培記録は1548年とされ、修道士が滋養強壮のために栽培を始めたことから少しずつヨーロッパに広まったといわれています。

ラズベリーの歴史は古く、ギリシャ神話にも登場します。バラ科のラズベリーには棘がありますが、ゼウスの養母イーデーがゼウスのためにラズベリーを摘む際に指から血を流したことから、ラズベリーの実が赤くなったというギリシャ神話もあるのです。

 

種類(原種、品種、仲間)

サマーフェスティバル

果実は赤色で3〜4g、二季なり性で、初夏なりは6月中旬から7月中旬、秋なりは9月上旬から11月中旬に成熟。

スキーナトップ

果実は赤色の楕円形で4〜8g、二季なり性で、初夏なりは6月中旬から7月中旬、秋なりは9月上旬から11月中旬に成熟。

インディアンサマー

果実は赤。二季なり性。6月中旬から7月中旬に成熟。ファールゴールド果実は黄色の楕円形で4〜5g。一季なり性で、6月下旬から7月中旬に成熟。クサイチゴRubus hirsutus Thunb.ラズベリーに似た赤い実をつけるキイチゴ属の仲間。広く日本に分布しており、野草として知られている。

 

ラズベリーの効果

ラズベリーには、健康に対する 様々な効果が研究されています。

ダイエット効果

ラズベリーの働きの中でも、特に着目されているのが「ラズベリーケトン」と呼ばれる、ラズベリーの香り成分の働きです。ラズベリーケトンは、脂肪分解に効果を持つキイチゴに含まれる成分のひとつです。

この甘酸っぱい香り成分には脂肪分解効果があることが発見されました。ラズベリーケトンには、脂肪細胞に直接作用して脂肪分解を促す効果があります。脂肪の分解は、脂肪分解酵素(ホルモン感受性リパーゼ)が脂肪と結合することで起こります。

ラズベリーケトンには、脂肪分解酵素と脂肪の結合を促進する作用があると報告されています。つまりラズベリーケトンにより合成と分解のバランスが分解優勢となって、ダイエット効果を発揮するのです。

そのため、脂肪分解のサポート成分としてラズベリーは、今、最も注目されています。同様の効果を持つものの中に唐辛子に含まれるカプサイシンがありますが、ラズベリーケトンはカプサイシンの脂肪分解効果の3倍もの効果があるともいわれています。

育毛を促進する効果

知覚神経は、刺激されるとカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)を放出します。知覚神経を刺激することにより、皮膚のインスリン様成長因子-I濃度が増加し、育毛効果を促します。同様の効果をもつ成分がラズベリーケトンです。

ラズベリーケトンには、毛髪を生やしている細胞を増やし、育毛を促進する効果があることが報告されています。

老化を防ぐ効果

エラグ酸は、赤いラズベリーに最も多く含まれていて、細胞の突然変異を抑え、体中の毒素を排除する作用があるため、健康効果があると期待されています。

食べ物から摂取するエラグ酸については、赤いラズベリーのエラグ酸のみが、人体に非常に効率よく吸収されることが確認されています。体の酸化を防ぐ抗酸化力があるので、メラニンの生成防止に効果的に働きかけます。加齢によるしわやたるみなどの老化現象を防ぐ効果、内臓機能を高めてくれる効果などが期待できます。

美白効果

エラグ酸にはメラニン生成に関わる酵素(チロシナーゼ)内の銅イオンの活性化を防ぐ効果があり、この働きによってもシミの原因であるメラニンが生成されることを防ぐといわれています。さらに、美白効果が高いといわれるハイドロキノンと似た効果を持っていると注目されています。

眼精疲労を改善する効果

ラズベリーには抗酸化作用があるポリフェノールの一種アントシアニンが含まれています。アントシアニンは視力を高めたり、眼精疲労を改善させる働きをもつことで知られています。

生活習慣病の予防・改善効果

ラズベリーには高血圧や糖尿病、動脈硬化の予防などへの効果も期待されています。ラズベリーの実には、食物繊維が含まれていることから、コレステロールや糖質、老廃物が腸管から吸収されてしまうことを阻害し、また、これらの排泄を促進させる働きがあるといわれています。 このため、動脈硬化や糖尿病などへの効果があると期待されています。

また、整腸作用があり、腸内に存在する善玉菌の増加を活発化させる働きもあります。また、血糖値が高くなることをコントロールする作用があります。

婦人病を改善する効果

女性の味方として、子宮に関係した諸症状の緩和、安全な分娩、母体の早い回復など、出産準備として、出産の約3ヵ月前からラズベリーの葉をハーブティーにして飲むと良いといわれています。

その他、PMS(月経前症候群)、月経困難、月経過多、つわり、母乳の分泌促進、子宮強壮にも効果が期待されています。

炎症を抑制する効果

口腔内の粘膜の炎症やトラブルにラズベリーの葉のハーブティーでうがいをすると、症状が緩和されるといわれています。歯石を取り除くのにも効果があるとされています。

 

こんな方におすすめ

○肥満を予防したい方
○目の疲れが気になる方
○美肌を目指したい方
○生活習慣病を予防したい方

 

ドライラズベリーの選び方

ドライラズベリーは販売している所が非常に少ないですので、なかなか比較するは難しいと思います。
一番みるべき所は原材料です。

ドライラズベリーは他のベリー系ドライフルーツと同様にインフューズという加工工程がはいりますが、その際に砂糖だけでなく、フレーバーや着色料など色々な添加物を加える所が大半です。
ですので、原材料がラズベリーと砂糖 そして、完成後のドライラズベリー同士がくっつかないように、若干のオイルコーティングだけ というのが最上クラスのドライラズベリーです。

小島屋のドライラズベリーは、ラズベリー・砂糖・サンフラワーオイルのみです。

ラズベリーはブルーベリーやクランベリー、カシスなどよりも酸味がありますので、さっぱり系ベリーが食べたいという方にお薦めですよ。

 

ラズベリーの栄養は冷凍しても失われない?

さまざまな栄養成分を含んでいるラズベリーですが、生の果実ではなく冷凍された商品を見かけることもありますよね。そのため、冷凍されたラズベリーで得られる栄養素がどうなっているのか気になる人も多いでしょう。

その答えは、海外の研究により明らかになっています。

生の果実より栄養価が高い可能性がある

イギリスのレザーヘッド食品研究所とチェスター大学が共同で行った研究結果によると、野菜や果物は生のままより冷凍したほうが、栄養価が高くなることが証明されました。

同研究では、冷凍と生の野菜や果物の栄養素の量を5つの成分に分けて、以下のように発表しています。

 

冷凍と生、栄養価の高さの比較【ラズベリーの場合】

  • ビタミンC:同等である

  • ポリフェノール:生

  • ルテイン:冷凍

  • β-カロテン:冷凍

  • アントシアニン:冷凍

ラズベリーの場合、ポリフェノール以外の成分では、冷凍のほうが栄養価は高くなるという結果になりました。生のラズベリーが手に入りにくい地域などにおいては、冷凍のラズベリーを購入するのもおすすめです。

 

ラズベリーの保存方法

ラズベリーは傷みやすいデリケートな果実です。日が経つとカビが生えやすくなるため、できるだけ早めに食べることをおすすめします。ここでは、ラズベリーを少しでも長持ちさせるための保存方法を紹介します。

冷蔵保存

ラズベリーを密閉できる保存袋に入れて、冷蔵庫に保管します。なるべく保存袋に空気が入らないようにしましょう。

ラズベリーは冷蔵でも保存期限は2~3日となります。

冷凍保存

ラズベリーの果実同士がくっつかないように、バットやトレイなどに広げて並べます。その状態で一度冷凍庫に入れて凍らせてください。果実の冷凍が確認できたら、保存袋に入れて冷凍庫に入れ直します。

ラズベリーは冷凍であれば、1か月間程度保存できます。

 

ラズベリーは生と冷凍両方から栄養が摂れる

ラズベリーはさまざまな栄養素を持つ果物です。アントシアニンはポリフェノールの一種で眼精疲労や眼病の予防・改善に効果があるとされています。
また、ラズベリーの香り成分であるラズベリーケトンは脂肪細胞に直接働きかけて分解を促す作用があるため、ダイエット効果が期待できるでしょう。
野菜や果物は生のままだけではなく、冷凍しても栄養素がそのまま残るとされています。特にラズベリーに関しては、冷凍したほうが栄養価が高くなる成分もあるという研究結果も出ているため、冷凍食品からも豊富な栄養素を摂り入れることが可能です。
おいしいラズベリーの選び方や保存方法も参考にして、普段の食生活に取り入れてください

ラズベリーが美肌・アンチエイジングにも優れている理由

ラズベリーの果実には、エラグ酸やアントシアニン、ビタミンC、ビタミンEなどがたくさん含まれています。ビタミンCとビタミンEは、この二つの栄養素を一緒に摂ることで相乗効果が発揮され、美容への作用や効能が高まると言われています。ポリフェノールと同様にビタミンCとEにも強い抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果や病気を予防するとして注目される栄養素です。

ビタミンCや強い抗酸化作用を持つポリフェノールのエラグ酸は、美肌・美白効果に優れていて、シミの原因となるチロシナーゼの働きを抑える効能が期待できます。また、ビタミンCは肌のハリや弾力の維持に必要なコラーゲンの材料にもなる栄養です。
脂溶性のビタミンであるビタミンE
血行を促進し、血流が良くなるので、血色も良くなり若々しい肌に見せてくれると言われています。
他にも
ラズベリーには「ラズベリーケトングルコシド」という今とても注目されている成分も含まれています。 シミの原因を作らせない働きや、美白効果も期待できるそうです。「ラズベリーケトングルコシド」には、シミの原因となる一酸化炭素を除去する働きがあり、紫外線を浴びた後に、ラズベリーケトングルコシドを早めに使用すると、高い美白効果が期待できるのだそう。

いかがでしたか?このように、ラズベリーにはダイエットや美肌、アンチエイジングに優れる栄養が揃っています。美味しいだけでなく、アンチエイジングにもダイエットにも良い健康的な食品です。ラズベリーを食べて健康的にアンチエイジングはいかがですか?
 
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