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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

抗酸化ビタミンACEがそろった トップクラスの栄養価『カボチャ』

日本カボチャ、西洋カボチャ、ぺポカボチャの3種類に分けられ、現在の主流は、ほくほくして甘みの強い西洋カボチャです。
栄養価の高さは、野菜の中でもトップクラスで、特にカロテンが豊富。
カボチャが収穫されるのは夏場ですが、冬至に食べる習慣があるのは、貯蔵がきく野菜だからです。
収穫してすぐよりも追熟させたほうが水分が抜けて味わいがよくなり、栄養価も高くなります。
ひょうたんのような形の「バターナッツ」や、茹でると実がそうめん状になる、そうめんかぼちゃなど、ユニークなカボチャもあります。
今では少なくなった日本カボチャは、各地に伝統野菜として残っており、水分が多く、ねっとりとした食感なのが特徴です。

 

 

カボチャは大きく分けて

日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャの3種類に分類される。日本カボチャの原産地は諸説あるが、中央アメリカとする説が有力。ペルーでは紀元前4000~3000年の出土品から見つかっている。北アメリカを経由して、コロンブスによってヨーロッパに伝来し、世界中に広まった。日本に伝わったのは1542年頃、九州に漂着したポルトガル船によってもたらされたとされる。一方、西洋カボチャは中南米の高地が原産とされる。

日本には1863年、アメリカからもたらされ、明治時代に北海道などで栽培されたが、大正時代に入ると関東以南でも栽培されるようになった。ペポカボチャは北米・中米の原産とされ、日本への渡来時期は明らかではないが、明治初年に導入された記録が残っている。

 

名称の由来

カンボジアを意味するポルトガル語Camboja (カンボジャ)が転訛し、カボチャとなったとされる。ポルトガル船によってカボチャが日本にもたらされた際、「カンボジア産のウリ」と伝えられたことに由来する。西日本ではボウブラと呼ぶ地域もあるが、これもポルトガル語でウリを意味するabóbora (アボボラ)に由来する。ほかに南京と呼ばれることがある。

 

カボチャの特徴

日本カボチャ、西洋カボチャ、ペポカボチャの3種類に大別される。国内で主に流通しているのは西洋カボチャ系である。日本カボチャは、水分が多く、ねっとりとしている。西洋カボチャは粉質で甘みが強く、加熱するとホクホクとした食感になる。

 

でんぷん質が多く、基本的に加熱して調理する。煮物や焼き物、揚げ物、ポタージュスープなど幅広く利用されるほか、甘みを活かしたパンプキンパイなどのスイーツも人気。栄養価の高さは、野菜の中でもトップクラス。含有するビタミンEは、血行を促進して体を温める作用がある。冬至にカボチャを食べると風邪をひかないといわれるのは、このためである。なお、カボチャは夏から秋にかけて収穫されるが、収穫直後は甘みが少なく、一定期間追熟させること、また保存性が高いことから、冬に食べられることが多い。

 

品種

<西洋カボチャ>

・黒皮栗カボチャ

現在、市場に主に流通しているカボチャで、「エビスカボチャ」「ミヤコカボチャ」「くりゆたか」「九重栗カボチャ」などの品種群の総称。栗のようにホクホクしていることから、栗カボチャともいわれる。

・ぼっちゃんカボチャ

果重500g程度で、手のひらサイズのカボチャ。粉質でホクホクとして甘みがある。電子レンジで丸ごと加熱するだけでも食べられる。またそのサイズを活かして、詰め物をして丸ごと蒸し料理やグラタンなどに調理される。

・芳香青皮栗カボチャ

果皮は灰緑色で、果形は偏平で浅い溝がある。粉質で甘みが強い。通称東京カボチャといい、関東地方を中心に出回る。

・赤皮栗カボチャ

果皮は朱色で、その美しさを活かしてソテーや揚げ物などに調理される。果皮は固くなく、ホクホクしている。日もちが良い。

・打木赤皮栗カボチャ

赤皮栗カボチャの仲間。果形は紡錘形で、やや小ぶり。赤皮栗カボチャ同様、果皮は固くなく、ホクホクしている。

・白皮栗南瓜

別名雪化粧カボチャ。

・ターバン・スカッシュ

薄いベージュ色で、ターバンを巻いたような果形。国内で流通しているのはアメリカからの輸入物のみ。水分が多く、甘みは少ない。

・宿儺カボチャ

岐阜県高山市丹生川町周辺で古くから栽培されてきた飛騨の伝統野菜。ヘチマのように長く、果皮は薄い緑色。

<日本カボチャ>

・黒皮カボチャ

日本カボチャの代表的な品種だが、現在は市場ではほとんど見られない。別名ちりめんカボチャ。水分が多い。

・菊座カボチャ

黒皮カボチャよりもやや小ぶり。中をくり抜いて詰め物をする蒸し料理に向く。

 

栽培

カボチャはウリ科のなかでも作りやすい野菜で,なかでもセイヨウカボチャはニホンカボチャより低温でもよく生育する。しかし,高温になると発育や着果が悪くなり,食味も落ちる。栽培は10月まき1~3月収穫の促成,12月まき4~5月収穫の半促成,2月まき6~7月収穫の早熟,4~5月まき7~8月収穫の露地,8月まき10~11月収穫の抑制栽培がある。

カボチャは一般に吸肥力が強く,生育旺盛になりやすいため着果が悪い。自然放任では雌花開花数の20%程度の結実である。したがって雌花開花中は午前9時ころまでに人工交配をする。開花後30日前後で収穫する。カボチャは病虫害の少ない作物で,防除の必要も少ない。主産地は北海道,茨城,鹿児島などである。

カボチャは果菜として最もデンプンに富み,イモ類,マメ類についでカロリー価も高く,第2次大戦中は代用食として使用されたが,戦後は再び調理用として利用されている。また多量のビタミンAと若干のBおよびCを含み,ビタミン源としても重要な野菜である。

調理用としては煮物,汁の実,てんぷら,裏ごししてポタージュやパイに用いるほか,加工用原料としても利用される。また家畜の飼料用に,品種によっては観賞用とする。そのほか,土壌伝染性のつる割れ病に強く,キュウリ,メロン,スイカなどの耐病性台木として利用している。

 


<ペポカボチャ>

・ズッキーニ

開花後5~7日の若採りした未熟果を食用にする。

・金糸瓜

加熱すると果肉の繊維が糸状にほぐれる。別名そうめんカボチャ。

 

西洋カボチャの栄養

三大抗酸化ビタミンといわれる、β-カロテン、ビタミンE、Cが多く、これら3つの成分が相乗的に働き、免疫力を強化、細胞の老化を予防し、動脈硬化やガンなどの生活習慣病の発症や進行を抑制します。野菜類の中で、特に多く含まれるビタミンEは、血行を促進し、体を温めるので、冷え性の緩和に効果的です。糖質や脂質のエネルギー代謝を活発にするビタミンB1やB2もバランスよく含まれ、栄養価の高さは、野菜の中でもトップクラスです。皮には果肉以上にカロテンが豊富に含まれているのでできるだけ皮ごと調理しましょう。 西洋カボチャの選び方

完熟しているかを見極める方法は、ヘタです。コルクのように枯れて乾いているものを選びましょう。皮にツヤがあって硬く、しっかりと重みのあるものが良いです。カットされたものは、種がしっかりと詰まっていて、果肉のが鮮やかな色をしているものを選びましょう。

「かぼちゃ」の美容効果とは?

・肌を健やかにキープしてくれる

かぼちゃに多く含まれるβカロテンは、体内に入ると肌のターンオーバーを促すビタミンAに変化します。ターンオーバーが促されると、シミやくすみが改善されやすくなる上に、肌のザラつきやゴワつきも解消することができるのです。

また、かぼちゃには皮膚の健康を保つビタミンB群、コラーゲンの生成を促すビタミンCも豊富に含まれているため、ニキビ予防や肌のハリ感アップにも期待できます。

・エイジングケア効果

かぼちゃは、若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンEを豊富に含んでいます。ビタミンEは、紫外線やストレスなどで増える活性酸素から体を守ってくれるため、エイジングケア効果が期待できます。

このビタミンEは、ビタミンAやCと一緒にとることで、その作用がさらに高まるという特徴が。つまりビタミンA・C・Eのすべてを含んでいるかぼちゃは、エイジングケア効果が非常に高い食材と言えるのです。

・シミ予防効果

ビタミンCにはメラニン色素の生成を防ぐ効果が、ビタミンEには肌を紫外線から守る働きがあります。この両方を含むかぼちゃは、シミやそばかすを予防したい方にも最適です。

・むくみ予防効果

かぼちゃに多く含まれるカリウムは、余分な塩分や水分の排出を促してくれるため、むくみを予防する効果が期待できます。

とくに秋冬の季節は、顔や体にむくみが出やすいもの。むくみはセルライトの原因にもなるため、早めに解消することが大切です。

・便秘改善効果

食物繊維は腸内環境を整えて、不要なものを体外に排出する働きがあります。食物繊維を多く含むかぼちゃを食べることで、女性に多い便秘を改善に導くことができます。

 

アンチエイジングにかかわる活性酸素とは?

男女問わず、いつまでも若々しく、健康的に過ごしたいですよね。年齢を重ねると、ストレスや栄養不足、病気、紫外線による日焼けなどのさまざまな要因による見た目の変化も気になってきます。
そんな肌の老化を促進させる原因のひとつに、活性酸素があります。

活性酸素は、私たちの体のなかで、免疫機能として働く一方、過剰に産生されると、細胞を傷害し、肌老化だけでなく、がんやさまざまな疾病を引き起こす要因となります。
活性酸素の過剰産生を防ぐために、抗酸化作用のある栄養素を摂取することが大切です。

 

よりアンチエイジング効果を得るオススメの食べ方

かぼちゃのオススメの食べ方は、できるだけ皮も一緒に食べられる料理がよいでしょう。というのも、この皮には果肉部分よりも多くのβ-カロテンが含まれているので、捨てずに使える煮物などがオススメです。

また、かぼちゃに含まれるビタミンEは脂溶性ビタミンのため、油で料理することで吸収率が高くなるといわれています。天ぷらなど、油を使った料理でおいしくいただくのもいいですね。

アンチエイジング効果のあるかぼちゃ。積極的に食べて、ぜひお肌の若返りを目指しましょう。

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