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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

人間は水だけで何日生きられる?

みなさんは毎日水を飲んでいますか?
のどが乾いたら、飲み物を飲みますよね?
それは、水ですか?それともジュース?私はコーヒーですけど!

 

人間は水だけでどれくらい生きられる?

よく、このようなテーマの議題を聞いたことある方も多いと思います。
でも実際にどれくらい生きられるか覚えている人は少ないかもしれません。

結論から言いますと!
人間は、水と睡眠さえしっかり取れていれば、食べ物を食べていなくても2~3週間は生きていられると言われています。
この辺がアバウトなのは、元々その人に蓄えられている水分量によるものかと思います!

一方、水を一滴も取らなければ、せいぜい4~5日程度しか生きられないそうです。

 

人の体の半分以上が水分?

みなさんは人間の体内はどんな成分で構成され、その比率はどれくらいなのかご存知でしょうか。

人間の体は、約60〜70%が水分、15〜20%がタンパク質、13〜20%が脂質、5〜6%がミネラル、そしておよそ1%が糖質で構成されています。
こうしてみると、人間の体の半分以上が、水分で構成されているということが、わかりますね。

ちなみに、体内で水分が占める割合は、年齢と共に減少していきます。
例えば胎児の場合、約90%が水分で出来ており、生まれて間もない赤ちゃんの場合、水分の割合はおよそ75%といわれています。
これが高齢者になると、体内の水分量は50%程度になります。
このように年齢と共に割合が減少してもなお、体の構成する物質として水分が人の体を構成する物質の大半を占めている事がわかるかと思います。

 

食べものがなくても3週間は生きていけるのは何故?

人は水さえあれば、食べものがなくても3週間ほどは生きていくことができると言われています。
水と食べもの、どちらも体に必要なものにもかかわらず、この違いを不思議に思う方も多いのではないでしょうか。

実は食べものからエネルギーが得られなくても、人間は体内に蓄えられているグリコーゲンやコレステロールといった脂肪をエネルギーに変えることができるのです。
そして、これらのストックがなくなってしまった場合でも、今度は筋肉などをエネルギーに変えることもできるのです。

これらが食べものがなくても3週間ほどは生きていけるといわれる理由です。

 

水を摂らないとどうなる?

人間は水を取らないとどうなるの?
のどが渇くから水を飲む、もし水が無かったらどうなるのか?

体から水分が〇〇%の損失で以下となります。
  ・1%の損失 ⇒のどの渇き
  ・2%の損失 ⇒めまいや吐き気、食欲衰退
  ・10~12%の損失 ⇒痙攣、失神
  ・20%の損失 ⇒生命の危機

飲んだ水は、胃や腸で吸収されると血液の一部となって全身を巡り、細胞へ届けられます。
もし血液中の水分が不足すると、血液はドロドロとなって血流が悪くなってしまいます。
すると、細胞への水分供給が不足して脱水状態となってうまく動けなくなるそうです!

 

人間が1日で失う水分量は?

それでは、人間は水がなければ5日も生きられないといわれているのは何故なのでしょうか。

人間の体の半分以上を構成している水分は、まず体内で血液として体の隅々にまで酸素や栄養素を運んだり、老廃物の回収を行なったり細胞間を行き来したりなど、重要な役割を担っています。

また、体内を循環する水分のほかに体外に排出される水分があります。
人間が生きていく上で欠かせない「呼吸」も、体から水分を排出し続ける生理現象です。

例えば

冬の寒い日に吐く息が白く見えることがありますが、これは息を吐き出すときに水分も一緒に排出しているからです。
ちなみに呼吸によって排出される水分量は、1日当たり約400ミリリットルといわれています。

ほかには、皮膚からも水分が体外に排出されています。皮膚からは1日約600ミリリットルの水分が蒸発しています。
さらに、尿として約1,200ミリリットル、大便として約100ミリリットルの水分が1日に体外へ排出されています。

体外に排出されている水分を合計すると、1日当たり約2,300ミリリットルとなります。
これは、1日で2リットルのペットボトル1本分以上の水分を失っていることになります。

人間のこのような体の機能を維持するためにも、失われてしまう水分を補給することは、生命に関わる重要事項となっているのです。
水分が補給できないと5日も生きられない理由はここにあります。

 

食事からとる水分はどのくらい??

暑い日が続くと、「食事の準備もめんどうだし、食欲がそれほどあるわけではない。」と思って しまうことはありませんか。もちろん、お腹の調子が悪かったり、熱があるときには、食事を控 えめにしたり、消化の良いものを少しずつ食べる方が回復の早いときもあります。

しかし、体調 が悪くないのに、一食抜いたり、簡単なもので済ませたりすることばかりしているとどうなるで しょうか。熱中症予防について、食事の面からも考えてみたいと思います。

日本人の大人が1日にとる水分は平均 2.2 リットル。

飲み物と食べ物からちょうど半分(1.1 リットル)ずつとっています。

水分を多く含む食品(100gあたりに含まれる水分量:単位g)

おもゆ 95.0
おかゆ 83.0
豚汁 94.4
コーンクリームスープ 86.0
チキンシチュー 76.7
ほうれん草のおひたし 90.6
切り干し大根 88.4
ひじきの炒め煮 81.0
筑前煮

80.6

水分と聞くと飲み物だけを連想しがちですが、食事からとる水分が大切な役割を担っ ていることがわかります。食事に含まれる水分量は、料理の組み合わせや、調理方法、使用する 食材、食べる量などによっても変化しますが、水分も食事でとる大切な成分の一つだといえます。

日本生気象学会が「日常生活における熱中症予防指針」を出しています。

その中の「水分・塩 分補給の目安」では、日常生活(大量の汗をかかない生活)における水分補給は「食事等に含ま れる水分をのぞいた飲料として、1日あたり 1.2 リットルが目安」とあります。

コップ半分程度 の量を1時間に1回程度、こまめに飲むことを勧めています。

1日3回の食事と適度な水分補給で、暑い夏を乗り切りましょう!!

 

出ていく水分も意識して

推奨されている水分量を摂っているつもりでも、出ていく水分があることを忘れていると、いつの間にか水分不足になっていた、ということもあり得ます。
コーヒーや緑茶などは利尿作用があるので、水分補給のためには麦茶や水がおススメです。
体を動かした時には汗から水分が失われますし、お酒を飲んだ時にはアルコールを分解するために水分が使われます。そのような時は、意識して多めに水分を摂りましょう。
 

自家製経口補水液の作り方

水1,000ml+塩小さじ1/2+砂糖大さじ4と1/2
※好みによってレモン汁などを加えてもよい。

 

注意!

  • きれいな容器に保存し、直接口をつけずコップに注いで飲みましょう。
  • 作ったものは冷蔵庫に入れ、その日のうちに飲み切るようにしましょう。
  • 1回で飲む量をコップなどにとりわけ常温に戻しておくと、より速やかに吸収されます。

汗をかいた後のスポーツドリンク、なぜ甘い?

大量に汗をかいたときに飲む経口補水液、いわゆるスポーツドリンクには、甘みがあります。汗と共に失われた電解質は主に塩分なのに、どうして甘みが加えられているのでしょう?それは、糖分には水分の吸収速度を速くする働きがあるからです。

水分の吸収量を多くする働きのある塩分と糖分の両方がスポーツドリンクには含まれているため、水分を効率よく体に吸収できるのです。
ただし、脱水予防にスポーツドリンクを毎日飲んでいた方が糖尿病になってしまった、という話もあるので注意が必要です。特に糖分摂取制限のある方は、専門家の指示に従って飲むようにしましょう。

 

 

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