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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

アメリカンチェリーはさくらんぼと同じなのかな〜?

大粒で黒味の強いアメリカンチェリー。

日本のスーパーでもよく見かけるため、馴染み深い人も多いのではないでしょうか。

そんなアメリカンチェリーですが、素朴な疑問として「さくらんぼと同じなの?違いは?」
ま〜単純に見た目、味わい、色々違うけど・・・。

 

まず、結論から申し上げますとアメリカンチェリーとさくらんぼは、栽培されている地域に違いがあります。

一般的にアメリカで生産されているさくらんぼを総称したものがアメリカンチェリー、そして日本国内で生産されたものは、さくらんぼと呼ばれています。

どちらも同じバラ科サクラ属のセイヨウミザクラの実ではあるのですが、品種が違うため、さまざまな違いがあります。

 

産地・旬

冒頭でも触れたとおり、産地が大きな違いとしてあげられます。

アメリカンチェリーはアメリカで栽培されているさくらんぼで、中でもカリフォルニア州やオレゴン州、ワシントン州での栽培が盛んとなっています。

日本で育てられているさくらんぼは、山形県や北海道、山梨県が主な産地となっています。

旬は地域、品種によってバラつきがありますが、アメリカンチェリーも日本のさくらんぼも大体、5月上旬から7月下旬を旬と言っています。

 

見た目

アメリカンチェリーと日本のさくらんぼは、見た目や色味、サイズが異なります。

アメリカンチェリーは黒味の強い紅色をしており、お腹部分の溝が深いことからハート型に見えます。

一方、日本のさくらんぼは、彩度の高い紅色でお腹部分の溝は浅いため、丸い形状をしています。また、サイズに関しては日本のさくらんぼよりもアメリカンチェリーの方が大きいといえます。

 

味・食感

アメリカンチェリーは果肉が固めで、酸味が少なく、甘みが強いという特徴があります。

日本のさくらんぼは、果肉が柔らかめで果汁が多く、酸味と甘みのバランスがよい食味となっています。

 

栄養価

アメリカンチェリーにはアンチエイジング効果の高いアントシアニンというポリフェノール類が豊富に含まれており、独特の濃い色味はこのアントシアニンの栄養色素といわれています。

日本のさくらんぼは、ビタミンAやビタミンB、ビタミンCなどのビタミン類が多く含まれています。また、カロテンや鉄分、食物繊維などアメリカンチェリー、さくらんぼともに含まれている共通の栄養素もあります。

 

主な品種

アメリカンチェリーは、品種名と勘違いされることも多いのですが、先ほどもお話しした通り、アメリカのさくらんぼをまとめた呼び方のひとつに過ぎません。

アメリカンチェリーには多くの種類がありますが、主な品種はビング、レイニア、ブルックスなどです。

特に日本で流通しているアメリカンチェリーの9割はビングというアメリカンチェリーの主力品種です。

日本のさくらんぼの主な品種は、佐藤錦や紅秀峰、ナポレオンなどが挙げられますが、こちらも佐藤錦が国内生産の7割以上を占めており、圧倒的シェアを誇っています。

 

アメリカンチェリーとは

アメリカンチェリーは、アメリカで生産されたさくらんぼのことです。
日本で一般的なさくらんぼよりも大きめで、皮も果実も赤黒いことが特徴です。
その色の特徴から、「ダークチェリー」という名前で販売している店もあります。

 

アメリカンチェリーの産地・旬

アメリカンチェリーの主な産地は、アメリカのカリフォルニア州、オレゴン州、ワシントン州で、初夏から夏にかけて旬を迎えます。
国産のさくらんぼの旬も、ちょうど同じくらいの時期です。

 

アメリカンチェリーの味・香り

アメリカンチェリーはフレッシュな香りで甘味が強く、酸味が少ないことが特徴です。
果肉はしっかりしており、シャクシャクという食感で食べごたえがあります。
一方、国産のさくらんぼは果肉がやわらかく、ジューシーで甘味も酸味も感じられます。

 

アメリカンチェリーの品種

ほとんどのスーパーでは「アメリカンチェリー」や「ダークチェリー」という商品名のみが記載されているため、「アメリカンチェリー=品種名」というイメージを持っている人が多いかもしれません。
しかし実は、アメリカンチェリーも日本のさくらんぼと同じように、いくつかの品種があります。

レイニア

皮が明るい赤色で、黄味がかった部分もあるレイニアは、日本のさくらんぼと似ています。果肉も淡い黄色をしており、やわらかいという点も日本のさくらんぼとの共通点です。
甘味が強く、アメリカンチェリーを初めて食べる場合でも食べやすいでしょう。
ワシントン州を中心に栽培されている品種で、旬の時期は夏のはじめ頃のみ、と短いのが特徴です。

 

ビング

長距離輸送しやすいことから、日本が輸入しているアメリカンチェリーのほとんどがビングです。
果実は大きめで表面は黒みがかった赤、果肉は濃い赤色をしています。
初夏に旬を迎える品種で、甘味が強く濃厚でシャクシャクとした食感が特徴です。
主にワシントン州で栽培されている品種ですが、アメリカのみならず世界中で栽培されています。

 

ブルックス

レイニア(レーニア)とビングという品種の交配種ブルックスは、カリフォルニア大学で誕生しました。
皮も果肉も鮮やかな赤色をしているところが特徴的です。
アメリカンチェリーのなかでも甘味が強く、酸味はほとんどありません。
カリフォルニア州で栽培されているブルックスは早生品種のため、ほかの品種よりも一足早い春頃に旬を迎えます。
春頃にスーパーでアメリカンチェリーが並んでいたら、この品種かもしれません。

 

コーラル

コーラルもカリフォルニア州で栽培されている品種です。
皮と果肉は鮮やかな深紅で、甘い香りを放ちます。
ギュッとつまった果肉は、甘酸っぱさのバランスがよいことが特徴です。
コーラルは、初夏頃に旬を迎えます。

 

シェラン

シェランは、1971年にワシントン大学で誕生した品種です。
ワシントン州が産地で、初夏に旬を迎えます。
硬めの果肉で上品な甘味がある味わいです。
コーラルほどではないものの、皮も果肉も深い赤色をしています。

 

レジーナ

レジーナもワシントン州が産地で、1981年にドイツで開発されました。
鮮やかな赤色をしており、甘味が強いことが特徴です。
ビングよりも少し遅めの夏頃に旬を迎えます。

 

紅さやか

ニューヨーク州で誕生した「セネカ」というアメリカンチェリーと、日本を代表するさくらんぼ「佐藤錦」を交配したのが紅さやかです。
日本の山形県で栽培されている品種ですが、アメリカンチェリーのように深い赤色をしています。

果肉はしっかりとした食感で、甘味はそれほど強くないものの、さっぱりした酸味で飽きずに食べられるでしょう。
旬の時期は、日本のさくらんぼのなかでも特に早い初夏です。

 

 

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