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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

「ミシュランガイド」自分

色々記載した前2記事ですが、

如何ですかね!笑笑

実際フランスの3つ星レストランで働いてみた感想(2003年当時)



■アルザス3つ星

ソムリエ世界チャンピオン、我が師匠がいるお店は、田舎なので夜終わるのが早い!スタッフも和気藹々としキッチンでは馬鹿なことばかりして楽しんでました。いろいろな国籍のスタッフがいるので、面白い会話!

田舎混じりの英語風フランス語だったり、訛りだらけのフランス語だったり、笑笑

料理もやはりクオリティーが高い!どれも美味しそうだけど少し田舎風!ワインも数多く、何十万本の在庫!凄い数です!棚卸しするのか不安でした。

しかしミシュラン3つ星って感じはなく、楽しい田舎のレストランって感じでした。

 

■パリの3つ星レストラン

凱旋門近くのホテルの中にあるレストランでソムリエ世界2位の方が居ます。(居ました)

さすがパリというだけ有って、客層が半端ない!昼から単価10万円程!普通に食って帰る!

一体何もんなんだって人があちらこちらに!

ヘイマダム!って感じでは無い!

店内は常にピリピリ!キッチンもピリピリ!

ミスが許されないプレッシャー!

胃が痛くなる日々!

すげ〜って思いましたが、サービス質は普通!

はるかに日本人の方がスマートで上手いし丁寧である。また取り分ける事や切り分けは格段普通!ここも日本人特有の器用さが際立つ!

ここは負ける気がしない

 

■パリ1つ星レストラン

日本人経営者のレストラン。ここは最悪でしたね!

星も疑わしい感じ、料理ははっきり言ってまずいしダサい。。。

後から聞いた話だと、給料を払いたくないから無料での研修生をメインに使っていたとか!

支配人はイタリア人でしたが、人間味があり優しかった。お客様も有名デザイナーの

モ○ハナ○さんがきてましたが、少し会話をしましたが、特に何もなく。。。。

ま〜いい印象はなく、辞める際には東京都経営するレストランで働くかとの問いに関して、

きっぱりとお断り!笑

 

■リヨンのビストロ

もともと住まいはここでしたので、なんとなく数店舗をはしご。

食の街リヨンですので、若者から老人まで幅広く来店。たまに日本人も。

サービスはある意味適当でしたが、料理はまずまず。

個人的には面白かったですね。

リヨンにも星付きはあったのですが、勤務できず。残念

 

たまに各地のワイン畑へ視察

ボルドー、ブルゴーニュ、、、

思い出の写真も今では何処かに行ったな〜

 

最後に知り合いがロワールの白を買っていたので、寄ろうかと思ったのですが、気が乗らず行かずに。

また、当時の知り合いがローヌのレストランにいたので、挨拶がてら食事。

 

結局1年少々で帰国となった。

なかなか体験できないことをしたので、良かったですが、やはりパリの3つ星は精神的にきつい。ブランドを守る意地を感じました。

帰国後数年後にある3つ星が降格したことで、シェフが自殺。

遠い知り合いであったので、少し残念。それくらい星に執着していたとは知らなかった。

星の数で売り上げが変わることを初めて知りました。

 

帰国後は有名レストランで支配人兼ソムリエとして勤務。

激務の中の激務でしたが、楽しかったので、ま〜いいかな。年間休日5日!

笑える。。。

ではこの辺で。。。

 

 

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