なな何と、また中国料理!ってなわけで、今回は引き続き『今更聞けないシリーズ』!
はい!シリーズ物!では早速!
中国といえば美食の歴史。古来から珍しいものを食材に用いてきました。以前中国料理は1〜11でご紹介しましたので、今回はパス!
中国の珍味、三大珍味などについて紹介します。
それが、フカヒレ、アワビ、海ツバメの巣です。
燕窩(ツバメの巣)
ツバメの巣とは、東アジア・東南アジアで古くから食べられてきた高価な食材で、文字通り「ツバメの巣」そのものです。ただし日本で見られるツバメとは異なり、東南アジアなどで見られる「アナツバメ」という種類のツバメの巣で、その巣はほとんどがツバメの唾液からできています。つまり「ツバメの巣」という中国珍味は、「アナツバメの唾液が固まったもの」と言うことができるでしょう。
アナツバメは漢字では「穴燕」と書きます。文字通り穴・洞窟に巣を作るのです。ただし海辺の絶壁の洞穴で、ここに集団で巣を作ります。
一方日本で見られる「ツバメの巣」は泥や枯れ葉などからできていて、巣の材料の唾液率は低く食べられません。
ツバメの巣には特別な成分と美容効果があるそうで、よくテレビなどでも紹介されてます。
美肌効果、肌の再生力と弾力、老化防止のサポートと素晴らしい食材です。
魚翅(フカヒレ)
フカヒレとは、サメのヒレ…尾びれ・背びれ・胸ヒレ・尻ビレ・腹ビレの部分…を乾燥させたものです。サメにはいろいろな種類がありますが、このうちフカヒレに使われるサメは、ヨシキリザメ・ジンベイザメ・ウバザメ・アオザメ・イタチザメなどです。
ただ美味しいだけではないんですよ!
天然食材の中でも本当に珍しいほどコラーゲンが多く入ってます。フカヒレのおよそ8割はタンパク質で、そのうちほとんどがコラーゲンなんです。一度食べるだけでしっかりとコラーゲンが摂取できます。お肌ぷるぷる!
また、フカヒレにはミネラル類として、カルシウム、マグネシウム、亜鉛が豊富に含まれていますので、美容以外にも関節の痛み(自分)骨粗しょう症や疲労回復にも効果が得られると言われています。(高いから毎日は食べられないよ!)
↑フカヒレラーメン:これがうまい!(高いけど)
鮑魚(アワビ)
アワビは高価な海の珍味の一つで、栄養豊富、中国では海の「軟黄金」(柔らかい黄金)と呼ばれています。アワビは中国語では呼び方が2つあり、「鮑魚」(乾燥させていない生アワビ)と乾鮑(干しアワビ)です。
乾燥させていない生アワビは可食部でタンパク質が24%、干しアワビになると同じくタンパク質40%を含むほかビタミンや微量元素を多く含み、低脂肪で栄養豊富な食品です。
生のアワビはミミガイ科の大型巻貝の総称で、成長したアワビの殻は楕円形をしており、長い方は5~20センチ、短い方は3~17センチです。耳のような形をしているので、日本では「ミミガイ」、英語では「sea ear」(海の耳)と呼ばれています。
アワビの生息地は通常水温が比較的低い水深20メートルほどの岩礁で、ワカメ・コンブなど海藻類を食べています。太平洋・大西洋・インド洋などに広く分布していますが、最も良質なアワビは日本産、次いでメキシコ産と言われています。日本産のアワビは江戸時代から中国に輸出されていました。
アワビに豊富に含まれているアミノ酸の一種であるタウリンには肝機能を改善する効果があるそうで、コレステロール値の改善等にもいいらしいです。
滋養強壮、肝機能の改善、高血圧の予防、動脈硬化の予防にも良いらしいですよ。
最後に
いかがでしたでしょうか!
よだれ出ますよね!どれも高級ですが、記念日ということで食したいです。やはり珍味ということで、なかなか量が取れないので、今後はもっと高値になるかもしれませんね。