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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

皮ごと食べる効果『りんご』

りんごは甘さと微妙な酸っぱさが混じり合った味はもちろん、皮付きのまま丸かじりしたりきれいにむいたりなど、食べ方による食感の違いも楽しめるうえに、栄養バランスの取れた食べ物です。「一日一個のりんごで医者いらず」と言われるほど、多くの健康効果があります。その効果は果肉だけでなく、皮にも多くの栄養素が詰まっています。
果肉だけを食べると、これらの有益な栄養素を多く逃してしまいます。りんごを食べる際には、皮も一緒に食べることで、最大限の健康効果を享受できます。

 

りんごの栄養成分と健康効果

りんごはおいしさと食感のよさを楽しめる果物で、栄養豊富な食べ物という印象は一般的にそれほど強くありませんが、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。

りんごは

可食部の83.1%が水分、16.9%が『栄養等』とされ、特にカリウムが豊富に含まれています。カリウムには脳卒中などの原因のひとつである血圧上昇につながる、塩分(ナトリウム)の排せつを促す効果があります。利尿効果もありますので、むくみの解消にも役立ちます。

カリウム

食材を調理する際に溶け出し失われやすい性質ですので、生のまま食べられるりんごは、カリウムを摂取するのに適しています。
また、りんごにはペクチンなど水溶性と、セルロースなど不溶性の食物繊維が、共に多く含まれています。

食物繊維

便秘の予防に加えて、糖質・脂質の体内への吸収を遅れさせたり、発がん性物質等などの体外への排出を促進させたりという整腸効果をもっています。
さらに、大腸内でのビフィズス菌など『善玉菌』の増加促進、悪玉コレステロール(LDL)の上昇を抑える働きもあります。
これらの成分が豊富に含まれていることから、りんごは生活習慣病を予防する効果がある食べ物だといえるでしょう

 

りんごポリフェノール 皮に多い

りんごには様々なポリフェノールが含まれており、それらは総称して「りんごポリフェノール」と呼ばれています。最も多く含まれているポリフェノールは「プロシアニジン」といいます。強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去して血流を改善したり、美白効果があると言われています。

りんごを切ると切り口から茶色く変色してきますが、あれはりんごポリフェノールが空気中の酸素と結合することによって起こる現象なのです。

そしてこのリンゴポリフェノール、実は果肉部分よりも皮に多く含まれています。りんごの栄養をまるごと頂くなら、皮ごと切って食べたり、食感が気になる方は焼リンゴにして召し上がるのもおススメです。

一般的に、1日のうちで朝くだものを摂ることには多くのメリットがあるといわれています。しかし、くだものの中でもりんごは栄養成分においてもくだものの中でもとても図抜けた栄養バランスを誇ります。

ですから朝といわず昼でも夜でも食べられるときにりんごを皮ごと食べることは身体のためにとても高い効果が期待できるといわれています。しかも、りんごの皮に多く含まれているりんごポリフェノールを皮ごと食べることで摂取できるわけです。

 

リンゴのべたつき新鮮さの証し

そして、食べるとき気になる表皮ですが、表面のべたつきのある物質は、じつはきゅうりや葡萄のブルームと同じ、リノール酸、やオレイン酸が分泌したものでリンゴ自体の新鮮さを保つために自ら分泌したものということです。

これは、すごく誤解している人が多いので、農薬でないことや光沢を出す為の人為的なワックス処理ではないことを多くの人から知っていただきたいものです。

また、時折、りんごの果皮に白い粉が付着していると残留農薬ではないかという問い合わせがあります。これは、残留農薬ではなく果粉(ブルーム)といわれるものでりんご自身が作り出しているろう物質です。食べても問題はありません。

 

栄養豊富で健康促進

栄養豊富なりんごの皮ですが、特に食物繊維やビタミンCが豊富です。食物繊維は消化系の健康に寄与し、便秘解消や、血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。さらに、コレステロールを下げる作用もあるため、心臓病の予防にも有効です。

ビタミンCは抗酸化作用があり、免疫力を高める効果があります。またコラーゲンの生成や、免疫力アップなど、さまざまな健康効果が期待できます。

またりんごの皮には抗酸化成分であるポリフェノールも含まれており、活性酸素を取り除くことで、細胞の老化を防ぎます。生活習慣病の予防にも寄与するとされており、カリウムは心臓の健康や高血圧の予防に役立ちます。日常の食生活で塩分を多く摂取する傾向がある現代人にとって、カリウムの摂取は特に重要です。

これらの成分が協調して働くことで、りんごの皮は健康の維持と向上に多角的に寄与します。

 

ダイエットと美容への効果

りんご1個(約150g)のカロリーは約80kcalです。皮を含めて食べることでカロリーが大幅に増えることはありません。しかし、食べ過ぎには注意しましょう。1日1~2個までが望ましいです。

りんごの皮には食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は消化に時間がかかるため、満腹感が持続しやすく、無駄な食欲を抑制し、ダイエットに有効です。
美容面では、ビタミンCとポリフェノールが重要な役割を果たします。
ビタミンCは皮膚の細胞を修復し、コラーゲンの生成を促進します。
また、ビタミンCは抗酸化作用があり、紫外線によるダメージを減らす助けともなります。

ポリフェノールもまた、抗酸化作用が高く、肌の老化を防ぐことが知られています。特に、この成分はコラーゲンの生成をサポートするため、長期間にわたって肌の弾力とハリを維持するのに有用です。

更に、これらの成分はシミやくすみの予防、さらには炎症やニキビの発生を抑制する効果も期待されています。
総合的に見ると、りんごの皮はダイエット成功の一助となり、美容面でも多くの効果を発揮します。

 

栄養素の比較:果肉と皮

多くの人々がりんごを食べる際には果肉を重視する傾向がありますが、皮にも見逃せない栄養価があります。実際、多くの科学的研究によって、皮には健康や美容に利点のある栄養素が豊富に含まれていることが証明されています。

果肉には確かにビタミンと食物繊維がありますが、皮にはこれらの成分がより濃縮されています。
りんご1個(150g)あたりの食物繊維の量は、約2.8gですが、皮ごと食べると、約4.2gから4.7gになります。また、ビタミンCの量は、約8mgですが、皮ごと食べると約10mgから12mg程度になります。これは皮なしのりんごと比べて、約12.5%から15.0%増加したことになります。

ポリフェノールは、りんご1個(150g)あたりの量は、約15mgです。皮ごと食べると約100%から120%増の約30mgから36mg程度になります。抗酸化作用があり、心臓病やがん、炎症、老化など多くの健康問題の予防に有用です。

また、りんご1個(150g)あたりのカリウムの量は、約120mgです。皮ごと食べると、約225mgから270mg程度になります。これは、皮なしのりんごと比べて、約18.3%から22.5%増加したことになります。

骨と歯を強くするカルシウムはりんご1個(150g)あたり果肉7.5mg、皮15mg。骨の健康に寄与し、エネルギー代謝を促進するミネラルであるリンは、りんご1個(150g)あたり果肉22.5mg、皮37.5mgと、それぞれ約2倍程度増加します。

このようにりんごの皮は、果肉よりも栄養素の含有量が多いと言われています。

 

風味と食感のアクセント

りんごの皮は、その食感と風味で料理やスムージー、サラダにアクセントを加えることができます。

皮は少し堅めで、噛みごたえがあります。この食感は、さまざまな料理に深みや変化をもたらします。
また、りんごの皮には果肉部分にはない独特の風味があり、これが料理の味わいを高めます。

例えば、皮を使って作ったりんごのソースやジャムは、一味違った美味しさが楽しめます。

りんごの皮を食べるべき理由はたくさんあります。
栄養価が高く、ダイエットや健康維持に効果があり、さらには食事の美味しさまで向上させてくれるのです。

 

おいしいリンゴの見分け方

りんごは基本的に果実の部分はすべて食べられますが、種にはシアン化合物が含まれているので、大量に摂取すると健康に害を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

皮ごと食べる場合のおいしいリンゴの見分け方は、

 色:全体的に均一に色づいており、黄色や赤が濃いものを選ぶ。
 形:歪みがなく、丸みを帯びており、大きすぎないものを選ぶ。
 重さ:手に持ったときにずっしりとした重さがあり、触ると弾力があるものを選ぶ。
 匂い:甘酸っぱい香りがするものを選ぶ。
 皮:キレイなものを選び、よく洗う。

このポイントを押さえれば、おいしいリンゴを簡単に選ぶことができます。

 

洗い方と残留物

りんごを皮ごと食べる際の最も基本的な注意点は、きちんと洗うことです。

りんごのベタベタ感は、主にりんごが自然に分泌する蝋や、保存のために塗布される食品用のワックスが原因です。食べても害はありません。

しかし多くの果物、特にりんごは、農薬やワックス、その他の化学物質が表面に残っている可能性があります。
安心安全に皮ごと食べるためには、流水で十分に洗い、できれば柔らかいブラシで優しくこすってください。力加減は注意が必要ですが、このプロセスで大部分の表面残留物を取り除くことができます。

さらに、専用の果物洗い剤を使う方法もありますが、その場合も最後はしっかりと流水で洗い流してください。

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