Web Analytics Made Easy - Statcounter
View My Stats

japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

スンドゥブとは?

「スンドゥブ」は「スンドゥブチゲ」の略称で、海鮮の旨味や豆腐の食感が楽しめる、辛いスープ料理です。韓国料理のなかでも定番で、非常に人気があります。
スンドゥブチゲの作り方を簡単にご説明すると、柔らかい豆腐に、肉、野菜、アサリ等の具材を入れ、コチュジャンや唐辛子、にんにく等で味付けをして一緒に煮込みます。
土鍋で作る事が多く、冷めづらいため熱々のスープを楽しむことができます。また、土鍋で作ることが多く、かつ唐辛子も入っており体が温まります。

 

スンドゥブの意味

スンドゥブとは韓国語で「純豆腐」という意味です。
純は「スン」、豆腐は「トゥブ」と読みます。また、水豆腐(スドゥブ)が変化し、スンドゥブと呼ばれるようになったという説もあります。

 

スンドゥブと豆腐チゲの違い

韓国料理にはスンドゥブと豆腐チゲ(トゥブチゲ)という非常に似た料理がありますが、使用する豆腐の種類が違います。
スンドゥブチゲでは、絹豆腐よりも柔らかい「純豆腐」という韓国の豆腐が使われます。日本でいうおぼろ豆腐に近く、凝固剤が少ない、または固まりきらないままの水分をたっぷり含んだ豆腐のため、非常に崩れやすく柔らかいです。
一方、豆腐チゲでは、木綿豆腐よりも固い豆腐を用います。そのため、スンドゥブとは違いしっかりとした豆腐の食感が楽しめます。

 

チゲとは

「チゲ」とは、朝鮮半島の言葉で「鍋料理」という意味。
日本では一般的に「チゲ鍋」と表現をすることがあります。しかし、鍋という言葉が重複しているので、厳密にいうと「チゲ」と呼ぶのが正解です。
本来、チゲは1人用の小さな鍋を用いて作るのが一般的。
日本ではキムチを使ったチゲが有名ですが、海鮮類や肉類、豆腐などを使ったものなど、さまざまな種類があり、なかには辛くないものもあります。
ここからは、そんなチゲの種類をみていきましょう。

キムチチゲ

日本で最も馴染みがあるといっても過言ではない、キムチを使ったチゲです。
一般的には白菜キムチを主体とし、野菜や豚肉、豆腐などを加えて調味します。さらに唐辛子を加えて辛味を追加するなど、お店や家庭によって味付けはさまざまです。

チャムチチゲ

チャムチとは朝鮮語でツナ(まぐろ)のこと。基本的にはツナとキムチを使って調味したチゲのことをいいます。

テンジャンチゲ

テンジャンとは、朝鮮の伝統的なみそのことで、それ自体に辛味はありません。
肉や魚貝類でとっただしに、野菜や豆腐などを加え、テンジャンで味を調えます。日本のみそ汁に通じる家庭料理として知られ、具材や味付けも家庭によって異なるのが特徴です。

スンドゥブチゲ

水分を多く含む、柔らかい豆腐のことを「スンドゥブ(純豆腐)」といいます。
スンドゥブチゲは、アサリやシジミなどを入れた鍋にスンドゥブ、野菜、肉などと一緒に煮込み、ニンニク、コチュジャン、唐辛子などで調味し、仕上げに生卵を落としたもの。
ちなみに、普通の豆腐で作ったチゲは「ドゥブチゲ」といいます。

トンテチゲ

トンテとは、冷凍したスケトウダラのこと。トンテチゲは、食べやすく切ったスケトウダラ、野菜、豆腐などと一緒に煮込み、コチュジャン、唐辛子、ニンニク、ショウガなどで調味したものです。
ちなみに、生のスケトウダラを使ったチゲは、「センテチゲ」と呼びます。

チョングッチャンチゲ

チョングッチャンとは、ゆでた大豆をわらに包んで発酵させたみその一種で、日本の納豆にも似た風味が特徴です。
チゲの具材は白菜、牛肉、豆腐など。家庭によってきのこやキムチを入れる場合もあります。

プデチゲ

プデとは、軍の部隊・集団という意味で、プデチゲは米軍から伝わったコンビーフやランチョンミートなどを入れたチゲのことです。
肉や野菜、豆腐などのほか、インスタントラーメンなどを入れることもあり、辛味の効いたスープで煮込みます。
チゲは基本的に1人分の鍋のことをいいますが、プデチゲは例外的に大鍋で作り、取り分けて食べるるスタイルです。

 

スンドゥブチゲは

たんぱく質、ビタミン類、ミネラル類、食物繊維など、豊富な栄養素を一度に摂ることができます。
そのため、免疫力アップ、疲労回復、アンチエイジング、美肌効果など、健康と美容にいい料理として注目されています。
さらに炭水化物や緑黄色野菜を加えれば栄養バランスがととのいます。
スンドゥブチゲは唐辛子がたっぷり入っていますが、余熱でグツグツ煮えているところに生卵を落とすと半熟状態になり、これをかき混ぜると、ほどよくマイルドな味わいになります。また、とけるチーズを入れれば、さらにマイルドに。
ご飯をスープに入れれば食べ応えもアップします。

スポンサーリンク