甘くておいしいドーナツ、食べれば誰もが笑顔になるお菓子のひとつですね。
ところでドーナツって、アメリカ発祥じゃないって知っていましたか?
そういえばドーナツの穴って、なぜあるのでしょう。そもそもドーナツの定義とは?
ドーナツの名前の由来は?
ドーナツの名前は「Dough(ドウ)」:生地と「Nut(ナッツ)」:木の実からきており、真ん中にクルミをのせた揚げ菓子が一般的でした。
ドーナツの穴のひみつ
さて、ドーナツといえば真ん中に穴が開いているイメージがあります。
この穴、どうして開いてるのでしょうか?
ドーナツに穴が開いた由来は諸説あります。
真ん中生焼け説
船乗りのグレゴリー船長という人が、母親のつくった揚げパンがいつも生焼けだったため、真ん中を指で押し出して穴をあけた。
操舵輪ひっかけ説
船乗りのグレゴリー船長という人が、船の操舵輪にパンをひっかけるために穴をあけた。
クルミ無し説
ヨーロッパではドーナツの真ん中にクルミがのっていたものが主流だったが、アメリカではクルミの入手が困難だったので穴をあけるようになった。
インディアンの矢説
アメリカ先住民であるインディアンの放った矢がたまたまパン生地の真ん中にあたり、油の中に落ちた。
ドーナツの定義は?
そもそも、ドーナツの定義ってあるのでしょうか?
大辞林では、「小麦粉に砂糖・バター・卵などをまぜてこね、丸く輪にして揚げた菓子」と定義されていますが、実際にはさまざまな種類があり、近年は焼いたり蒸したりして作られたものも、広くドーナツと呼ばれています。
・イーストドーナツ:イーストで発酵させたドーナツ
・ケーキドーナツ:ベーキングパウダーでふくらませたドーナツ
・フレンチドーナツ:シュー生地で作ったドーナツ
・ドーナツボール:丸いボール状のドーナツ
・ツイストドーナツ:生地をねじって揚げたドーナツ
・あんドーナツ:あんこ入りのドーナツ