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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

生揚げとは?なんぞや!

煮物にすると味が染みておいしい「生揚げ」。
豆腐と油揚げが一体化したような見た目をしていますが、どんな食材を使い、どのような作り方をしているのでしょうか。また、生揚げとよく似ている食べ物に「厚揚げ」があります。生揚げと厚揚げ、2つは何が違うのかも気になります。

生揚げについて

まずは、生揚げがどのような食べ物なのか確認してみましょう。

生揚げとは

生揚げは「なまあげ」と読み、基本的には木綿豆腐を高温の油で揚げて作ります。
高温の油で揚げることで表面はきつね色になりますが、中心までは火が通らず、生の木綿豆腐のままになっていることが特徴です。
生揚げという名前は、中が生のままであることから付けられました。
豆腐は生で食べるとあっさりしている一方、油で揚げた生揚げは香ばしさが加わり食べごたえがあります。
また、表面がこんがり揚がっていることで、崩れにくく調理がしやすいこともポイントです。

厚揚げとの違い

生揚げのように豆腐を揚げて作る油揚げが「薄揚げ」と呼ばれるのと同じで、生揚げは「厚揚げ」とも呼ばれています。
つまり「生揚げ=厚揚げ」ということです。
ちなみに、油揚げは木綿豆腐を薄めに切り、低温の油と高温の油で二度揚げすることで薄く仕上がります。

絹揚げとの違い

生揚げは木綿豆腐を揚げて作るのに対し、絹揚げは絹豆腐を揚げて作ります。
生揚げよりも絹揚げのほうがふわっと柔らかく、できたてはそのまま食べても絶品です。冷めても軽く焼いて食べるとおいしくいただけますよ。
また、生揚げは絹揚げで代用が可能です。

 

油揚げや厚揚げとは違うもの?

生揚げと厚揚げは同じものです。形は四角のほかに、三角形のものがありますよ。また、油揚げと生揚げは違うものです。油揚げは、薄切りにした油揚げ専用豆腐を脱水し、二度揚げします。薄い形から「薄揚げ」とも呼ばれます。
 

生揚げの仲間、絹生揚げ

絹生揚げは、絹豆腐で作る生揚げのこと。
木綿豆腐で作る生揚げよりもやわらかく、食感がなめらか。崩れやすいため煮物には不向きですが、シンプルにしょうゆをかけたり、軽く焼いて食べたりするのがおすすめです。
 

アミノ酸スコア100のタンパク質

大豆はアミノ酸スコア100の良質なタンパク質で、ビタミンB群、E、葉酸などの各種ビタミン類、カルシウムや鉄などのミネラルなど、多くの栄養素が含まれています。

その中で「生揚げ豆腐(厚揚げ)」に着目してみましょう。「生揚げ豆腐」は、通常、「木綿豆腐」を水切りしてから、高温で揚げたものです。「油揚げ」の別称「薄揚げ」に対して「厚揚げ豆腐」ともいい、地方によっても呼び方は違うようです。豆乳ににがりを加えてそのまま固めたものが「絹ごし豆腐」で、「絹ごし豆腐」に重しを乗せ、水分を抜いて凝縮させたものが「木綿豆腐」、さらに水気を切って揚げたものが「厚揚げ豆腐」となります。水気を切った分だけ、栄養素が凝縮され、

「絹ごし豆腐 < 木綿豆腐 < 生揚げ豆腐」

のように栄養価が高くなると言えます。 

 

木綿豆腐の4倍以上の鉄

生揚げ豆腐は木綿豆腐と比べて、脂質は約2.7倍と高めですが、タンパク質は約1.6倍、カルシウムは2倍以上、鉄は約4.3倍も含まれており、アスリートにとって摂りたい栄養素が豊富に含まれています。ボリュームがあり、食べ応えがあるので食べ過ぎにもつながりにくいでしょう。調理しても崩れにくい特徴があるので、お弁当にも使いやすい食材です。

調理する際は、酸化されやすい油の除去と余分なカロリーを摂らないために、熱湯をかけ回す、またはゆでるなどして油抜きをして使用します。

 

筋肉に最適な栄養素が豊富

厚揚げは豆腐の約5倍、植物性たんぱく質が豊富に含まれている食品です。

さらに、大豆ペプチドも含まれていることから筋肉に最適な食品だと言うことがわかります。

どのように筋肉に最適な食品になっているのか?


・筋力の維持
厚揚げに含まれる植物性タンパク質による効果!

・筋肉痛の軽減効果
筋肉痛の軽減は大豆ペプチドによる効果!

・筋肉疲労軽減効果
筋肉疲労の軽減も植物性タンパク質と大豆ペプチドによる両方の効果!

以上が厚揚げを食べる事でダイエットの悩みである【筋力低下・疲労・筋肉痛】などを軽減してくれる効果が期待できます。

 

基礎代謝が上がる

厚揚げは基礎代謝が上がる効果的な栄養素も含んでいます。
それは先ほども言いました大豆ペプチドによる効果です。

どのような働きをするかというと腸から吸収された時に腸管神経が刺激され、脳が交感神経を副交感神経より優位な状況にします。
すると血液の循環が活発になり基礎代謝も自然に上がります。

 

腹持ちがいい

比較的に厚揚げはカロリーは高いですが、、、。
しかし、栄養素を見ると糖質も少なく高タンパクで脂肪になる栄養素も少ない上に食べごたえもあって、少量でお腹にたまる特徴があります。

そうなると結果的に過度なカロリーを摂取することなく、ダイエットに必要な栄養素もとれて一石二鳥です。

実際に厚揚げを取り入れてダイエットをしていますが、お肉感覚で食べれて食べ終わった後は、思いのほか満足いく満腹感になります。

 

アンチエイジング効果

厚揚げのアンチエイジング効果がある栄養素は、免疫力アップでも紹介した大豆サポニンになります。

この大豆サポニンには【抗酸化作用】がありガンや老化・動脈硬化などを引き起こす【活性酸素】を抑えてくれる働きをして、脂肪の酸化を防いでくれます。

厚生労働省のサイトでも脂肪が酸化を防ぐには抗酸化作用が有効としています。

 

美肌効果

厚揚げの栄養素にはイソフラボンが含まれています。
このイソフラボンは女性ホルモンと同じ働きをするエストロゲン様作用による効果がある事が分かっています。

この効果は美肌に必要なコラーゲンやアヒルロン酸の生成を促してくれる働きがあり、美肌をサポートしてくれます。

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