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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

チャイブ(シブレット)

最近人気が出てきているロックチャイブ!

ロック(石)のような種皮を残したユニークな形がインパクトです。

「チャイブ」(フランス語ではシブレット)は、紀元前から中国では料理や薬用として利用されており、13世紀に中国を訪れたマルコ・ポーロがこれを気に入りヨーロッパに持ち帰ったと言われています。フランス料理などでもなじみ深いハーブとなりました。伝統的なハーブミックス「フィーヌ・ゼルブ」に欠かせない材料の一つで、ニンニク、玉ねぎなどと似た独特の風味は、硫化アリルという成分に由来します。

東アジア:古代中国から、アジア、地中海地方へと広まっていったといわれるチャイブ。水はけが良く日当たりの良い土地を好みます。ギリシャ、イタリアでも古くから自生しており、ネギのような香味野菜として親しまれていました。

 

チャイブの特徴

ネギの一種でかすかなオニオンの香り
チャイブはアリウムというネギ類の一種で、ニンニクやニラ、エシャロットも同じ仲間です。チャイブスと複数形でも呼ばれるように、硬くて白く細長い鱗茎がよく分球して増えていきます。

円筒形で中が中空のアサツキよりも細い葉で、かすかなオニオンの香りがあります。細く伸びた華茎の先に、小さなピンクの花を球状に密集して咲かせます。

チャイブとアサツキは

どちらもネギの仲間で種レベルで同じではあるのですが、アサツキは夏に休眠し、冬も軽い休眠期間があります。チャイブは西洋、アサツキは日本原産のチャイブの変種なので東洋、といった感じです。
生葉は、必要な時にいつでも切って薬味のような感じで料理に使い、球茎はピクルスにします。チャイブは、ヨーロッパでは古くから家庭で栽培されてきたハーブの一つで、”チャイブなしのポテトサラダには魂がない”と言う人もいるそうです。

 

消化促進の効果

花はサラダに散らしたり、ビネガーに漬け込みます。
葉はサラダ、スープ、バターチーズなどの風味付けや、肉、魚、卵料理の香味として利用します。消化促進の効果があります。

 

効能(効果、効用、薬効、作用)

食欲促進、消化促進、貧血予防、解毒作用、皮膚や血管の老化防止、抗酸化作用、血行促進作用、殺菌作用、骨粗鬆症予防、防腐作用等。

 

使い方(利用法、利用方法、活用法)

使い方(利用法、利用方法、活用法)も、ほぼアサツキやネギ等と同様に使用(利用)できるので、とても便利なハーブ(香草、薬草、植物)と言えます。日本のネギとは違い、ネギ臭さはないので、生のまま刻んで、サラダやハーブバター、スープ、シチュー、オムレツ等の卵料理、ジャガイモ料理、魚料理等に全草使用(利用)します。花もエディブルフラワー(食用花)として使用(利用)します。ネギの中でも葉が細く短く、ピンクや紫色の花は、花壇(ガーデン)に使用(利用)できます。

 

本格的な収穫は2年目以降

日当たりが良く、水持ちと水はけのよい肥沃な場所を好みます。肥料が不足すると葉の先が黄色くなってしまうので、月に1回追肥して肥料を切らさないようにしてください。1年目は間引く程度に摘み、本格的な収穫は2年目以降に行います。

繁殖は、種子か株分けをします。春か秋に種をまいて、発芽した苗が10㎝くらいになったときに5、6本ずつまとめて培養土を入れたビニールポットなどに植え替えると、根のまわった丈夫な苗ができます。
株分けは晩秋、葉が黄色くなったころに株を掘り起こして、葉は5、6cmを残して切り取り、長く伸びた根も一緒に切り詰めます。これをスコップかハサミで割り、定植します。

高温と乾燥に弱いので、夏は寒冷紗をかけるなどして日よけしたり、直射日光の当たらない明るい日陰で管理するようにします。また、酸性の土を嫌うので、鉢植え、路地ば絵いずれの場合にもあらかじめ土壌に石灰を混入して中和しておきます。
花を付けると葉が固くなるので、柔らかい葉を長く収穫したい時は蕾のうちに切り取ると良いです。

鉢やプランターに植えれば室内でも管理ができ、冬の間も葉を利用することができます。露地植えは、関東以西であれば屋外で越冬できますが、霜の降りるころから地上部は枯れて休眠します。

 

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