みなさんは熱中症の対策はしていますか〜!
「真夏日が続いているので、日々の熱中症対策はちゃんとしている」という方は多くいるかもしれません。
でも!!お酒を飲む時はちょっと油断しているかも…という方はいませんか? これから海水浴やバーベキューなど、野外でお酒を飲む予定がある方達のために、今回は夏の時期に飲むお酒の注意点についてご紹介です
眩しいぜ!太陽!
- ■熱中症についておさらい
- ■熱中症とは
- ■熱中症の対処方法
- ■夏場に起きやすい熱中症と心筋梗塞
- ■野外でのお酒は控えめに!
- しかし!夏に合うビール
- おすすめのエール系クラフトビール
- 夏に合うサワー
- 夏に合う日本酒
■熱中症についておさらい
数年前からでしょうか?熱中症という言葉が世の中に広がり、最近では毎年必ずといっていいほどよく聞くようになりましたね。
メディアなどの報道を通じて、予防法についてよく知っているという方もいるかと思いますが、よく知らないという方のために少しおさらいをしておこうと思います。
■熱中症とは
高温多湿な環境によって体温が上昇し、体が適応できないことで生じる様々な症状の総称のことをいいます。
以下のような症状は、熱中症にかかっている危険性があります。
①めまいや顔のほてり・腹痛など。
②大量の発汗。タオルなどで拭いても汗が止まらない状態。
③体温が高く、皮膚が赤く乾いた状態にある。
④頭痛、吐き気、倦怠感(身体がだるい)などがある。
⑤筋肉痛、こむら返り(手足の筋肉がつる)などの症状。
気をつけましょう!
■熱中症の対処方法
熱によって疲労している場合は、涼しい場所に運んだ後、衣服をゆるめて寝かせて水分を補給すれば通常は回復します。
ですが!
人の呼びかけにも応じることが出来なくなったり、自分で上手に水分補給が行えない、まっすぐ歩くことができないなどの症状がでている場合、重度の熱中症にかかってしまっている可能性があります。
このような場合は、大変危険な状態ですので、そういった方を見かけた際は、大量に水分を取らせるような無理な対処はせずに、すぐにお近くの病院で受診されたほうが良いです。
我慢は禁物!もつ?もつ食べたいな!
■夏場に起きやすい熱中症と心筋梗塞
人間の体は暑さを感じると、皮膚に血液を多く流したり、汗を出すことで体温を下げています。体温を一定の温度に保とうと体が働いているのですが、気温が高い状態が長くなることで、大量に発汗し、水分や塩分が失われます。 その状態を放置してしまうと、汗が出なくなったり、臓器に流れる血流量に影響を与えます。
これによって熱中症の症状を引き起こすこととなるのです。 また、炎天下では熱中症だけでなく、心筋梗塞も起こる可能性があるとされています。急性心筋梗塞の場合は、激しい胸の痛みが襲う症状がみられますが、人によっては「冷や汗をかく」「だるさがある」といった症状がみられる場合があります。 これらは、熱中症の症状とよく似ているので勘違してしまう場合があります。このような症状がでた場合はすぐに病院に行かれると良いでしょう。
また、心筋梗塞においても、予防としては水分補給が重要となっているので、のどの渇きを感じる前にこまめに水分を補給してくださいね。
■野外でのお酒は控えめに!
熱中症の予防に適している飲物としては、水や麦茶、スポーツ飲料などが良いとされています。一方で、カフェインを多く含むコーヒーや紅茶、アルコール類(ビール・ワインなど)には、利尿作用があり、体内の水分が排泄されてしまう特徴があります。 そのため、炎天下で大量に飲酒をしたり、長時間飲み続けるとったことは行為はやめた方が良いです。上記で説明したように、アルコールには利尿作用があり、飲んだ水分はすぐに尿で流れてしまいますので、水分補給にはなりません。 このほか、就寝直前にお酒を飲んでしまった場合も、寝ている間に水分を失われています。お酒を飲んだ日は、特に多めに水分補給をしてください。
特に!海でのナンパの際にビール飲みながら(カッコつけているのか?)。
あれはきついね〜。見ていてこっちが恥ずかしくなる!全然カッコよくもないし!
逆に倒れちゃうよ?
しかし!夏に合うビール
飲みないものは飲みたい!青空の下で、よく冷えたビールを飲んだときの爽快感は格別です。でも、2杯目3杯目になると飽きがくることも…。そんなときにおすすめなのがエール系のクラフトビールです。のどごしを味わうラガー系と違いエール系は料理がなくても楽しめ、ビールの風味を存分に味わえます。2杯目からは、ぜひエール系のビールを試してみてください。
おすすめのエール系クラフトビール
・クリーミーな味わいと爽やかな酸味が楽しめる「ホワイトエール」
・苦みをほとんど感じない、フルーティーなバナナのような香りの「ヴァイツェン」
・ホップやモルトの香りの余韻が楽しめる「ペールエール」
・香ばしいナッツやチョコレート、コーヒーのような香りが特徴の黒ビール「スタウト」
・麦でつくったワインと呼ばれる芳醇な味わいの「バーレイワイン」
夏に合うサワー
サワーは、のどの渇きを止めてくれるシュワシュワとした炭酸のお酒です。酸味と甘み、苦味が調和した爽やかな飲み口は暑い夏に欠かせません。
レモンサワー
暑い夏にピッタリなドリンクです。疲労回復や夏バテ予防にいいとされるクエン酸、美白や美肌にいいといわれるビタミンCが豊富です。
ライムサワー
ライムの酸っぱい香りが強く、とても爽やかです。甘さよりもさっぱりとした酸味が欲しいという人におすすめです。
日向夏
ユズの香りに似たさわやかな果実で、グレープフルーツより酸味が少なく、後味のほろ苦さが爽やかです。
甘夏サワー
ミカンらしい甘味とジューシーさが特徴で、少し感じる苦味がアクセントになっています。甘さを求める人におすすめです。
柚子
柚子の独特の香りとレモンとはまた違った酸味が魅力です。後味に残る柚子の風味が余韻となって爽やかです。
夏に合う日本酒
日本酒は一年を通して楽しめますが、季節の変化に応じて呼び名が変わり、味も異なるのをご存じですか? 日本酒は秋に収穫した新米を使い、真冬から春先にかけてつくられます。春のフレッシュな酒を「しぼりたて」、火入れして保存しておいた酒を秋に出すのを「ひやおろし」と呼んでいます。
①フレッシュな味わいの「生酒」
「生酒」とは火入れをせず、酵素や酵母が活動できる状態で貯蔵したお酒です。味の特徴は、フレッシュで華やかさやまろやかさを併せ持っています。
②酸味の効いた「白ワインタイプ」
酸味の効いた日本酒は口に残る甘さを抑え、スッキリとした爽やかな飲み口です。白ワインのようにワイングラスで楽しんでください。
③オン・ザ・ロックで楽しむ「原酒」
日本酒は水を加えてアルコール度を調整しますが、水を加えず濾過もしていない「無濾過生原酒」の日本酒ならオン・ザ・ロックでも楽しめます。
④微発泡タイプの「にごり酒」
火入れをしないことでアルコール発酵が進み、「炭酸ガス」が生成されるにごり酒があります。微発泡のガスが清涼感を生みます。
最後に
暑い夏もまたお酒の季節。ならば、「夏といえば生ビール!」を卒業して、もっと楽しく料理やシチュエーションに合わせて、サワーやカクテル、日本酒の夏酒も味わってみようではありませんか。