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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

メロン!美味しい!メロンパン!

菓子パン生地に薄く伸したビスケット生地を被せて焼いたパン。メロンパンの名称は表面のすじや格子状の模様がマスクメロンに似ているためとも言われている。 他にも「メレンゲパン」が訛ってメロンパンになった、 生地の中にメロンフレーバーが加えられていたためそう呼ばれるようになった等の諸説があるが、これらの真偽は不明。

 

ラグビーボール形のメロンパン

開発された当初のメロンパンはオムライス型を使用しており、パン生地には丸型のメロンパンのようなビスケット生地を使わずに、油脂類を多めに配合し、中身にマーガリンを加えた白あんを入れることで、外は香ばしく、中は白あんが入っている。
現在はコープこうべで製造されているものが有名。
後に広島県呉市などで、これを模倣する形でカスタードクリーム入りのものも作られた。
 

円形のメロンパン

近年、日の出の形を真似て、円形で上にビスケット生地を被せたパン、サンライズが誕生した。それが一般化するにつれ、旧来のラグビーボール型のメロンパンは次第に減少していった。 サンライズと前述のメロンパンは別物だったが、マスクメロンに形が似ているサンライズも混同されてメロンパンと呼ばれるようになった。
大手ホールセールもそれまでサンライズという名で製造していたものをメロンパンに改名した。
関西(大阪地域は含まず)の一部店舗では、現在でも円形のサンライズと紡錘形のメロンパンの両方が製造・販売されている。 
また、京阪神の一部のパン店では最後のスが濁らない「サンライス」を販売している。
本社を広島におくアンデルセンやリトルマーメイドは、東京をはじめ、ほかの地域でも「サンライズ」を販売している。
ほかにも広島県の呉ではコッペパン (ドッグパンは「給食のパン」と呼ぶらしい)、北九州の一部ではキングパンと呼ばれるものがある。
また、メロンの形とは全く無関係の長方形や楕円形などの形をしたメロンパンや、表面にビスケット生地が乗せられてはいるものの、平行にすじ模様が付けられているなどメロンを全くイメージしていないものもある。 
ヨーロッパでメロンパンがひそかなブームになっているらしい。発端は若者の間で人気の日本のアニメに登場するメロンパン。
漫画アニメ「灼眼のシャナ」の主要登場人物、シャナはメロンパンが大好物で一度にスーパーの袋一つ分を食べるらしい。 ほかにも漫画「ドラえもん』のに登場するドラミちゃんの好物はメロンパン。
 

メロンパンの名前の由来は?

外はカリカリ、中はふんわり♪ 大人から子どもまで大人気、専門店まであるメロンパンですが、どうしてその名がついたのか、はっきりしたことはわかっていません。
諸説ある由来のなかでも、よく知られている3つをご紹介します。
見た目がメロンに似ているから
もっともポピュラーな説がこちら。表面のビスケット生地に、マスクメロンのような格子模様が入っているから、というものです。
この説はさらに分類がされており、メロンに似せて作った説と、偶然皮がひび割れてメロンのようになった説があります。
同じような形をしていても、お店によって特徴はさまざま。
マスクメロンのように緑色のメロンパンもありますね。
「メレンゲパン」がなまってメロンパンになった

メレンゲパンがなまってメロンパンになった、という説もあります。
メロンパンは、パン生地にビスケット生地をかぶせたもの。
そのビスケット生地に、卵白を泡立てたメレンゲを加えていたため、メレンゲパンと呼ばれていたようです。メレンゲがメロンに徐々に変化していったのでは?と言われています。
「メロン型」を使用して成型したパンだから

チキンライスなどに使われる、紡錘形(ぼうすいけい)のライス型で成型していたから、という説です。
1950年代、神戸のパン屋で作られたパンは、当時メロンと呼ばれていた「まくわうり」に似ていたためメロンパンになった、というもの。また、ライス型の別名をメロン型ということからその名がついた、という説もあります。

 

メロンパンは謎が多いパン

名前の由来がはっきりしないメロンパンですが、その発祥にも諸説あります。有力な説が1910年、帝国ホテルのアルメニア人パン職人が、ガレットとロシアのパンをかけ合わせたというもの。
ほかに、1930年東京・駒込のパン屋で作られたという説や、メキシコの菓子パン、コンチャがルーツという説もあります。誕生時期は明治~昭和初期と多少幅があることも、謎を深めています。

 

 

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