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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

本わさびと生わさびの違いとは!

寿司といえばわさび!便利なチューブ入りのわさびは、いまや家庭の定番調味料のひとつである。刺身などにつけるのはもちろん、山芋の千切りや和え物など幅広く使えるところがうれしいですね。

 

チューブ入りの本わさびと生わさびの違いは何?

便利なチューブ入りの本わさびと生わさび、同じわさびなのに何が一体違うのか。
その答えは、使われている原材料にあるのです。

ちなみにわさびは日本原産の植物のひとつである。水が豊富にある場所で育った多年草植物で、ピリッと刺激的な味わいが特徴です。

 

本わさびとは

本わさびは日本原産わさび

わさびはそもそも日本原産の植物です。本わさびとは日本原産のわさびを指しています。
よく見る水場で栽培されているものを水わさび、畑で栽培されているものを畑わさびと分類することもある。香りや風味がバツグンにいいことが特徴ですね。

本わさび入りと本わさび使用と違い

本わさび「入り」と本わさび「使用」の違い?
含まれている本わさびの量によるのです。
本わさびの割合が50%未満の場合は「本わさび入り」、50%以上の場合は「本わさび使用」と表記することができる。

 

生わさびとは

生のわさび

生わさびとは、生のわさびをすりおろして使っているという意味だそうです。

また原料として、本わさびではないわさびが使われていることも多いです。
そのわさびとは西洋わさび、別名ホースラディッシュである。ホースラディッシュは日本原産のわさびに比べて、辛みが強い。本わさびが繊細な辛さだとするなら、こちらはパンチのある辛さだ。価格も圧倒的に安い
生わさびとは、この西洋わさびを本わさびにミックスしたものである場合が多い。

生わさびでも非加熱ではない

ちなみに「」は非加熱の意味ではなく、生のわさびを使っているという意味合いである。

 

西洋わさび

西洋わさびは、東ヨーロッパが原産とされます。
西洋料理では「ホースラディッシュ」や「レフォール」と呼び、ローストビーフには欠かせない薬味として知られています。
また、標準和名では「西洋わさび」となっていますが、流通の際には「山わさび」という名称も多く見られます。
日本では主に北海道で栽培されています。海外では中国が主産地です。また、日本のわさびには、爽やかな甘い香りがありますが、西洋わさびは蕪のような香りがするのが特徴です。

 

加工わさび

手軽に使え、長期保存ができるように加工したものが加工わさびです。
加工わさびは、粉末状の「粉わさび」、ペースト状の「ねりわさび」、「おろしわさび」などに分けられます。粉わさびは西洋わさびを乾燥し、粉末化したものを主原料としています。
ねりわさびは乾燥西洋わさびや乾燥本わさびを粉末化したものを主原料として、油脂や砂糖、食塩などの副原料に水を加えて練り調整加工したものです。

チューブに入ったねりわさびとして、家庭でもおなじみです。常温で販売されています。おろしわさびは生の西洋わさびや本わさびを主原料として、粒の細かいペースト状にし、冷凍冷蔵で流通させるものです。

 

脳が活性化する?すごいパワーのわさび

わさびには脳機能を高める働きをはじめ、体に良いさまざまな効能があるそうです。
日本では飛鳥時代から、わさびを薬草として利用してきました。スプーン小さじ1杯分を毎日食べるだけで、効果を発揮します。
中でも「ヘキサラファン」という成分は抗酸化作用が高く、「もの忘れ」「認知症」「頭にモヤがかかったような状態のブレインフォグ」などに効くらしい!

 

『わさび』を食べ過ぎると身体に悪い?

わさびは刺激物であるため、食べすぎると舌が麻痺をして味を感じにくくなる味覚障害を発症することがあるそうです。

また、わさびの辛み成分が胃腸を刺激することで腹痛や下痢などを起こすこともあるため、食べすぎないようにしましょう。
わさびに含まれる有効成分は水に溶けやすく身体に蓄積しておくことができません。
一度に大量に摂取しても体外に排出されてしまうため、適量を守ることが大切です。わさびの適量は1日に3~5gと言われています。

 

わさびの効果・効能について

食中毒予防

わさびの辛み成分であるアリルイソチオシアネートには殺菌・抗菌作用があり、細菌の繁殖を防ぎ食中毒を予防する効果があります。

わさびを刺身や寿司など生魚に添えて食べるのはこのためで、現代と違い冷蔵や冷凍設備のない江戸時代に考案され、わさび入りの寿司が広まったと言われています。

臭み消し

生魚が時間とともに生臭くなるのはトリメチルアミンという物質の影響であり、わさびに含まれるアリルイソチオシアネートにはこの物質を抑制する作用があります。

また、わさびの辛みが舌を刺激して一時的に麻痺させることで、生臭さが感じにくくなると言われています。

口臭予防

わさびの殺菌作用は口臭の原因である口の中の細菌に対しても働きます。

食欲増進

わさびの爽やかな香りと辛みが、胃を刺激して胃液の分泌を促して食欲を増進させます。

胃液の分泌が促されることで消化を助けてくれますし、胃もたれにも効果的です。

抗酸化作用

わさびに含まれる6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)は、芥子油の一種で本わさびにしか含まれていない成分です。

強い抗酸化作用があり、活性酸素の発生を抑制する効果があります。

活性酸素は細菌を排除する役割を担っていますが、増えすぎるとしみやしわの原因となり、がんや生活習慣病などの病気にかかりやすくなる原因となります。

がん予防

6-MSITCは肝臓の解毒代謝酵素を活性化させます。

解毒代謝酵素は発がん物質を体外へ排出しやすい形に変換する酵素で、この酵素を活性化することで発がんを抑制することができます。

血液サラサラ効果

糖分や脂肪分の過剰摂取、喫煙、ストレス、糖尿病など様々な理由で血液の巡りが悪くなると、血液の塊が心臓や脳の血管に詰まりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクが高まります。

 

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