馬刺しは美味しいだけでなく、よく「体に良い」、「栄養価が高い」など、健康面でも良い点があると言われています。では、他のお肉と比べてどのような良い点があるのでしょうか?馬刺しの成分や栄養については、主に次のような特徴があるため、体に良いと言われています。
- 低カロリー・高たんぱく質
- 馬肉のすばらしさ
- 美肌に欠かせないビタミンが豊富
- 注目のアンチエイジング成分ペプチドが豊富!
- お医者さんもおすすめする馬肉
- 生で食べなきゃダメなの?
- ペットにもおすすめの馬肉
低カロリー・高たんぱく質
馬肉のカロリーは約110kcal/100g。低カロリーで代表的な鶏のササミと、同じくらいのカロリーです。牛肉で約371kcal、豚肉で約386kcalとなりますので、比較的カロリーが低いのがわかるでしょう。馬刺しは油を使わず食べるので、低カロリーになりますね。
また、馬肉のたんぱく質は約20.1グラム/100g!高タンパク質で代表的な鶏モモ肉(皮なし)でも約18.8gとなるので、馬肉は高たんぱくだと言えるでしょう。アスリートやトレーニー、ダイエット中の方にもおすすめの食材です。
馬肉は、栄養価が高いと言われています。例えば、鉄分やカルシウムが豊富。鉄分はほうれん草やひじきよりも多く、鶏肉の約10倍にもなります。他にも、セレン、亜鉛、ナイアシン、ペプチド、グリコーゲンなど含まれています。貧血を防ぐ鉄分やグリコーゲンなどは、女性に嬉しい成分ですね。
馬肉のすばらしさ
スタミナ増強目的で用いられたり、貧血を改善するのに有用とされます。また、生活習慣病である動脈硬化や高血圧、糖尿病の予防にも役立つと考えられています。
含有される成分には、カルノシンやグリコーゲン、ペプチド、ヘム鉄などがあります。
カルノシン
糖尿病や動脈硬化を防ぐのに有用とされており、活性酸素を除去し、細胞の酸化を抑える働きがあると言われています。
グリコーゲン
スタミナ増強や疲労回復を促す働きがあると言われている他、肝臓の解毒の働きを高める作用もあると考えられています。この成分はブドウ糖に転換され、エネルギー源となります。
ペプチド
血圧低下作用があると言われており、血圧上昇を招くホルモンの発生を邪魔する働きがあると考えられています。
ヘム鉄
造血作用を促し、貧血を防ぐ働きがあると言われており、非ヘム鉄に比較すると数倍の吸収率があると考えられています。また、非ヘム鉄は野菜などに含有されており、ヘム鉄は魚介類などに含有されています。
カルシウム
馬肉100gあたりに含まれるカルシウムは11mgです。牛肉が4mg、豚肉が5mgであることと比較すると、馬肉には2倍以上のカルシウムが含まれていることがわかります。
歯や骨を維持するために欠かせないカルシウムは精神のバランスを整えるのにも役立ちます。身体が次第に大きくなる成長期の中高生や骨粗しょう症が心配な女性にも馬肉は、積極的に食べていただきたい食材といえるでしょう。
豊富なミネラルとビタミン
さらに、馬肉はビタミンやミネラルも豊富です!皮膚を美しく保ち、病気の回復を助けるビタミンAや、糖質の代謝を促進するゆえに、肥満防止やダイエットにつながるビタミンB1、不足すると、貧血、頭痛、めまいなどいが引き起こるとするビタミンB12などが含まれています。ミネラルは牛肉や豚肉の3倍も含まれています。
必須脂肪酸が取れる
馬肉には、健康に欠かせない必須脂肪酸(リノール酸、α-リノレン酸、オレイン酸等の不飽和脂肪酸)が多く含まれています。不飽和脂肪酸は、人の体内では造ることができない善玉コレステロールのことで、コレステロール値を下げたり、血液循環を良くしたりする効果もあります。この不飽和脂肪酸が不足すると、発育不良や動脈硬化、心筋梗塞などにもつながることも。
美肌に欠かせないビタミンが豊富
・牛肉の20倍と言われているのだそう!
お肌の為に毎日ビタミンが豊富なフルーツや野菜を多めに摂っている人も多いはず。
注目のアンチエイジング成分ペプチドが豊富!
お医者さんもおすすめする馬肉
つまり、馬肉はお医者様が勧める程に健康・美容・ダイエットに最適なお肉ということですね。
からだづくりが大切なアスリートやモデルも馬肉をよく食べるそうですよ。
生で食べなきゃダメなの?
(栄養素の中には、加熱すると性質が変わってしまったり破壊されてしまうものもあります)
せっかくの豊富な栄養素をできればありったけ摂りたいですよね。
ペットにもおすすめの馬肉
・低カロリーで
・高たんぱくだからです。