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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

どじょう料理

ドジョウは全長約20cmの小柄な淡水魚。日本では古くから全国の池、沼、稲田などに生息しています。

ただし、あまりメジャーな食材ではありませんね。しかし、カルシウムはうなぎの9倍も含まれているなど、栄養満点の魚です。

小さいものであれば丸ごと食べられるのも魅力の一つです。柳川鍋や天ぷら、どじょう汁などで食されます。

 

丸ごと食べて、カルシウムがいっぱい!

骨や歯を形成する効能
ドジョウの栄養の最大の特徴として、カルシウムの豊富さが挙げられます。
ドジョウは大型のものでなければ、丸ごと食べることができます。そのため、カルシウムが豊富に摂取できることになります。

カルシウムの含有量は魚類の中でもトップクラスであり、約70gのドジョウを摂取すれば、1日に必要なカルシウムを摂取することが可能です。

体内に吸収されたカルシウムは骨や歯を作るだけでなく、血液中にも配合されます。また、筋肉を収縮させたり、神経の興奮を抑える効能があります。

 

江戸時代におけるドジョウ

ドジョウは水田に多くみられ用意に手に入る食材で、江戸時代におけるドジョウは今で言うファーストフードのような位置づけで親しまれていました。

労働者たちが忙しい仕事の合間に、ドジョウ料理店に立ち寄って、「どじょう汁」をサラッと食べて午後の仕事に取り掛かる、というのが当たり前の日常でした。

昔から「ウナギ一匹、ドジョウ一匹」と言われ、ドジョウ一匹でウナギ一匹に匹敵するほど高い栄養価を持つとして、日本人の貴重な栄養源となっていたのです。

 

ドジョウ鍋の歴史

ドジョウの鍋料理も実に古い歴史があります。1804年の文化元年には、東京の浅草でドジョウ鍋を味わえる料理店が創業しています。

ドジョウを背開きにしてゴボウなどと一緒に調理をする「ぬき鍋」は非常に古くから親しまれている伝統料理です。

 

睡眠のリズムを正してくれる効能とは?

ドジョウにはビタミンB12も 
豊富な栄養を誇るドジョウには、ビタミンB群も豊富に含まれています。

特にビタミンB12は多く含まれており、睡眠のリズムや神経機能を正常化させたり、貧血を予防する効果も期待できます。

良質な眠りにつく時に欠かせない神経伝達物質に「セロトニン」がありますが、ビタミンB12にはセロトニンの分泌作用を調整する働きがあります。

つまり十分なビタミンB12を摂取することでセロトニンの分泌も活発になり、睡眠のリズムも整ってくるわけです。ドジョウは睡眠障害や不眠症の改善にも効果が期待できると言えます。

 

どじょうの栄養価と効果

① カルシウムがウナギの9倍

ドジョウから摂れるカルシウムはウナギの約9倍。魚類の中では最も多くのカルシウムを摂ることができる魚です。ドジョウ約70g(中サイズのドジョウ7匹程度)で一日のカルシウムを補充することが可能です。

 

② 生活習慣病やイライラ防止にも効果

体内のカルシウムの99%は骨や歯に貯蔵され、残りの1%が血液中にあります。カルシウムは丈夫な骨や歯をつくるための大切な役割を果たしています。また、血液中のカルシウムは、イライラを鎮めたりする神経の安定作用を担っています。ドジョウに含まれる豊富なカルシウムは、生活習慣病の骨粗鬆症の予防や神経安定にも効果的です。

 

③ ビタミンDも豊富

ドジョウには、カルシウムやリンの腸内吸収を増進するビタミンDが豊富に含まれています。ビタミンDが不足すると、カルシウムを多くとっても吸収される量が少なくなり、逆にビタミンDが充分あれば、カルシウムをとる量が少なくても吸収しやすくなります。

 

④ 良質なタンパク質

カルシウムやリンの吸収を助ける成分には、ビタミンDとタンパク質がありますが、ドジョウに含まれるタンパク質は、ウナギと比べると脂肪が少なく、カロリーは約3分の1です。肉類から比べてもコレステロールや肥満の心配のないタンパク源です。

 

⑤ 亜鉛やミネラルで強制強壮効果

ドジョウには、内臓を温め、体の余分な水分を取り除き解毒する作用があります。そのため、黄疸、糖尿病でのどの渇く人、尿の出が悪い人に効果があります。

 

⑥ ヌメリですばらしい効果あり

ドジョウの表面のネバネバとしたぬめりには、血液をきれいにし、細胞の働きを活発にするコンドロイチン硫酸が含まれています。コンドロイチン硫酸は保水能力が高く、炎症やガンの増殖を抑える作用があると言われています。また、ドジョウには、しみやしわを防ぐコラーゲンも含まれており、傷口を回復させる働きもあるといわれています。

 

カルシウムの吸収を促す効能

ビタミンDも含まれる 
ドジョウはカルシウムやビタミンB群だけでなく、ビタミンDも豊富に含まれています。

ビタミンDと言えばカルシウムの吸収率を良くしてくれる働きが広く知られています。前述したように、ドジョウにはカルシウムも豊富に含まれていますので、まさに一石二鳥ですね。

ちなみに、ビタミンDには、免疫力を強化し、季節性インフルエンザの予防にも効果があると言われています。また、ビタミンDは遺伝子に働きかけて免疫力を増強する効能があり、癌治療の分野でも注目されています。ただし、ビタミンDを過剰に摂取してしまうと、腎障害や高カルシウム血症などのリスクが高まります。とり過ぎには十分に注意しましょう。

カルシウムとのバランスも重要!

骨や歯を作るリンの効能!
ドジョウはミネラル成分の1つであるカルシウムが豊富ですが、「骨のミネラル」と呼ばれるリンも多く含まれています。

リンは骨や歯を作る時の主成分であり、心臓や神経、各部位の筋肉でも使われています。また、リンにはビタミンB1やB2の働きを助け、糖質の代謝を円滑にする効能もあります。

ただし、リンはカルシウムとのバランスも重要であり、このバランスが崩れてしまうと、せっかく摂取したカルシウムが体内で活用されません。

適切なバランスとしてはカルシウムの方が若干多めか、リンとカルシウムを同じぐらい摂取するのが良いと言われています。

 

意外と美味しいドジョウのおすすめ料理!

豊富な栄養があり、食べてみると意外と美味しいドジョウですが、料理でおすすめなのはやはり、「どぜう鍋」です。「どぜう」と書いて「どじょう」と呼びます。どぜう鍋は、どじょうを煮た鍋料理であり、美味しいどぜう鍋を提供しているお店も少なくありません。

種類

丸鍋
柳川鍋
ぬき鍋の3つが有名です。

栄養が高いドジョウを美味しく食べて、毎日の健康に役立てていきましょう。

 

「ドジョウの栄養価はウナギ並み」は本当か

「ウナギ一匹、ドジョウ一匹」という言葉があります。これはドジョウはドジョウ一匹がウナギ一匹の栄養価に相当する、という意味の昔から伝わる言葉です。

ドジョウ1匹はわずか10cmから15cmのサイズなので、これに大きくなれば1m近くになるうなぎに相当する栄養が含まれるというのなら驚きです。

 

結論

数値を見るとやはりウナギ一匹、ドジョウ一匹というのはちょっと大げさな表現なようです。

大きさが大きさですから、ドジョウ一匹の栄養の総量はうなぎ一匹に遠く及びません。

しかし100g換算した場合、カルシウム、鉄、ビタミンB2、ビタミンB12など多くの栄養素で、うなぎと同等もしくは上回る含有量となっています。

厳密な意味では「ウナギ一匹、ドジョウ一匹」とはならないものの、同じくらい栄養価の高い食材であることは確かです。

 

健康やダイエットにも

またうなぎのように脂肪分が多くないので、カロリーを気にする方も安心して食べることができます。

ドジョウの体の表面のぬめりには「コンドロイチン」が豊富に含まれており、関節痛の緩和や骨粗鬆症の予防に良いとされています。

調べているうちに、ドジョウというのは非常にコスパがいい優秀な食材だとわかってきました。

 

栄養素

カルシウム

ウナギの9倍のカルシウムを含むどじょうは70gで1日分のカルシウムを摂取できます
1匹約10gですから、7匹でOKですね

 

コンドロイチン硫酸

血液をきれいにし細胞を活性化する働きがあります。
つまり、美しくしてくれるという成分です。
どじょうのぬめりの中にも含まれているのですよ

 

ビタミンD

カルシウムの吸収を促進したり血液中のカルシウム濃度を一定に保ちつづけたりと大活躍!

 

亜鉛

成長の維持・免疫力アップ・血糖値を下げる・味覚の正常化・皮膚や骨の維持・体内での酵素の生成にも欠かせません。
実は、とっても大切な栄養素なんです

 

タンパク質

良質なタンパク質はウナギと同等の含有量高タンパクなのに低カロリー・低脂肪!!
筋肉・内臓・髪の毛になるのですちゃんと筋肉のある人はしわも少ないと言われます。
積極的に取りたいですね。

 

様々なドジョウ料理を知ろう

日本ではドジョウを食材として利用することは少なくなりました。
なので人からもらうなどしてドジョウが手元にあっても、馴染みのない食材をどう調理していいかわからないという人も多いでしょう。


ドジョウの甘露煮

ドジョウ料理の中でも人気のあるメニューがドジョウの甘露煮です。酒や砂糖、しょうゆやショウガなどを合わせて煮込むだけのシンプル料理です。ドジョウの身の旨味が調味料によりひきたつ、大変安定感のある調理法です。

 

ドジョウの丸鍋

ドジョウを丸々鍋にたくさん入れて、ネギを大量にのせ、山椒や七味唐辛子をを入れて食べる豪快な料理です。文化元年(1804年)に浅草駒形で越後屋が創始したといわれる歴史の深い料理です。

 

ドジョウ汁

ドジョウ汁も人気のメニューです。ドジョウは小さめのサイズが良いですね。通常の味噌汁を作る容量で、ドジョウも入れますが一緒にゴボウを入れるのがポイントです。ドジョウの泥臭さを抑えてくれる働きがあるからです。薬味としてネギを入れれば、美味しさも倍増します。

 

以上おすすめドジョウ料理の紹介でした。ドジョウは昔から「ウナギ一匹、ドジョウ一匹」と言われ、ドジョウ一匹でウナギ一匹に匹敵する栄養を持つと評されるほどですから、健康志向の人にも是非おすすめしたい食材ですね。 

 

ドジョウってスーパーに売ってるの?

昔は日本人のファーストフード的存在だったドジョウも、近年は食べる習慣が少なくなりました。そもそもドジョウをスーパーで見たことがない、という人も多いのではないでしょうか。
 

ドジョウは需要が少ない?

思いつきでドジョウ料理を作ってみようと思っても、近場のスーパーに行ってもドジョウが売っていることは希ですよね。

ドジョウはそもそも需要が少ないので売っている場所自体かなり少ないのです。
しかしそれでも夏の暑い時期になると、スーパーで生きたままドジョウが売られる事が多くなるので、機会があればチェックしてみてください。
山形や福島、静岡などドジョウの食文化が比較的根付いている地域ですと、スーパーで売られていることも多いですね。

時期や販売量に応じて値段も左右されますが、100g300円とかで販売されています。地元のスーパーでどうしても手に入らないという場合、ドジョウを専門に扱う業者がありますのでそちらから取り寄せる手もあります。

ドジョウってどんな味なの?泥臭いって本当?

ドジョウを食べる習慣は江戸時代から続くもの。しかし近年ではその習慣も少なくなり、「ドジョウを食べたことがない」という人も珍しくありません。

またドジョウは水田や湿地の泥の中に生活しているため、「泥臭い」というイメージから忌避する人も多い気がします。 

 

泥臭さについて

確かに野生のドジョウについては泥抜きをしなければ泥臭い傾向が強いのは確かです。

ただ今は泥のない水槽で育てられた泥臭くない「養殖ドジョウ」が主流であり、お店で買ったり料理店で出されるドジョウが泥臭いなんてことはほとんどないかと思います。

もしも泥臭さが多少残っていても、大抵のドジョウ料理では濃い味で調理されているので、その泥臭さに気がつかないと思います。

 

ドジョウは味よりも触感

ドジョウの魚肉自体は淡泊で、味にそこまで特徴があるわけではありません。調理法によってどのような味にも化けるといえるでしょう。

ドジョウはよく「味より食感を楽しむ食材」といわれます。口の中でコリコリとした歯触りやドジョウの皮の滑らかさなど、好きな人はやみつきになります。

 

内臓に苦み有り

ドジョウの内臓は少し苦みがあります。ただこのほろ苦さを好む人も多く、「ドジョウの唐揚げ」なんかは酒のつまみに相性ばっちりですよ。

 

妊娠中にドジョウを食べるのは健康にいい?

魚介類は水銀を含むとして、妊娠中は摂食制限が提唱されますね。しかし全ての魚介類に水銀が含まれるわけではありません。

 
水銀が多い魚
基本的に摂食制限の対象にされるのは、海の食物連鎖上位にある魚介類です。マグロ、カジキ、サメ、クジラ、イルカなどがそれにあたります。ドジョウは一生を淡水で過ごす淡水魚ですので、水銀の心配は無用といえるでしょう。
むしろ「ドジョウ一匹はウナギ一匹に相当する」と評されるほどの栄養価が高い食材なので、母体の健康と赤ちゃんの発育の為には、むしろ大きな助けになるのではないでしょうか。ドジョウからは特に、鉄分やカルシウム、ビタミンンB12などの栄養素を補給することができます。

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