低カロリーで満腹感を得られやすい寒天は、ダイエットにぴったりの食材です。
でも、なかなか効果を感じられない……という方もいるかもしれません。
寒天ダイエットを成功させるためには、どのようなことに気をつけると良いのか!
- 寒天ダイエットで効果が出ない理由
- 間食を寒天に置き換える
- 夕食の30分前に寒天を食べる
- カロリーの低い寒天メニューを取り入れる
- 食べすぎ防止になる
- お通じ解消にぴったり
- 腸内で糖や脂質を吸着してくれる
- 置き換えダイエットはNG
- 寒天のとりすぎに注意
- 粉寒天の使い方 レシピ・作り方
寒天ダイエットで効果が出ない理由
間食を寒天に置き換える
夕食の30分前に寒天を食べる
夕食は1日の中でもカロリーが高くなりがちで、また活動量が日中に比べて減ることもあり、夕食のカロリーをカットするとダイエットの成果が出やすくなります。
夕食の前に寒天を使ったメニューを食べることで、満腹感に繋がり夕食の食べすぎを防げ、カロリーカットが叶います。
寒天を食べる理想の時間は、食事の30分前。寒天に含まれる食物繊維が、糖の吸収も抑えてくれるため、食事の直前に食べるよりも効果的です。
カロリーの低い寒天メニューを取り入れる
寒天を使ったメニューはどれもカロリーが低い傾向がありますが、さらにカロリーを抑えられるメニューを選ぶと、より効果が表れやすくなります。
カロリーが高くなりがちなNG寒天メニューは、砂糖や牛乳をたくさん使うもの。
カロリーを抑えたい場合は砂糖や牛乳はなるべく少なくするのがポイントです。
コーヒーや紅茶、またカロリーの抑えられたジュースや、果汁100%ジュースなどを使い、甘みをつけたい場合は、カロリーや糖質が少ない人工甘味料などを使うようにすると良いでしょう。
寒天ダイエットのメリット
寒天ダイエットを取り入れることで、具体的にどんなメリットがあるのか確認してみましょう。
食べすぎ防止になる
寒天ダイエットの最大の魅力とも言えるのが、食べすぎ防止になること。
寒天を使ったメニューはカロリーが低く、水分もたっぷり含まれるので満腹感に繋がりやすくなります。とくに、つい食べすぎてしまう方、間食が多い方、早食いの方は効果を期待できるでしょう。
お通じ解消にぴったり
寒天に豊富に含まれる食物繊維は、お通じ解消に役立ちます。
食物繊維は腸の中で善玉菌が増えるのを助け、腸内環境を整えてくれるほか、便の材料ともなり便秘の解消を助けます。便秘がちだった方は、寒天を取り入れる寒天ダイエットはぴったりでしょう。
腸内で糖や脂質を吸着してくれる
食物繊維は腸内で糖や脂質を吸着し、体外に排出してくれる働きもあります。
食事の30分前に寒天を使ったメニューを取り入れるようにすると、より効果が期待できるでしょう。
寒天ダイエットの注意点
寒天ダイエットを行う際は、どのような点に注意すると健康的かつ効果的に行えるのでしょうか。
置き換えダイエットはNG
食事を寒天だけに置き換えるといった、置き換えダイエットはNGです。
置き換えダイエットは摂取カロリーを大幅にカットでき効果が得られやすい反面、健康を損ねてしまうことも考えられます。
極端なカロリー制限はリバウンドしやすくなるというデメリットのほか、必要な栄養素が不足して肌のコンディションが整いにくくなったり、疲れが取れにくくなったり、将来的な病気や身体の不調の原因になったりすることが考えられます。
3食の食事はしっかりとり、食べすぎ防止を助けるために寒天を用いるようにしましょう。
寒天のとりすぎに注意
寒天に含まれる食物繊維を摂りすぎることで、栄養素の吸収を妨げて栄養不足の状態になったり、反対に便秘を引き起こしたりする可能性があります。寒天を1日にどのくらいとれば良いか、明確な基準はありませんが、粉寒天1日4gをひとつの目安にするのも良いでしょう。20~40代女性の食物繊維の摂取量の平均は15.5gで、目標量18g以上に対し2.5g不足している計算です。これは粉寒天4g(食物繊維3.0g)で補える量です。もちろん寒天だけでなく、野菜や果物からの食物繊維の摂取も大切です。
体調の変化に注意しながら、適切な量を見つけましょう。
粉寒天の使い方 レシピ・作り方
粉寒天の使い方のご紹介です。料理やスイーツなど幅広く使える粉寒天は、ゼラチンに比べて弾力性がなく、歯ごたえがあるのが特徴です。常温で固まるので、取り扱いやすく、初心者の方にもおすすめです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
調理時間:40分 費用目安:100円前後
材料(300ml分)
- 水 300ml
- 粉寒天 3g
作り方
1.鍋に水、粉寒天を入れて中火で加熱し、かき混ぜながら沸騰させます。
2.沸騰状態を保ったまま中火で2分程加熱して煮溶かし、火から下ろします。
3.熱いうちに型に流し入れて粗熱を取り、冷蔵庫で30分程冷やし固め、型から外して完成です。
コツ・ポイント
寒天は必ず1~2分沸騰させないと凝固率が下がり固まりにくくなってしまいますので必ず沸騰した状態で1~2分加熱を行ってください。 加熱後は常温で固まりますので型に入れる前に粗熱を取りすぎてしまわない様に注意ください。 今回は水分量に対して1%の粉寒天を使用しましたが、メーカーによって使用量をご確認ください。