Web Analytics Made Easy - Statcounter
View My Stats

japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

チューインガムはメキシコ生まれ

チューインガムの歴史は、西暦300年ごろ(日本の大和時代末期のころ)にメキシコ南部のユカタン半島に高度な文明を築いたメキシコのマヤ文明までさかのぼります。 この住民たちは、当時群生していたサポディラという20mほどの巨木の樹液を採集して煮込み、それを固めて噛む習慣をもっていました。これがチューインガムの原料の天然チクルです。

『ガム』

歴史は西暦300年頃、現在のメキシコ南部からグァテマラ、ホンジュラスといった中央アメリカで栄えた『マヤ文明』の時代に始まったとされています。当時、この地方には『サポディラ』という、高さ20m程の大木の樹液を煮込んで固めたものを噛む・・・という習慣があったそうです。この”樹液の固まり”のことを『チクル』と言いますが、この『チクル』に色や甘味料、香りを加えて作ったのが『ガム』です。

この“『チクル』を噛む”という習慣は、『マヤ文明』が滅亡後も16世紀にこの地方を征服したスペイン人によって受け継がれました。これによってヨーロッパにも、この習慣が広まっていきました。

1860年、スペインの将軍、サンタ・アナは『チクル』を噛んだ時の心地良さと、クチの中をキレイにしてくれる・・・という役割に気付きました。そして『チクル』をアメ玉の大きさに切って売り出しました。さらにサンタ・アナの協力者のトーマス・アダムスが『チクル』をアメリカに持ち帰って、甘味料を加えて売り出したところ、爆発的な人気となりました。この時に『チューイング・ゴム』という名前が付けられました。

この『チューイング・ゴム』が、現在の『チューインガム』の始まりとなって、世界中に広がるキッカケとなったそうです。日本では1916年(大正5年)に初めて『ガム』が輸入され、1928年(昭和3年)頃から、国内でも製造や販売をする会社が、いくつも誕生しました。

 

引き継がれていく噛む習慣

繁栄を誇ったマヤ文明は、西暦800年ごろ(奈良の大仏が完成したころ)を頂点として衰退していき、ほとんど姿を消してしまいました。 しかし、チクルを噛む習慣はメキシコ・インディオに引きつがれ、16世紀にスペインがこの地を征服した後は、スペイン系移民の間でもあっという間に広がっていきました。

 

アメリカから世界のチューインガム

西暦1860年(日本では幕末のころ)、アメリカとメキシコの戦争で活躍したサンタ・アナ将軍が、天然チクルのふくよかな噛み心地と口の中をきれいにする役割に気づき、チクルを飴玉の大きさに切って売り出しました。さらに将軍の協力者であったトーマス・アダムスがこれをアメリカに持ち帰り、甘味料を加えて売り出したところ爆発的な人気を呼びました。 このときに「チューイング・ゴム」(=ゴムをかむ)と名前がつけられました。この「チューイング・ゴム」が、現在のチューインガムの始まりとなり、以後世界中に広がるきっかけとなったのです。

 

日本に上陸

日本では1916年(大正5年)に初めてチューインガムが輸入され、1928年(昭和3年)ごろから国内でも製造販売をする会社が、いくつか誕生しました。しかし、当時の食習慣に合わなかったようで、残念ながら日本人には受け入れられませんでした。

 

戦後の日本人の心をとらえたチューインガム

第二次世界大戦中、アメリカ軍はチューインガムを携帯食料の一つとして利用していました。第二次世界大戦後、彼らとともに、このチューインガムが日本に入ってきて、子供たちを中心に愛好者が急増していきました。
この当時、日本でのチューインガム原料は、酢酸ビニル樹脂が主流でした。しかし、チューインガムの本場アメリカでは「天然チクル」が採用されていました。

 

国産初の天然チクルを使用したガムが登場

1950年代前半に貿易の自由化が始まり、輸入規制のあった「天然チクル」も入手可能となりました。そして、1954年(昭和29年)にロッテは、国産で初めて天然チクルを使用した「バーブミント」ガムを市場に送り出しました。 同じ年に発売された「スペアミント」ガムは、天然チクルと厳選された各種原料を使用し、特にスペアミントの清涼感を生かした製品として、品質・市場ともに支持された画期的な商品でした。

 

機能に特化した新たなガムの登場

1980年代前半、わが国でも栄養学・予防医学・家庭医学に関する知識が急速に普及向上し、菓子に対しても健康志向の風潮が強まってきました。そのニーズをいち早くキャッチし、ロッテは従来のガムに新しい機能を付加させた目的ガムを商品化しました。

本来、ガムには、噛むことによる「お口スッキリ・眠気スッキリ・お口をうるおわす」という3つの大きな機能があります。しかし、消費者ニーズを調査すると、従来の機能をより際立たせた「眠気を吹き飛ばす・頭をスッキリさせる・歯磨き効果がある・義歯でも安心して噛める」等の目的を持つガムを求めていることがわかりました。

 

健康志向を意識したガムへ

平成に入ると、社会のヘルシー志向の高まりに応えるように、シュガーレスガムが登場しました。さらに、シュガーレスガムに続いて話題を集めたのが1997年(平成9年)のキシリトールガムの登場です。

 

新しいガムの境地を切り開く、次世代のガム

日常のすみずみまで浸透したガム。しかし10代から20代の若い世代は、ガムから離れつつありました。

2006年に発売したACUOは、20代の“自分たち向けのセンスのいいミントガムを楽しみたい”という思いに応えるガムとして開発。息スッキリが長持ちする「MFLアクオカプセル」技術を開発し、「息をデザインする(爽やかにする)」というコンセプトを実現。
また、2009年に発売されたFit'sは別の切り口で若い世代の心を掴むことに成功。若い人たちの多くが感じていた「ガムを噛むと顎が疲れる」という不満を解消することにより、噛み心地が「フニャン」とした新感覚のガムが登場しました。

 

 

japan-eat.com

 

japan-eat.com

 

 

スポンサーリンク