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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

蕎麦の効能 『番外編』

これまで3回に渡り蕎麦に関して紹介させていただきました。
そこでやはりきになるのが効能です。少し詳しく紹介してまいります

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そばは最強の健康食材なのかも!

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古くは縄文時代から食べられてきたとされているそば。
はじめは、そば粉を練って団子状にした「そばがき」のような食べものだったのが、江戸時代になって現在の形になったと言われています。

つるつるっと食べやすいざるそばは、暑い夏にはもってこい。
なんとなくヘルシーなイメージのあるそばですが、実は疲労回復や二日酔い予防など、私たちをパワフルにサポートしてくれる心強い食材なのです。

こんなにある! そばの栄養効果

疲労回復

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不足すると、疲労や体力低下、食欲不振、イライラを招いてしまうビタミンB1・B2。そばにはこのビタミンB1・B2が米や小麦の2〜3倍も多く含まれています。また、代謝を促進し、食べたものをエネルギーに変える手助けとなるパントテン酸が白米の4倍も含まれており、これも疲労回復に貢献してくれる成分です。さっぱりとした味ながらもスタミナをつけてくれる、夏の疲れた体にうれしい食べ物だったのですね。

 

身体をサポートする炭水化物

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炭水化物は糖質と食物繊維に分類されることをご存知でしょうか。
糖質は私たちが生きていくうえで欠かせないエネルギーを作り出します。一方で食物繊維には血糖値の上昇を緩やかにする作用やお通じを改善させるなどの効果があります。
そばは他の麺類と比較して糖質が中間クラスの食べ物です。そして、食物繊維の方は豊富に含まれています。

糖質制限している方にはありがたいですね。

 

二日酔い予防にも

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つらい二日酔いですが、肝臓が解毒の作業を続けるためには良質なたんぱく質が不可欠です。そばにはたんぱく質が豊富に含まれており、その含有量は穀類の中でもトップクラス。二日酔いを引き起こすアセトアルデヒドやアルコールの分解を助ける、パントテン酸やナイアシンなどの成分も、しっかりそろっています。

また、ビタミンの一種であるコリンは、アルコールを飲んだ時に肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ働きがあり、脂肪肝や動脈硬化を予防する効果があります。さらに、消化を助けてくれるアミラーゼやリパーゼなどの酵素も含まれていて、消化が良く胃にもたれにくいので、お酒を飲んだ後にはぴったり。どうやら「シメのラーメン」はやめて、「シメのそば」に替えたほうがよさそうですね。

エネルギー作りをサポートするビタミンB1

ビタミンB1は糖質やアミノ酸の代謝を助ける栄養素で、簡単に言いますとエネルギーを作り出す手助けの役割があります。
また不足すると、神経や脳に異常の生じるリスクが高まります。
そばはビタミンB1を多く含む食品です。しかし、ビタミンB1は水に溶けやすい栄養素ですので、 茹でる時に大部分が溶け出してしまう点がデメリットといえます。

 

生活習慣病を予防

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その他にも、そばには便秘解消に効果的なたっぷりの食物繊維や、ウイルスに強いカテキン、豊富なミネラルなどを含みます。

ポリフェノールの一種であるルチンは、毛細血管を強化し、血圧や血糖値を下げ、すい臓機能を活性化する働きがあります。動脈硬化や糖尿病、脳梗塞など、生活習慣病の予防に優れた力を発揮してくれる成分なのです。このルチンはビタミンCと同時に摂取するとさらに効率的に働くので、野菜や果物と一緒に食べるといいでしょう。

 

ルチン

ルチンは、フラボノイドという抗酸化物質の一つで、そばに多く含まれています。抗酸化物質とは、血管を健康に保つ成分をまとめて指す言葉です。例えば、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンもフラボノイドの一種です。

 ルチンはビタミンCとともに働いて血圧を下げ、毛細血管を強くする機能があります。

ルチンもビタミンB1と同じく水にいくらか溶け出す成分です。しかしフラボノイドは構造上やや水に溶けにくい性質を持つので茹でても流出しにくい点では異なっています。

そば湯もあるよ!

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中国医学においてそばは、体の余計な熱を取り除き、胃を健やかにすると言われています。冷たいざるそばが夏には食べやすいのですが、胃を冷やし過ぎれば食欲不振や消化不良を招いてしまいます。

そこで飲んでほしいのがそば湯。そばのゆで汁であるそば湯には、そばから栄養が溶けだしています。栄養を逃さない意味でも、体を冷やし過ぎないためにも、最後のそば湯はぜひ楽しみたいものです。

しかし、そばつゆには塩が多く含まれています。美味しいからとつい、そば湯を飲み過ぎると塩分の摂り過ぎにつながってしまいます。

塩分が気になる方は最後まで飲み干さないようにするなど、気を付けると良いでしょう。

 

十割そばと二八そば、栄養価が高いのはどっち?

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二八そばはそば粉8割、小麦粉2割で混ぜ合わせたものです。

小麦粉を混ぜる理由は、できあがったそばがボロボロにならないように「つなぎ」にするためです。十割そばは、その名の通り100%そば粉でできたそばのことを言います。風味が良いのが特徴である一方、高い技術を持った人でないとつなぎの関係上、美味しいそばが打てないと言われています。

それでは栄養面で二八そばと十割そばは異なっているのでしょうか。

二八そばも十割そばも、材料の大部分がそば粉なので含んでいる栄養自体に大きな違いはありません。しかし、茹で時間に大きな差があり、十割そばは約30秒、二八そばは1分以上になります。茹でている間にビタミンB1などの水に溶けやすい栄養成分が溶け出してしまうので、茹で時間の長い二八そばの方が栄養を損失します。

よってそばの栄養を余すことなく摂れるという点で、十割そばの方が高いと言えるでしょう。

そばの効能がダイエットに良い

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「ダイエット中の人は積極的に食べるべき」と言い切ることはできませんが、注目していきたい食品の一つになります。もう少し解説しますと、そばは他の麺類と比べて、カロリーや糖質に大きな差はありません。一方で、血圧や血管にとって良い作用をするルチンが含まれていて、たんぱく質の質が良いという面も。

とはいえそばだけでは足りない栄養素もあります。なのでダイエットする時に大切なのは栄養素を、バランスよく摂ることです。また、そばばかりを食べていると足りない栄養素もあるので、かえって不健康な食生活になってしまいます。ですので様々な食材をバランスよく食べるよう、心がけることをお勧めします。

 

 

そばを食べ続けると肌に悪いって本当?

どのような栄養素が不足しているのでしょうかね〜

それはビタミンB群以外のビタミンです。
具体的にはビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンKは含まれていません。
また、ビタミンEは含まれてはいるものの少量です。

ビタミン不足や偏った食生活は肌荒れの原因の一つです。
そばばかり食べ続けると肌に悪い可能性があることが分かりますね。

 

そばを栄養バランスよく食べる方法

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そのためには付け合わせを工夫しましょう。そばに不足しているビタミンを補うために、おすすめなのは天ぷらです。天ぷらはそばのつゆとの相性も抜群でおいしく頂けます。ナスやかぼちゃはビタミンA・B・C・E・Kが含まれており、天ぷらとして人気の食材でもあります。

また、きのこや魚の天ぷらはビタミンDを補えるので、ぜひそばに付け合わせてみてください。

 

そば茶はどうなの?!

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そば茶に多く含まれているのはルチンと食物繊維です。
というのも、そば茶もそばの実からできていることを考えれば、当然かもしれませんね。
また、そばの実からできた飲み物なのでそば茶はカフェインを含んでいません。
お茶が好きだけれども
カフェインが気になる方や妊婦さんにもおすすめです

 

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