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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

チーズ!カッテージチーズってなに?

生乳から乳脂肪分を取りのぞいた脱脂乳を原料に作られるチーズです。脂肪分を除去しても、たんぱく質やカルシウムなどの栄養成分はそのまま残されているため、ヘルシー志向の料理の材料や、ダイエット中のカロリーコントロールとしても注目されています。

カッテージチーズとは?

概要

カッテージチーズは、脱脂乳から作られる、ホロホロとした崩れやすいそぼろのような見た目のチーズです。
あっさりとしてクセがなく、ほどよい酸味と軽い口溶けが特徴で、世界最古のチーズとしても知られています。

特徴・味わい

あっさりとした味わいの理由は原料にあります。カッテージチーズの原料である「脱脂乳」は、牛から搾られた生乳から脂肪分を取り除いたものです。そのため脱脂乳自体の味わいはあっさりしています。そのため脱脂乳から作るカッテージチーズも、あっさりとした味わいになります。
クセが少ないため、そのまま食べるだけでなく料理やお菓子にも使いやすいチーズですよ。

名前の由来

カッテージチーズの名前は、山小屋を意味する「cottage(コテージ)」が語源とされています。
元々は乳が自然に酸敗してできたもので、農家などの小さな小屋で作られていたため、その名がついたと言われています。

 

オススメのカッテージチーズの食べ方

カッテージチーズはあっさりとしてクセがないので、サラダや料理、おつまみ、デザートなどさまざまなレシピで幅広く使えます。おすすめの食べ方をご紹介します。

そのまま食べる

まずはそのまま食べて、カッテージチーズのあっさりとした味わいを楽しみましょう。さわやかな酸味が感じられます。
はちみつやジャムをつけることで甘さを加えたり、クラッカーにのせておつまみにしたりするのもおすすめです。はちみつやジャムのほどよい甘みや、クラッカーのサクサクとした歯応えがあっさりとしたカッテージチーズによく合います。

サラダにして食べる

カッテージチーズはドレッシングとも相性がよく、サラダにもぴったりのチーズです。しゃきしゃきとした葉野菜や食べ応えのある根菜と合わせたり、風味の良いきのこ類と和えたりすることでカッテージチーズをさらに楽しめます。
真っ白なカッテージチーズをサラダにトッピングすることで彩りがよくなり、おもてなしの一皿にもなりますよ。

フルーツに和える

カッテージチーズは果物とも合うチーズです。いちごやみかんなどさっぱりとした甘みのあるフルーツとカッテージチーズを和えることで、コクのあるデザートに仕上がります。
また、カッテージチーズとフルーツをドレッシングで和えてフルーツサラダにするのもおすすめです。酸味のあるドレッシングとフルーツの甘み、カッテージチーズのコクがバランス良く、料理としてだけでなくワインなどのお酒のおともにもなります。

 

チーズには、ナチュラルチーズとプロセスチーズがある

ご存知かと思いますがかと思いますが、チーズは大きく2つの種類に分かれています。

どちらも同じように販売されているものですが、製法などが異なっています。

それぞれのタイプについて見ていきましょう。

ナチュラルチーズ

牛などのミルクを乳酸菌や凝乳酵素(レンネットと呼ばれる)で凝固させて、カード(凝乳)、とホエイ(乳清)に分けて、カードを製品化したもの、または熟成させて製品化したものです。

一般的に、乳酸菌が活きたまま残っているので、時間と共に熟成していくことで味も変化します。

また、非熟成タイプと熟成タイプの特徴が異なる2タイプがあり、熟成タイプはさらに白カビチーズやブルーチーズなどに細かく分類されます。

プロセスチーズ

ナチュラルチーズに乳化剤などを加えた後、加熱して溶かして、再び成形したものです。

加熱することで乳酸菌は死滅し、熟成することはありません。

その代わり品質は安定するので、長期保存が可能となっています。

戦後の日本で、先に広まり始めたのがこれらプロセスチーズであり、スライスチーズや6Pチーズなどスーパーで目にする機会が多いでしょう。

 

フレッシュチーズであるカッテージチーズの作り方

ナチュラルチーズの作り方をしますが、原料には脱脂乳を使用するという特徴があります。

できあがったカードを、ホエイが分離しやすいように糸でカッティングし、さらに加熱します。

するとカードが粒状になるので、それを水洗いし、水を切ったものがカッテージチーズです。

これが一般的な作り方ですが、このままだとポロポロとしたそぼろのような食感なので、これを裏ごしして、なめらかな口当たりにしたものも生産されています。

フレッシュチーズとは、ナチュラルチーズの中でも、このように熟成させず製品化したもののことです。

フレッシュチーズは、他に「リコッタ」「モッツァレラ」「マスカルポーネ」などが代表的です。

 

カッテージチーズをさらに深掘りすると!

カッテージチーズの産地については説が分かれていて、イギリスともオランダともいわれています。

最初は自然に酸敗した乳から作られたとされ、最もシンプルで世界最古のチーズの一つです。

「カッテージ」の名は、英語で山小屋を意味する「cottage(コテージ)」であり、元々農家などの小屋で作られていたことが由来となっています。

お腹がゴロゴロする原因となる乳糖はほとんどがホエイに含まれており、ほとんどのホエイを排出させて作られる、他のチーズを食べてお腹がゴロゴロすることはありません。

しかし、カッテージチーズは凝乳時間が短いため、乳糖が2~3%ほど残っており、乳糖不耐症の人には合わない可能性があるので、注意して食べるようにしてください。

ちなみに、先述したリコッタチーズも、同じフレッシュチーズで見た目も似ているため、カッテージチーズと混同されることが多いようです。

しかしリコッタは、ホエイを加熱して作られるため特殊であり、カードを製品化する他のチーズとはまったくの別物です。

 

カッテージチーズは四拍子そろったダイエット食品

冒頭でカッテージチーズがヘルシーだといわれていて、その理由としてカロリーは低いのに栄養は十分にあるからだとお伝えしました。

これをもう少し詳しく説明しますと、他にも糖質と脂質が低く、タンパクが豊富に含まれているという理由もあります。

このように、栄養面で好ましい条件が四拍子そろっているから、現代の多くの人、特にダイエット中の人にピッタリな、ヘルシーな食品なのです。

これらの栄養に関する四要素について述べてまいります。

 

低カロリー

カッテージチーズの栄養について、特筆すべきはこのカロリーの低さでしょう。

商品にもよりますが100gあたり99キロカロリー程度であり、馴染みのあるカマンベールチーズの291キロカロリーや、プロセスチーズの313キロカロリーと比べると圧倒的に低カロリーです。

脱脂乳が原料となっているため、取り除かれた脂質の分だけカロリーが抑えられています。

そもそもチーズそのものが、通常の食べる量を考えればそこまで高カロリーとはいえません。

そこからさらに、カロリーが低くなっていることは、大きな魅力でしょう。

低糖質

糖質に関しても、100gあたり1.9gのカッテージチーズは、チーズの中では低いグループに入っています。

そもそも、チーズは全体的に低糖質の食品です。

食後の血糖値の上がり度合いを表す指標として、食品には「GI(ジーアイ)」が定められています。

GI値が高い食品ほど食後の血糖値が上がりやすいとされていますが、チーズはおよそ30~35です。

55以下が低GI食品に分類されますので、GI値の点でもチーズのメリットは大きく、カッテージチーズはその中でも低いので、かなりヘルシーといってよいでしょう。

 

低脂肪

脱脂乳を原料とするカッテージチーズが、低脂肪であるのは当然ですよね。

それでも、他のチーズと比較すると、あまりにも脂質量が少ないので驚かれると思います。

カッテージチーズ100g中の脂質はおよそ4.5gです。

これに対し、次に脂質が少ないリコッタチーズでも11.5gと倍以上もあるのです。

さらに、脂質が最も多いチェダーチーズともなると33.8gもあり、なんと7.5倍以上にもなってしまいます。

このように、脂肪分が少ないにもかかわらず、タンパク質をはじめとした栄養素の多くが残っているので、カッテージチーズがダイエット中や健康を気にする人たちに人気があるのもうなずけるでしょう。

 

高タンパク

カッテージチーズ100gに含まれるタンパク質はおよそ13.3gです。

44.0gも含むパルミジャーノ・レッジャーノには及びませんが、マスカルポーネの4.4gやリコッタの7.1gと比べれば十分な量といえるでしょう。

タンパク質は、私たちの体の細胞を構成する栄養素であり、不足すると新陳代謝が円滑に行われません。

また、体の機能維持に必要なホルモンなどの、原料となる栄養素でもあります。

ですから、タンパク質が不足すると、筋力が衰えるだけでなく、体の機能も低下し、体調を崩しやすくなってしまいます。

肌や髪の毛のターンオーバーも順調に行われず、美容面でも悪影響が出ますので、ダイエット中には特にカッテージチーズでタンパク質を摂取するとよいでしょう。

 

カッテージチーズに合うワイン

カッテージチーズはワインとも相性がいいチーズです。カッテージチーズをおつまみにして、ワインを楽しんでみましょう。

軽めの白ワイン

さわやかな酸味があるカッテージチーズは、酸味のある軽めの白ワインとよく合います。同じ特徴を持つワインとチーズは相性がいいので、軽めの白ワインとフレッシュなカッテージチーズを組み合わせることでお互いの良さを感じることができます。

ロゼワイン

どのような料理とも相性のいいロゼワインはチーズともぴったりのワインです。さっぱりとしたカッテージチーズは、特に淡い色のロゼワインがおすすめです。薄いピンク色のロゼワインは口当たりが軽いので、フレッシュチーズのさわやかさとよく合います。

スパークリングワイン

さわやかな風味のスパークリングワインは、フレッシュなチーズとの相性がいいワインです。カッテージチーズはあっさりとしてくせのない味わいなので、キレのよい辛口のスパークリングワインと合わせてみましょう。

Japan Eat

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