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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

訳あり食品とは?

賞味期限切れ間近などの理由から、正規の値段で売れない食品をお安く購入できる訳あり食品通販。お得に食品を買えるだけでなくフードロスの削減にも貢献できると話題になっていますが、「試してみたいけれど品質が心配」と利用をためらっている方も多いのではないでしょうか。訳あり食品の魅力をご紹介します。安さの理由や実際にどんな商品を買えるのか、またフードロスとの関係性についてです

 

訳あり食品とは?

「訳あり食品」とは、賞味期限が近いなどさまざまな理由で通常の販売方法で消費者に届けられなくなった食品のこと。

 

訳ありになる理由としては、主に以下が挙げられます。

  • 在庫処分対象

  • 形や大きさなどが規格外の商品

  • 賞味期限間近

  • パッケージの破損やつぶれ

  • パッケージ変更や印字ミス

 

これらの理由で販売・購入されなかった食品の多くは通常破棄されてしまいます。しかし、見た目が少し悪くても、中身の品質や味に違いはありません。

このように、正規価格では販売できないけれど美味しく食べれる食品を、安い価格で提供しているのが訳あり食品通販です。破棄される食品数の削減にもつながるので、環境問題に関心が高い方の間でも話題になっています。

 

冷凍食品から高級食品までお得に買える!「訳あり」の魅力

訳あり商品の最大の魅力は、価格の安さでしょう。普段購入しないような高級な肉やワインが、訳あり食品ならお安く購入可能。いつもの夕食をワンランクアップしたり、記念日を豪華に楽しんだりできます。

訳あり食品として販売されているのは

高級食品だけではありません。忙しい昼ごはんに便利な冷凍食品やいつも飲んでいる飲み物も、さまざまな理由で訳あり食品としてお得に購入できます。

高級国産和牛肉や豪華海鮮類がお手頃価格に!

訳あり食品で人気の高級牛肉や豪華海鮮。正規価格だと値段が高いため、自分で購入する機会が少ない食材の1つではないでしょうか。

高級牛肉や海鮮は贈答品として用意される場合が多く、形や大きさなど見た目が規格に合わないものが訳ありとして販売されます。

カニの足の本数が足りなかったり肉の部位や形が不揃いだったりなど、見た目に難がある食品でも品質はお墨付き。販売を楽しみにしている人も多く、すぐに売り切れるほど人気があります。

 

和菓子やケーキなどのスイーツも要チェック

人気のスイーツも訳あり食品ならお得に購入できます。贈答用の箱入り商品も多く、ちょっとした手土産が必要なときもネットで簡単に注文できて便利です。

ゼリーやアイスクリームなど長く保存できるものは、安いときに購入して、自宅の冷蔵庫や冷凍庫にストックしておくのもおすすめです。急な来客があっても慌てずに済みますよ。

 

贈答品以外にも

スーパーで見かけるスナック菓子などがお得な価格でまとめ売りされていることもあります。小さい子どもがいる家庭はもちろん、大人数の集まり用にお茶菓子を準備したいときにも嬉しいですよね。

訳ありなら高級フルーツも低価格

訳あり食品通販ではぶどうやメロン、マンゴーなどの高級フルーツも価格を抑えて販売されています。

贈答用として育てられた高級フルーツは見た目も重要なため、皮に傷があったり色が悪かったりするだけで規格外となってしまいます。

しかし、ギフトとしての条件を満たしていないだけで、家庭で楽しむフルーツとしてはまったく問題ありません。高級フルーツをお得に食べられるのは、訳あり食品ならでは。まとめ買いしてジャムやスイーツ作りに使うのもおすすめです。フルーツは出回る季節が限られているので、購入したい人はこまめに通販サイトをチェックしましょう。

冷凍食品やお酒、飲料水もまとめ買いでお得

重くて持ち運びにくい飲料水やお米などは、日ごろから通販で購入する人も多いのではないでしょうか。冷凍食品・缶詰・飲料・米など普段スーパーで買う商品も、訳あり食品としてまとめ売りされています。

訳あり食品通販で購入すれば、持ち運びの手間を減らせるだけでなく食費の節約にもつながります。販売サイトによっては、一定の金額以上購入すると送料が割引されるので、保存可能な缶詰や冷凍食品も訳あり食品でまとめ買いしておくのがおすすめですよ。

その他、コンクール受賞歴のあるワインが安価に販売されていることもあります。

 

訳あり食品を買うことでフードロス削減にもつながる

訳あり食品通販はいいものを安く買えると話題になっていますが、その魅力は安さだけはありません。本来廃棄されるはずだった訳あり食品を積極的に購入すれば食品廃棄量を減らすことができ、社会貢献にもつながります。

とはいえ、食品廃棄やフードロスなど、なんとなく聞いたことがあるけれどよくわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで、次はフードロスとは何か、フードロス削減のためには何ができるのかを解説します。

 

フードロス(食品ロス)とは?

フードロス(食品ロス)とは、まだ食べられるにも関わらず食品を捨てること。品質に問題はなくても、賞味期限が迫ったり形や大きさが規格外だったりすることが原因で、大量の食べられる食品が消費者に届かずに破棄されています。

捨てる量が増えると負担も増える

フードロスは単に”食べ物がもったいない”というだけではありません。捨てる量が増えると、環境や経済へかかる負担も増えます。

廃棄された食品は一般廃棄物の一部としてゴミ処理場で焼却処分されます。

税金でまかなわれる焼却処分の費用を削減するためにも、フードロスの量を減らす取り組みが必要です。

さらにゴミの焼却量を増やすことは二酸化炭素の排出量を増やすことにもつながるため、費用の問題だけでなく、環境への問題も心配されています。

では、わたしたちはどのくらいの量の食品を捨てているのでしょうか。日本のフードロスの状況を見ていきましょう。

 

毎日お茶碗1杯分のご飯を捨てている

食料自給率が低い日本は、海外からの大量の食糧を輸入している一方で、毎年多くの食品が捨てられています。

2020年のデータでは、日本におけるフードロスの発生量は年間522万トンにも及び、日本人1人あたりに換算すると、年間に約41㎏、日本人全員が毎日お茶碗1杯分の食品を捨てていることになるのです。

なお522万トンのうち、運搬中の破損や印字ミスなど製造・販売の過程で発生した食品ロス(事業系ロス)は275万トン、食べ残しや賞味期限切れなど家庭で発生した食品ロス(家庭系ロス)は247万トンといわれています。

事業系ロスはもちろん、残さず食べる、買った食材は使い切るなど、一人ひとりが意識するだけで食品ロスを削減することができるのです。

 

食べ残しや売れ残りを減らすことが大切

フードロスには家庭で廃棄する家庭系ロス、食品の製造や外食などの事業活動で発生する事業系ロスがあり、フードロスを減らすには家庭系ロスと事業系ロスの両方の数を減らしていく必要があります。

特に家庭では

料理を多く作りすぎて食べきれず捨ててしまったり、食品を買ったのに賞味期限を切らしてしまうこともありますよね。訳あり食品を買う以外にも、食べきれる分だけ作る、使う分だけ買うなど工夫するだけでもフードロス削減につながります。

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