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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

チョコレートはなぜ体にいい?

健康にいい食材として話題のハイカカオチョコレート。ダークチョコレートとも呼ばれ、一般的なチョコレートよりも栄養効果が高いといわれています。
ハイカカオチョコレートとは具体的にどのようなチョコレートのことを指し、どのような効能が期待できるのでしょうか。

カカオポリフェノールとは?

今、食べ物に含まれている成分に対する関心が高まっています。さまざまな成分の中でも、注目度が高いものといえばポリフェノール。「動脈硬化予防に効果があるらしい」「カラダのサビ、活性酸素を退治してくれる……」などなど数多くの研究を通じて、その多彩な機能が次々に明らかにされています。緑茶、赤ワインをはじめ、ポリフェノールが含まれた食べ物はいろいろありますが、チョコレートの材料、カカオ豆にもカカオポリフェノールがたっぷり含まれています。

実はこのポリフェノール、自然食品から摂取することが意外に難しいことはあまり知られていません。では、比較的効率よく摂取できるものはないのでしょうか?実は、それこそ素材を丸ごと使うことができるカカオ豆なのです。ポリフェノールが豊富に含まれ、しかも気軽に利用しやすい食べ物、その代表がチョコレートやココアというわけです。

カカオプロテインとは?

難消化性の物質は、小腸で消化吸収されず、大腸に届き、便の基材となってかさを増すことができます。また、腸内細菌のえさとなり腸内フローラを変化させることで、整腸作用を及ぼします。カカオプロテインには、便のかさ増し効果と整腸作用による「便通改善」の効果が期待できると言われています。

ハイカカオチョコレートってどんなチョコ?

ハイカカオチョコレートには、実ははっきりとした定義はありません!
しかし、一般的にはカカオの含有率が70%以上のチョコレートが、ハイカカオチョコレートとして分類されることが多いです。
一般的なチョコレートのカカオ含有率は30~50%程度で、砂糖やミルクなどを配合することで甘さを出しています。一方のハイカカオチョコレートは、砂糖やミルクなどの量が少ない分、主原料であるカカオ特有の味わいが強く、甘さがやや控えめな点が大きな特徴です。

ハイカカオチョコレートに期待できる効能

ハイカカオチョコレートには、カカオに含まれるカカオポリフェノールが豊富です。カカオポリフェノールは、健康面にさまざまな効果が期待できるといわれています。続いては、ハイカカオチョコレートの効能にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
便通改善
カカオポリフェノールには腸内環境を整え、便通改善を促す食物繊維が豊富です。定期的に適量摂取することで、便秘の改善や予防につながるでしょう。
美容効果
人の体は、体内が酸化することで老化が進みます。カカオポリフェノールは活性酸素の働きを抑える抗酸化作用を持ち、肌を若々しく保ったり、血をさらさらにしたりするエイジングケア効果もあるとされています。
普通のチョコレートよりも低糖質
一般的なチョコレートより糖質を抑えられる点も、ハイカカオチョコレートの魅力。カカオにはテオブロミンという苦味成分が含まれており、この成分には脂肪分解作用があるといわれています。また、カカオポリフェノールには、脂肪の蓄積を抑制する働きも。
砂糖やミルクの配合が抑えられているため、お菓子類を控えたいダイエット中の方にもハイカカオチョコレートはおすすめです。

認知症予防の可能性も

カカオポリフェノールには、アルツハイマー型認知症や認知機能との関連性があるとされているBDNF(脳由来神経栄養因子)に働きかけて、脳の認知機能を高めるという研究報告もあります。
BDNFは脳にとって重要な栄養分ともいわれており、加齢とともに減少していくといいます。認知機能の向上によって、記憶力アップや認知症予防につながる可能性があるでしょう。

ハイカカオチョコレートにも注意点はある?

ここまでご紹介したとおり、健康メリットが多いハイカカオチョコレートですが、だからといってたくさん食べてもいいわけではありません。ハイカカオチョコレートを食べる上で、下記のように注意したいこともあります。

添加物には注意を!

ハイカカオチョコレートを選ぶときは、原材料を見て、カカオ以外の添加物が入っているかを確認することが重要です。特に注目したいのが、植物性油脂や乳化剤。
保存性を高めたり、口当たりを良くしたりするために利用されているものですが、こうした添加物が多いとアレルギー反応などが出る可能性もあるため、注意が必要です。頭痛やじんましん、花粉症、アトピー、便秘、下痢といった不調が出やすい人は特に気をつけましょう。

脂質は普通のチョコレートより多め

ハイカカオチョコレートはカカオの含有量が多い分、脂質も多くなります。一般的なチョコレートより1.2~1.5倍の脂質があるハイカカオチョコレートもあり、相対的にカロリーは高めです。では、どれくらい食べてもいいのかというと、菓子・嗜好飲料の目安量は1日200kcal程度とされており、ハイカカオチョコレートは30gでおよそ180kcal相当。ほかに間食として食べている物もあることを踏まえると、それを超える量は控えたほうがいいでしょう。
また、利尿作用や興奮作用、気管支拡張作用のあるカフェインやテオブロミンといった成分も一般的なチョコレートより多く含まれるため、食べすぎには注意が必要なほか、場合によってはアレルギー反応を起こす方もいます。

高カカオチョコレート選びのポイントは?

高カカオチョコレートは種類が多いため、どのような基準で選べば良いか迷ってしまうかもしれません。高カカオチョコレートを食べるのが初めてという方は、カカオ含有量70%程度のものからはじめるのがおすすめです。
砂糖の甘みや乳製品の風味が感じられ、初心者の方でも食べやすいでしょう。高カカオチョコレートを食べ慣れている方で、健康効果やダイエット効果を見込んでいる方は、80%や90%でも良いはずです。また、個別包装されたタイプや粒状になっているタイプを選ぶと、食べ過ぎになりにくく、カロリー計算もしやすくなります。
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