血圧が気になるぽっこりお腹、肌のシミやシワ、ストレスなど、働く女性に尽きない悩み。栄養があって体に良さそうなトマトジュースには、女性の気になる悩みをサポートしてくれる効果が? 美容にも健康にも嬉しいトマトジュースの魅力をたっぷり紹介!
- 健康や美容に嬉しいトマトジュース
- どんな効果があるのか?トマトジュースの魅力
- 活性酸素を除去する
- ダイエットや美白に効果的
- 【注意】飲むときに気をつけたい3つのこと
- 【1】糖質をチェックする
- 【2】水分補給にしない
- 【3】1日の摂取目安量は約1本
- 栄養価アップ食べ方・飲み方をひと工夫
- リコピンの効果的な摂り方
- 【レシピ】トマトジュースを使って毎日おいしく
- 【1】スパイシートマトチーズスープ
- 豆乳ヨーグルトとトマトのスープ
- トマトの夏野菜カレー
健康や美容に嬉しいトマトジュース
「なんとなく体によさそう」「ジュースを飲むよりダイエットになるはず…」というイメージのトマトジュース。野菜不足を解消したくて飲んでいる人もいるかも知れません。
・生トマトよりもおすすめ?
・ジュースは糖質の量に注意
どんな効果があるのか?トマトジュースの魅力
色どりもよく、コンビニでも買えるほど身近なトマト。健康・美容面で効果的だと言われるトマトですが、そもそもどんな栄養があるのか、また生のトマトとトマトジュースでは違いはあるのか…。意外と知らないトマトの効能を一緒にチェックしましょう。
活性酸素を除去する
トマトジュースに含まれるリコピンは、疲労やストレス・喫煙・睡眠不足など、しみ・シワ・たるみなどの老化の元凶である活性酸素を除去してくれます。
さらにβカロチンも豊富なので、肌の新陳代謝をアップさせ美肌に導きます。生のトマトよりもトマトジュースの方がリコピンが豊富!
ダイエットや美白に効果的
トマトジュースに含まれているリコピンは、ダイエットや美白・日焼け予防など健康・美容に嬉しい効果が期待できます。リコピンは赤色やオレンジ色の色素成分・カロテノイドの中でも特に抗酸化作用が高く、その高さは同じく抗酸化作用を持つビタミンEの100倍以上と言われています。
【注意】飲むときに気をつけたい3つのこと
健康や美容にいいからと、毎食お水の代わりにトマトジュースは摂り過ぎです。トマトジュースは生のトマトを濃縮しているので、足りない栄養を補給するくらいに留めておいて。体にいいことはついやりすぎたくなるかもしれませんが、何事もバランスが大事ですよ。
【1】糖質をチェックする
野菜を手軽に摂れる野菜ジュースは魅力ですが、こういった商品には果糖ぶどう糖液糖が含まれていることがあります。
中でもトマトやにんじんには糖質が多く含まれます。ダイエット中はとくに、飲む前にパッケージに記載された糖質量をチェックする習慣をつけましょう。
【2】水分補給にしない
トマトジュースなどの嗜好飲料は、水分補給とは別で考えましょう。
トマトジュースはカリウムを多く含みます。カリウムを含むドリンクは利尿作用が高く、いつもより水分が余分に体外に出ていってしまうことも。水分補給はお水で摂るのがおすすめです。
【3】1日の摂取目安量は約1本
リコピンの1日の摂取目安量は15〜20mg。トマトジュースなら約1本弱(160g)飲めば、目安量に達します。
栄養価アップ食べ方・飲み方をひと工夫
トマトジュースはおいしいけれど、やはり香りや味にクセがあるので、毎日飲んでいると飽きてきちゃうのが悩みどころ。朝の一杯目に飲むだけでなく、料理に使ったりしてもよさそうですね。ここでは、トマトジュースの効果的な飲み方を紹介します。
リコピンの効果的な摂り方
ちょっぴり工夫して効果的に栄養を摂取しましょう。
1. 油と一緒に食べること
リコピンは脂溶性の栄養成分。そのため油と一緒に食べることで、体への吸収率が高まります。
2. 加熱して食べること
加熱することで植物の細胞壁が壊れます。これにより栄養成分の吸収率がアップします。
【レシピ】トマトジュースを使って毎日おいしく
トマトジュースにちょっと飽き始めたら、料理に使ってみませんか? トマト缶を使うより手軽で、ちょっとコクを足したいときにもおすすめです。ここでは、簡単で栄養たっぷりのトマトジュースレシピを紹介します。
【1】スパイシートマトチーズスープ
【材料(2人分)】
・ツナ:2缶(ノンオイル・汁ごと)
・キャベツの葉:2枚(100g)
・ピーマン3個:(100g)
・玉ねぎ(小1/2個):80g
・トマトジュース(無塩):200ml
・オリーブオイル:小さじ2
・チリパウダー:適量
<A>
・顆粒コンソメスープ:大さじ1
・チリパウダー:大さじ1
・クリームチーズ:20g
・白ワイン:大さじ1
・塩:少々
・チューブにんにく:小さじ1
・豆乳:200ml
【作り方】
1. キャベツ・ピーマンは3cm長さの細切りに。玉ねぎは3cm長さの薄切りにする。
2. 鍋にオリーブオイルを中火で熱し、玉ねぎ・ピーマンの順に炒める。
3. トマトジュースを加えて煮立ったら、ツナとキャベツを加える。
4. キャベツに軽く火が通ったら[A]を加え、ひと煮立ちさせる。
5. 器に盛り、チリパウダーをふって完成!
豆乳ヨーグルトとトマトのスープ
【材料(2人分)】
・豆乳ヨーグルト:大さじ12
・トマトジュース(無塩):400g
・ポッカレモン100:小さじ2
・塩・こしょう:少々
・オリーブオイル:小さじ2
・パセリ、バジルなど(あれば):お好みの量
【作り方】
1. 豆乳ヨーグルトとトマトジュースを鍋に入れ、3分程中火で温める。
2. [1]にポッカレモン100を加える。
3. 塩とこしょうで味を調整したら器に盛る。
4. オリーブオイルをかけ、好みでバジル等で飾りつけたら完成!
トマトの夏野菜カレー
【材料(3人分)】
・鶏むね肉:200g
・塩:少々
・こしょう:少々
・薄力粉:適量
・かぼちゃ:100g
・赤パプリカ:1個
・なす:1本
・サラダ油:50ml
・玉ねぎ:1個
・カレールウ:3片
<A>
・ケチャップ:大さじ1
・トマトジュース(食塩無添加):500ml
・水:300ml
<トマトライス>
・米:2合
・トマトジュース(食塩無添加):1カップ
・水:適量
・バター:20g
【作り方】
1. 下準備として、鶏むね肉を一口大のそぎ切りに、かぼちゃを5mmの厚さに、赤パプリカ、なす、玉ねぎをくし切りに、米はといでざるに上げておく。
2. 炊飯器に米とトマトジュースを入れたら、2合の線まで水を入れて炊く。
3. [2]が炊き上がったら、バターを混ぜる。
4. 鍋に油を熱したら、かぼちゃ、パプリカ、なすを揚げ焼きにする。
5. 鶏むね肉は下味をして粉をまぶして焼く。
6. 玉ねぎを炒めたら[A]を加えて10分程煮て、カレールウを加え煮溶かし、さらに5分程煮る。
7. 器にごはんを盛り付けたらルウをかけ、野菜と鶏むね肉を添えて完成!