インドでは定番の飲み物のひとつですが、一体ラッシーとはどんな飲み物なのか!
- 「ラッシー」とは
- 似ているドリンクとの違い
- 材 料
- 味わい
- カロリー
- さまざまなテイストを楽しめる
- アレンジを楽しむこともできる
- ラッシーと飲むヨーグルトの違い
- 明確な違いはない!
- ラッシーの作り方
- 牛乳とヨーグルトのおいしい比率
- トロピカルラッシー
「ラッシー」とは
本場インドにおいて、チャイと並んでカレーに欠かせない定番ドリンク「ラッシー」。主にインド料理店で味わえるので、飲んだことがある人は多いのではないでしょうか?ラッシーとは、ひと言でいえば「飲むヨーグルト」。スパイシーな料理で熱くなった身体を冷やしてくれますよ。
似ているドリンクとの違い
ラッシーと似ているドリンクには飲むヨーグルト、スムージー、ジュースなどがありますが、どのように違うのでしょうか。
飲むヨーグルトとの違い
ラッシーと飲むヨーグルトとの違いはほとんどありませんが、本場インドで使われるヨーグルトのダヒーは、日本のヨーグルトよりも濃厚で酸味が控えめな味が特徴です。スムージーとの違い
スムージーはアメリカが発祥のドリンクで、氷や凍らせた野菜、果物などをミキサーで砕いて作るため、ヨーグルトが材料のラッシーとは異なります。ただ、牛乳やヨーグルトを加えてアレンジしたスムージーの場合は、野菜や果物を加えたラッシーとよく似たドリンクになります。ジュースとの違い
ジュースは果物や野菜の汁であり、ラッシーとは異なる飲み物です。ただ、ジュースに牛乳やヨーグルトを加えてアレンジすることでラッシーを作ることができます。材 料
一般的なラッシーの材料は、ヨーグルトと牛乳。甘味をプラスするために、はちみつやフルーツを混ぜ合わせる場合もあります。ドロッと濃厚なものから、サラサラと飲めるものまで、テイストはさまざまです。
本場インドでは、「ダヒー」と呼ばれる濃厚なヨーグルトが材料として使われますが、日本で購入できるギリシャヨーグルトやプレーンヨーグルトで作っても、おいしく仕上げられます。
本場インドでは、「ダヒー」と呼ばれる濃厚なヨーグルトが材料として使われますが、日本で購入できるギリシャヨーグルトやプレーンヨーグルトで作っても、おいしく仕上げられます。
味わい
ヨーグルトと牛乳で作られるため、まろやかな味わいが特徴です。日本ではさらっと甘めのものが一般的ですが、本場インドでは濃厚さが際立つものが多く、なかには塩で味付けするラッシーもあります。スパイシーで刺激的なインドカレーによく合う味わいですね。
カロリー
一般的なラッシーは、1杯(約280g)あたり230kcalほどです。乳製品が入るためカルシウムが豊富。ただし、使用する材料によっては脂質が高くなる場合もあるので、飲みすぎには注意してくださいね。
さまざまなテイストを楽しめる
本場インドではひと口にラッシーといっても、濃さはお店や作る人によって異なる。そのため、ドロドロとしたヨーグルト感が強いものもあれば、サラサラとした水分が多いものもあるという。家でラッシーを作るときには、お好みの滑らかさになるように分量を調節してみよう。
アレンジを楽しむこともできる
日本では甘いラッシーやマンゴーラッシーなどが有名だが、本場インドではミントやサフランなどのハーブを入れたり、クミンやナツメグなどのスパイスを加えたりすることもあるという。また、塩を加えた「ナムキーン・ラッシー」と呼ばれるものもあるそうだ。このようにさまざまなアレンジを楽しめるのも、ラッシーの魅力の一つとなっている。
ラッシーと飲むヨーグルトの違い
日本では一般的な「飲むヨーグルト」。ラッシーと同じヨーグルトドリンクですが、どのような違いがあるのでしょうか?
明確な違いはない!
結論から言うと、はっきりとした違いはありません。そもそも飲むヨーグルトの定義が「ヨーグルトをドリンク状にしたもの」なので、飲むヨーグルトという大きなくくりに、ラッシーが含まれていると考えるのがベターかもしれませんね。
ラッシーの作り方
材料(1人分)
・牛乳……150cc
・プレーンヨーグルト……50g
・はちみつ……大さじ1杯
・レモン汁……大さじ2杯
作り方
1. ボウルに材料をすべて入れ、泡立て器で均一になるよう混ぜ合わせます。
2. グラスに注ぎ、氷を2~3個加えたら完成です。
2. グラスに注ぎ、氷を2~3個加えたら完成です。
牛乳とヨーグルトのおいしい比率
サラっと飲みやすいラッシーにしたいなら、牛乳3:ヨーグルト1を目安に作ってみましょう。とろ~りと濃厚な口当たりがお好きな方は、牛乳2:ヨーグルト1にすると、飲みごたえのあるラッシーに仕上がります。
トロピカルラッシー
ラッシーのなかで、もっともポピュラーなマンゴーラッシー。マンゴーだけでなくパイナップルを加えて、より果実味を感じるラッシーに仕上げます。どちらもしっかり甘味があるので、砂糖は不要ですよ。冷凍の果物を使えば、旬に関係なくいつでも作れて便利です。
材料2人分(お好みで、マンゴーとパイナップルの割合は調整してください。)
冷凍マンゴー………100g
冷凍パイナップル……100g
ヨーグルト(プレーン)……150g
牛乳……200cc
レモン汁……少々
飾り用
冷凍マンゴー……適量
ミントの葉……適量
作り方
ポイント
お好みでナッツ類などをトッピングしても良いと思います。 レモン汁を気持ち多めに入れると、より爽やかなドリンクに。冷凍マンゴー、冷凍パイナップルは、大きい場合は、攪拌しやすいように、細かく切っておく
1、冷凍マンゴー、冷凍パイナップル、ヨーグルト、牛乳、ハチミツ、レモン汁をブレンダー(ジューサーミキサー)に入れ、約2分間回す。
2、グラスに注ぎ、5㎜角位に切った、冷凍マンゴーとミントの葉を添える。