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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

ソフトクリームとアイスクリームの違い

「ソフトクリーム」と「アイスクリーム」。美味しく感じる時期がやってまいりました。
ってことで、アイスクリームを齧りながら考えてみた!普段何気なく使い分けている言葉ですが、その違いは何なのでしょうか?

 

 

決め手は温度の違い

アイスクリームは製造後、やわらかいクリーム状のまま容器に詰め、‐30℃以下で急速冷凍されます。運搬や保管時の温度は-25~-30℃、販売時には-18℃以下で売られています。一方、ソフトクリームの製品温度は-5~-7℃。一般的にアイスクリームとソフトクリームの大きな違いはこの製品温度にあります。固まったアイスクリームが溶け始めてくると甘く感じるようになりませんか?実は冷たさの違いによって味覚の感じ方も違ってくるのです。

 

アイスクリームは-18℃、ソフトクリームは-5~-7℃でちょうどよい味にしています。同じ冷菓の仲間でも、アイスクリームとソフトクリームでは原料の配合や作り方も違いますが、ソフトクリームは「出来たてのアイスクリーム」ともいえます。

 

■ 豆知識 ■

実は毎年7月3日は「ソフトクリームの日」なんだけど、知ってる人の方が少ないかも?

1990年に日本ソフトクリーム協議会が7月3日をソフトクリームの日に制定した、「なんで7月3日なの?」って思う!

実は日本で初めてソフトクリームが売られたのが1951年の7月3日なんです。

当時、米軍主催のカーニバルの模擬店で、初めてコーンに盛られたソフトクリームが売られたそう。

初めてソフトクリームを見た当時の人たちは「なんだこの形?」っておそるおそる食べたんでしょうかね?!

その後、ソフトクリームの美味しさが急速に広まりデパートなどでも売られるようになって、日本で大流行したそうです。

 

ソフトクリームは4つの種類に分類される

一口にソフトクリームといっても種類があり、大きくは、アイスクリーム類と氷菓に分けられます。
さらに、アイスクリーム類は、乳等省令(乳及び乳製品の成分規格等に関する省令)で乳固形分と乳脂肪分の含有割合によって、「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」の3種類に分類され、これ以外のものが「氷菓」に分類されます。
「乳固形分」は牛乳から水分を除いたもの、「乳脂肪分」は牛乳に含まれる脂肪分のことです。

■ソフトクリームの分類

区 分

種類別名称

乳固形分

うち乳脂肪分

アイスクリーム類

アイスクリーム

15.0%以上

8.0%以上

アイスミルク

10.0%以上

3.0%以上

ラクトアイス

3.0%以上

一般食品

氷 菓

上記以外

 

乳固形分、乳脂肪分が多いほどコクがでる

●アイスクリーム

乳固形分と乳脂肪分が最も多く含まれているので、コクがあり栄養的にも優れています。

 

●アイスミルク

乳固形分と乳脂肪分はアイスクリームに比べて少なく、牛乳と同じくらいの栄養分を含んだものです。

 

●ラクトアイス

乳固形分はアイスミルクよりもさらに少なく、脂肪分は植物性脂肪が多く使われあっさりした味となります。

 

●氷菓

乳固形分3.0%未満のものはシャーベット状で、アイスクリーム類ではなく、氷菓として規定されており、アイスクリーム類とは別に扱われます。

 

ソフトクリームは和製英語

「アイスクリーム」という単語は外国でも通じる。けど、実は「ソフトクリーム」というのは外国では通じない「和製英語」。

ソフトクリームは英語では「soft serve」「soft serve ice cream」といらしい!

日本で使われている「ソフトクリーム」という言葉は、ソフトクリームの総合メーカーとしても有名な日世株式会社の創業者である田中穰治さんが命名したそうです!

外国で「ソフトクリームください」って言っても通じない!

 

ジェラートはどこに分類される?

アイスの中には、イタリアで有名なジェラートもあるけど、ジェラートは日本の4種類の中ではどこに分類されるんだろう?

ジェラートの乳脂肪分は5%前後と意外に脂肪分が少ないので、日本の「アイスクリーム」には該当せず、アイスミルクぐらいに該当しそう!

ジェラートはソフトクリームのように柔らかい食感が魅力、ソフトクリームよりも製品温度はマイナス8℃~10℃と低めに!

果物や果汁などをまぜてあるのも多く、コクがあるけどさっぱりとした味わいなのがジェラートの魅力ですね!

 

■ ジェラートとは ■

ジェラートは凍ったお菓子を意味し、一般的にイタリアではアイスクリーム類や氷菓をさします。

ジェラートは、

一般的にオーバーランが低く(20~40%)

食べごろ温度も-8℃~-10℃くらいとなっています。

 

アイスクリームが食後のデザートにぴったりなワケ

色んな種類があって、とにかく暑い季節にはいくらでも食べたいアイスクリーム!

アイスクリームは特に「食後のデザートに」という人も多いけど、食後に食べたくなるのはなぜなのか?!その理由を確認してみよう。

 

塩気の多い食事のあとに甘いものを食べたいから

食事には塩分が多い料理も多いけど、塩分を取ったあとって、無性に甘いものが食べたくなる!だから、特に濃い味の食事のあとは、甘~いアイスを食べたくなる人が多いみたい。

でも、甘いものを食べ過ぎると、またしょっぱいものを食べたくなるという無限ループに注意!

 

口の中をリセットしたいから

食事の内容にもよりますが、油物の食事をとったあとは、口の中がギトギトして気持ち悪いっていうことはないですか?

だから、食事のあとに口の中をリセットしたい時にアイスを食べたい!という人も多いみたいです。笑

甘い系もいいけど、さっぱり系のシャーベットなんかもお口直しにおすすめ!

 

お家で簡単♪ソフトクリームの作り方

お出かけ先で無性に食べたくなる「ソフトクリーム」。大人も子供も大好きなスイーツですが、実は家庭でも簡単に作ることができちゃいます。特別な道具は不要、材料にゼラチンを加えることで、トロリとやわらかなのに溶けにくい独特の食感に仕上がりますよ。

 

材料(3人分)
  • 生クリーム100cc
  • 牛乳200cc
  • 砂糖50g
  • ゼラチン5g
  • バニラエッセンス数滴
  • スプレーシュガーなど(トッピング用)お好みで
 

作り方

1.材料を混ぜる

耐熱ボウルに牛乳50ccを入れ500Wの電子レンジで1分加熱、砂糖を加えて混ぜます。
耐熱カップにゼラチンと水大さじ2杯(分量外)を入れ、混ぜてふやかします。500Wの電子レンジで20秒加熱して溶かします。
ボウルに溶かしたゼラチンを加えて混ぜ、残りの牛乳150cc・生クリーム・バニラエッセンスの順に加えながら混ぜます。
 

2.混ぜながら凍らせる

バットに1を流し込み、ぴったりラップをかけて冷凍庫で1時間冷やします。(ふた付きのタッパでもOKですが、金属製の方が早く凍ります。)
一旦取出しホイッパーで混ぜ、再度冷凍庫で30分冷やします。
冷やす・混ぜるを2.3回繰り返します。角の方が早く凍るので、ヘラやスプーンでこそげ取り全体が均等になるよう混ぜましょう。粘り気のあるなめらかなクリーム状に固まれば、ソフトクリームの完成です。
 

3.絞り出して盛り付ける

口金をつけた絞りだし袋にソフトクリームを入れます。マグカップに袋をセットすると、両手が使えるので作業がスムーズです。
器に渦巻き状に絞り出します。口金のサイズが小さめの場合、カップの底から半分の高さまでは中が空洞にならいように絞り出すと形が崩れにくいです。
できあがり。お好みでスプレーシュガーやソースをかけましょう。
 

コーンの特徴

コーンの特徴は、クリスピー性(サクサク・カリカリ感)と独特の香ばしい風味と香りにあります。これが、口の中でソフトクリームのクールでまろやかな甘みとうまく調和してソフトクリームの味をさらに引き立てます。
コーンには特にクリスピー性が求められますが、その素材と組織上吸湿しやすくなっています。コーンが湿ってしまうと、クリスピー性はもちろん、香ばしい風味もそこなわれてしまいます。
 

コーンの香ばしさのもとは?

コーンの主原料は小麦粉です。この小麦粉に、砂糖や油脂などを混ぜあわせたものを、コーンの形になった型に入れて『焼く』ことによってコーンが出来上がります。実はこの『焼く』ことが香ばしさの秘密なのです。
肉や魚を焼いた時、香ばしい香りがしますが、この原理と同じで、コーンの原料に含まれるたんぱくや糖分が熱によって変性する時に生まれる香りがこの「香ばしさ」なのです。また、コーンにはバニラやアーモンドの香料が使われており、これが香ばしさをいっそう際立たせているのです。
 
コーンのサクサク感のもとは?
コーンを焼く時、原料に含まれたでんぷんがポップコーンのようにふくらみます。そして膨張剤(ベーキングパウダー)によって炭酸ガスが発生し、コーンの内部は『空気の入ったつぶ』が詰まったような組織になります。
これがコーンのサクサク感のもとですが、ただそれだけでは十分なサクサク感は出ません。この『空気のつぶ』の大きさや生地の厚みなどの要素に、サクサク感は関係しているからです。この絶妙なバランスを保っているのです。

また、小麦粉の成分も成型や品質に大きく影響します。小麦粉に含まれるグルテンは粘着性、弾力性を兼ね備えており、グルテンの量により、強力粉・中力粉・薄力粉に分類されます。パンや麺類はグルテンの多い強力粉、コーンにはグルテンの少ない薄力粉が適しています。

 

国産初のコーンを実現した日世

日世は1951年(昭和26年)9月から1953年(昭和28年)4月までの間、コーンをアメリカからすべて輸入していました。その時の形状はNo.2 TAKE-OUT(テイクアウト)コーンが大部分で、一部 No.1 FLARE-TOP(フレアトップ)コーンでした。
しかし、輸入したコーンは高価であり、クリスピー性がなくなるなど不良品も多かったことから、高品質で衛生面でも安全なコーン供給がわが国ソフトクリーム市場の発展のためには不可欠と判断し、アメリカのメーカーから技術導入し、コーンの国産化をはかることとしました。 以来、改良を重ね、今日に至るまでに様々な種類のコーンを世に送り出し続けています。
 

代表的なレギュラーコーンとワッフルコーン

コーンの代表格といえば、レギュラーコーンとワッフルコーン。見た目はもちろん、食感や風味など、食べて感じる違いはわかりますが、具体的な特徴や製法の違いは何なのでしょうか?
 

原料を型に流し込んで焼くレギュラーコーン

ソフトクリーム・アイスクリームのクールでまろやかな甘みにマッチした香ばしい香りと淡白な味わいを持つ最もポピュラーなコーン。 軽いソフトな食感とサクサクとした歯ざわりで、口溶けが良い一方、比較的吸湿しやすくなっています。
製法として、レギュラーコーンは成型性を良くするために膨張剤(ベーキングパウダー)を添加します。コーンの形になった(凹型と凸型の)金型で挟み、コーンの中身までしっかり丁寧に焼き上げています。 また、乳製品や卵を加えると膨張性と成型性が悪くなるのであまり使用できません。
 

焼いてから巻くワッフルコーン

膨張剤(ベーキングパウダー)を使用せず、砂糖の造形性を利用して焼き上げた板状の生地を柔らかいうちに強制的に巻き取って成型しています。
砂糖の使用量が少ないと、焼き上げ時の生地の柔軟性が不足して巻き取り成型ができなくなります。内部組織がぎっしりとつまっているため、ハードで歯ごたえもあり、独特の食感が楽しめます。更にそのリッチな配合と砂糖のカラメル化による芳香が程よくマッチして、他のコーンでは味わえない風味を作り出しています。
*個人的にはこのコーン?が大好きです。
なんか得した気分?笑
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