1月11日はマカロニサラダの日だそうです。マカロニの形が数字の1に似ているからだそうです。面白いですね。ところで、マカロニはパスタの種類の一つですが、パスタとスパゲッテイの違いはご存じですか?
パスタとは
イタリア語で「小麦粉を練って作った食品の総称」のこと
スパゲッティ
パスタの中でも小麦粉を練って細長くしたものを指します
パスタ
数百種類もあると言われており、ペンネ(両端が斜めにカットされたペン先の形)、ラザニア(平たいシート状)、フェットチーネ(幅広の麺)、カネロニ(円筒の形)、フジッリ(らせん状の形)、ファルファッレ(ちょうネクタイの形)、コンキリエ(貝殻の形)などはご存じではないでしょうか。
日本でも多くの種類が市販されています。以前の日本農林規格(JAS)では、マカロニ類の規格として定義されていました。
マカロニ
2.5mm以上の太さの管状またはその他の形状(棒状または帯状のものを除く)に成形したもの
スパゲッテイ
1.2mm以上の太さの棒状または2.5mm未満の太さの管状に成型したもの
バーミセリー
1.2mm未満の太さの棒状に成型したもの
ヌードル
帯状に成型したもの
パスタの選び方
形、歯ごたえなど好みですが、薄いパスタはスープなど、管状、ねじれた形はソースが絡みやすいクリームやチーズソースによく合うとされています。
ちなみに、ニョッキも、じゃがいもと小麦粉で団子状にして作られるパスタの一種なのです。ゆでてバターとパルメザンチーズで和えたり、グラタン、ミートソースやトマトソースで和えるとおいしいですよ。
マカロニ(Maccheroni)とは?
マカロニはイタリア語表記だと「Maccheroni」となり、正式な日本語表記は「マッケローニ」となります。よく短めのパスタの多くはマカロニと表記されていますが、こちらも明確な基準があります。
これは形状にも関わる話なので後述させていただくとして、そのほとんどは乾麺となっており、イタリアを始めとした多くの国で使用され、様々な料理が生み出されています。
材料には小麦粉を使用し、これに塩を加えてこねた後、筒状の成形器具に入れ、圧力を加えて押し出すことで、皆さんが良く知るところの形になります。長さに関しては押し出しのスピードと、出てきたパスタを切断するタイミングの調整で決めるということです。
マカロニの名前の由来
マカロニの語源はイタリア語のマッケローネ(Maccherone)の複数形に当たるマッケローニから来ており、そのままの名前が使用されています。
ただこれにも諸説あって、古代ギリシア語のmakariaであるという説もあり、有力なものの1つとして挙がっています。
マカロニの形状
マカロニと言えば円形で穴が開いたものと言うイメージが強いと思いますが、正確には穴あきの円筒状で直径2~5mm、円周部の肉厚1mm前後のショートパスタに属する物という規定があります。
家庭でもよく使われるパスタであり、多くの場合は間違いなくこの形状のものが並んでいると思いますが、先述したように国や地域などで他のものもマカロニと呼ぶこともあるので注意が必要です。
リガトーニとマカロニの違い
マカロニに似たパスタにツィーテというものがあります。こちらも直径5~6mm程度で穴あきの円筒状となっているのですが、大きな違いはその長さにあります。
マカロニはショートパスタなのに対して、ツィーテはロングパスタになります。そのため、ツィーテはロングマカロニとも呼ばれています。
素材などは同じなので、要は切るタイミングで長さが違う2種類のパスタと言うことになるのです。