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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

美味しくて!安い!栄養も満点!な日本の「定食」

日本食と言ったら何を思い浮かべますか?お寿司?ラーメン?
これらの有名な日本食に加えておススメしたいのが「定食」です。

日本の飲食店

「とんかつ定食」のように主役となるおかずの名前に「定食」を冠したメニューを目にする機会がよくあります。この定食とは、お米を炊いた「ごはん」、みそ汁などの「汁物」、香の物ともいわれる「漬け物」に、肉や魚、野菜などによる「おかず」を基本とする、日本で日常的に食べられている定番の食事スタイルです。

定食の名前ではおかずに目が行きますが、実は中心にあるのはごはんなのです。昔から日本人の日常食として食べられているごはんは、どんなおかずにも合う特別な食材です。定食では、ごはんを取り囲むように置かれた料理は、ごはんと一緒に食べておいしいように組み合わされています。定食の中心にこのごはんという存在があるからこそ、どんなおかずでも整う定食ができあがるのです。

 

「定食」とは

日本の食文化スタイルの一つで、揚げ物やグリルなどのメインディッシュを中心に、白ごはんや小鉢、お味噌汁などのサイドディッシュが一つのメニューとしてセットになったもののことです。欧米でいうミールセットのようなものですね。

 

近世では

米の生産量である「石高」が財力を示していたように、日本では昔から米は特別な存在でした。食文化においても米は主食(日常の食事の中心となる食物)であり、おかずは副食(主食に添えて食べるもの)というように、米(ごはん)を中心にした食生活を送ってきました。京都ではおかずのことを「おまわり」と呼びますが、これはごはんが食事の中心であり、おかずはごはんの周りにあることを意味しています。

現代では

麺やパンなど、ごはんに代わる多くの選択肢がありますが、古くから日本にあった「ごはんを主にして、おかずを副とする」という定食の構成は、美味しさ、メニュー構成の豊かさ、健康的な栄養バランスなど、毎日の食事スタイルとして、とても理にかなったものと言えます。

 

定食と栄養バランス

健康的な食事を考えるときに大切なのは、栄養のバランスです。
三大栄養素であるたんぱく質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)のエネルギーバランス(PFCバランス)が、「たんぱく質13〜20%、脂質20〜30%、炭水化物50〜65%」となるのが理想と言われますが、ごはん、汁、主菜に魚介類や肉類、副菜に野菜、海藻、豆類などのおかずを組み合わせる定食は、栄養的にも、味、彩りの面から見ても、理想の栄養バランスを実現しやすい食事と言われています。また、定食の中に並ぶごはんとおかずの量のバランスを考えることで、脂質やたんぱく質の取り過ぎを防ぐことも出来ます。栄養が偏りがちな現代の食事において、栄養バランスのとりやすさは、定食の大きな魅力と言えるでしょう。

美味しくいただく、定食の食べ方

をいただき、ごはんに戻り、次はおかずを食べて、またごはんに戻る」というごはん中心の食べ方です。
日本独自といわれるこうした食べ方には、次のような長所があります。

  1. タンパク質や脂質の食べ過ぎを防ぐため、栄養が偏らずバランスが良くなる
  2. 味の濃いおかずにはごはんを多く、味の薄いおかずにはごはんを少なく食べるなど、ごはんで自分好みの味に調整することができる
  3. おかずの後にごはんに戻る事で口のなかがリフレッシュされ、次の料理をおいしく食べることができる

どんなものとも合うシンプルな味わいのごはんと一緒に食べることで、最後まで飽きずにおいしく食事を楽しむことができます。

 

食べたいおかずで選べる!バラエティー豊かな定食メニュー

メンチカツ定食

定食にはいろいろな種類があり、メインディッシュにちなんで「ハンバーグ定食」「から揚げ定食」「とんかつ定食」などの名前がついているので、食べたいおかずから選ぶことができますよ。肉じゃがや野菜炒めなど、日本の家庭料理もメニューにあることが多いので、「普段の日本の食事」をお楽しみいただけます。

 

からあげ定食

そしてなんと驚くことに、定食と呼ばれるもののほとんどは500円~1000円で食べられるんです!白ごはんやお味噌汁がおかわり自由なお店もあるため、値段を気にせずおなか一杯になりたいときにもおススメです♪

並べ方には意味がある?定食の配膳ルール

定食は、一度にお肉や野菜、汁物などが食べられるため、栄養バランスもばっちりです。栄養バランスのカギは「一汁三菜」と呼ばれる、汁物1品とおかず3品(主菜1品+副菜2品)の組み合わせにあります。そして和食のマナーには、一汁三菜をどう配置するか、という決まりがあるんです。

 

まず、お箸は一番手前に置き、左側に箸先、右側に持ち手が来るように置きます。
これは、口に付けた箸先をなるべく他人に見せないようにするための、日本人なりの礼儀です。

次にご飯茶碗は左手前に配置します。これは、お茶碗は基本的に左手で持つことがマナーとされているためです。

お味噌汁は、右手前に配置します。ご飯の次に持つ回数が多いからです。
メインのおかずは右奥か中央に配置します。
そして漬物やサラダなどの小鉢は真ん中や奥に配置します。

ほとんどのお店はこのマナーにしたがって配膳していると思いますので、お店で確認してみてください。

ただ、食べ方、持ち方のルールはそんなに厳しいものではないので、あまり気にせず、好きに食べてくださいね。

日本にはチェーン店型の定食屋さんもたくさんあります。中には海外にも出店しているお店があるので、もしかしたらご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。メニューも豊富で、一人でも入りやすい雰囲気のお店が多いため、日本に来て、何を食べたらいいか分からない、というときにもぜひご利用ください。本格的な日本の家庭料理が、気軽に楽しめますよ♪

 

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