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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

夏はうなぎ!うなぎの歴史とか色々!うまいうなぎ! 1/2

うなぎは、日本はもちろんのこと、海外でも非常に人気な食べ物、魚となっています。
うなぎは高たんぱくで栄養価が非常に高く、その味の美味しさだけではなく栄養という部分でも非常に価値の高い魚なんですよね。
そんなうなぎですが、食べるという食の歴史は一体いつ頃から起源がある!
そこで今回は、「うなぎの歴史」について詳しく見ていきたいと思います。



 

 

日本のうなぎの歴史(起源)は約5000年前?

日本におけるうなぎの歴史は、実は!はるか昔、約5000年前の縄文時代(紀元前8、7000年~紀元前200年頃)までさかのぼります。四面が海の日本では、水産生物は捕獲しやすく、海水魚や貝類、また淡水魚など200~300種の出土物がありました。
なぜ縄文時代からうなぎの食文化が根付いていたかというと、縄文時代に作られたとされる数か所の貝塚から、うなぎの骨が発掘されたことから推測されています。
さらに!うなぎの骨は自然に死んで残った骨ではなく、食べた形跡のある骨だと分かったことから、すでに縄文時代からうなぎを食べるという習慣があったと考えらえています。よく蛇と間違わなかったな〜って思います!

どのような調理法で食べていたのかまでは不明ですが、鰻の血液中には毒素があるため、舌を刺すような味と生臭さで生の状態では古代人といえども無理なようですから、火を用いるようになってからのことといえそうです。

また文献では「万葉集」にもうなぎを食べていたとわかる歌集が残されており、この内容からもうなぎを昔から食べていたということがわかります。

 

本格的にうなぎが食べ物として定着したのは江戸時代

うなぎを食べるという歴史は縄文時代と推測されていますが、本格的にうなぎが食べ物として定着し始めたのは江戸時代に入ってからです。
江戸時代、徳川家康が江戸の発展を目指して開発を進めていた際に、干拓によってできた湿地にうなぎが住みつくようになったことから、うなぎは労働者の食べ物へと定着していきました。

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海外のうなぎの歴史(起源)は紀元前431年頃

海外ではうなぎの歴史はいつ頃から食べられていた起源があったか!
実はヨーロッパでは紀元前431年からすでにうなぎが食べ物として食されていた文献が残っています。当時ペロポネソス戦争といわれる戦争が行われていました。戦争は古代ギリシアで行われていたとされています。

このペロポネソス戦争を舞台にアリストファネスという風刺詩人が「アカルナイの人々」という作品をつくりました。

その作品中にうなぎを食している文献が残っていることから、紀元前431年にはすでに鰻を食べていたのではないかと推測されているのです。

また古代ローマではうなぎを背開きにし、魚醤とはちみつを混ぜたタレを塗りながら炭火で焼き、胡椒をふりかけて食べていたようで、
当時から高価な食べ物として料理されて歴史があるようです。

 

 

滋養に、また薬のように扱われた

時代万葉集(4~8世紀)には、有名な大伴家持が、病弱な知人石麻呂に送った歌が載せられています。「石麻呂に吾れもの申す夏痩せに吉しという物ぞ武奈伎(ムナギ=うなぎ)とり食せ(めせ)」「石麻呂よ、夏痩せによいという、うなぎをとって食べなさい」と勧めています。

地方の物産や伝説を収録風土記(715~733年)の、水産物が記されている中に鰻も入っています。

醍醐天皇(885~930年)
選集させた薬物の書の中に、水産生物としてムナギ(ウナギ)があげられています。

室町時代(1338~1573年)
料理書には、蒲焼きは鰻を蒲の穂(がまのほ)状に丸のまま焼く、とあります。

 

うなぎの蒲焼の歴史、誕生はいつだ?

うなぎが蒲焼として食べられるようになったのは、1399年の室町時代からとなります。
室町時代では、うなぎを筒切りにして串にさし焼いており、その姿が「蒲の穂」に似ていたことから蒲焼と呼ぶようになりました。その後、江戸時代の開発で干拓ができたことから湿地にうなぎが多数生息するようになり、うなぎの蒲焼が大流行するようになりました。
なので本格的に蒲焼が定着し始めたのは江戸時代ということになりますね!

 

うな丼の歴史、誕生はいつ?

うなぎといえばうな重が定番ではありますが、うな重に負けないほどの人気があるのが!
うな丼』です。うな丼はどんぶりご飯の熱で蒸されることで、より鰻が柔らかくほかほかになり美味しいと人気です。

 

うな丼!!歴史はどこからきている?

 

うな丼の歴史・誕生は江戸時代後期

うな丼の歴史はウナギの食文化が本格的に定着した江戸時代からとなりますが、うな丼の歴史・起源となった理由はいくつかあります。
有力な説としては江戸時代後期、江戸日本橋堺町で芝居の金方だった大久保今助という人物が芝居小屋でうな丼を売り始めたことが広まった起源とされています。

ひつまぶしの歴史、誕生はいつ?

うなぎを使った料理の中でも特に人気なのが「ひつまぶし」です。ひつまぶしは今や全国地域で食べられている有名なうなぎ料理ですよね。

そんなひつまぶしですが、その歴史はどこから発祥したのかというと!
実はひつまぶしの歴史・発祥は愛知県名古屋市からはじまりました。

愛知県名古屋市の熱田神宮前にある『あつた蓬莱軒』が発祥の地となっているようです。
名前の由来は、木のお櫃(ひつ)に入れられていることと、まぶし(混ぜ)て食べることから、ひつまぶしという名前が付いたのだと言われています。名古屋に住んでいる時に、一度は行きたかった!

あつた蓬莱軒は、明治6年鈴木甚蔵が創業を開始した懐石料理のお店でしたが、だし汁をかけて細かくきざんだうなぎご飯の料理をだしたところ好評だったため、ひつまぶしという料理が誕生しました。以来日本全国で人気なウナギ料理として多くの人々に食べられています。

 

次回!

うなぎの栄養!とか

 

 

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