飲食店で仕事をしていると、仕事以外のシーンでついついクセで出てしまう「職業病」といわれるのが出てしまうことありませんか?
こういった職業病は、飲食店でホールのお仕事をされている方にはとくに起こりうるのでは?と思い、アルバイトや社員の方々に伺ってみたところ、意外と面白い!あるあるネタをたくさん話していただきました。
- 閉店ギリギリに限って、高確率でお客様ご来店!
- ノーゲスです!の気持ちよさと一日の達成感は気持ちいい
- 誰が何を注文するか勝手に予想しちゃう
- 自身のトイレチャンスを逃した代償は大きい
- ハンディから印刷された伝票のチェックは爪で
- フライヤーの油を見てゾッとする
- 常連さんがいつもと違うメニューを頼むと「どうしたんですか!?」って聞きたくなる
- 絶妙なちょい残しに戸惑う
- 帰る際!下げやすいように、洗いやすいようにお皿とコップをまとめる
- クレジット決済時、暗証番号を入力してもらう際の自分の行動に笑ってしまう
- 特徴的なお客様にはこっそり自分の中でニックネームをつける
- 誕生日サプライズは楽しい!
- 料理名を言うとき、料理説明で噛みそうになってもうまくごまかす技術を習得!
- 忘年会、ジョッキ足りない問題
- ドリンカーを長くしていると目分量だとしても、実際に量を測ると意外と正確
- まとめ
閉店ギリギリに限って、高確率でお客様ご来店!
みなさん理由はわからないですが、ピークが過ぎて、締め作業を前倒しで進めようとすると、なぜか閉店ギリギリにお客様のご来店があるという…!
ノーゲスです!の気持ちよさと一日の達成感は気持ちいい
これはみなさん一致のあるある
閉店時間になり、最後のお客様がおかえりになってクローズになったタイミングで、スタッフの誰かが「ノーゲス(No Guestの略)です!」とみんなに伝わるように言います。
これを聞くと、あぁ今日も終わった〜と達成感がすごく込み上がってくるんだとか。
言ったスタッフもお客様が誰もいなくなった静寂のフロアに「ノーゲスです!」と響く感覚がすごく気持ち良いみたいです。
誰が何を注文するか勝手に予想しちゃう
注文をうかがう際に「このひと、これ頼むだろうな…」と、みんなで勝手に予想する小さな遊びをするようです。
そして、連続で当たると「私、エスパーなのかな!?」と勘違いをして、その話を先輩に自慢して、「真面目に働きなさい!」と怒られて、実は先輩もやっていた話で盛り上がる…までが、あるあるなのだそうです。(笑)
自身のトイレチャンスを逃した代償は大きい
ピークタイムの前には必ずトイレを回すこと。
「ここでトイレに行かないままピークタイムを迎えると自分も辛くなり、スタッフのみんなにも迷惑をかけてしまうため、必ず行って欲しい!」と、店長がよく言ってたなぁと話していました。あるあるというよりは飲食のお仕事を始めようとしている人たちへ注意すべきメッセージにも聞こえました。
ハンディから印刷された伝票のチェックは爪で
これまたあるあるです
もはや初見では理解できないかもしれません!
女性スタッフの方からのお話で、ピークタイプ中にボールペンの出し入れの時間ですら惜しい時に、とっさに爪で線を引いてチェックをおこなうようです…。
(印刷される紙は感熱紙を使用しているので、爪などで字や線を描くことができます)
フライヤーの油を見てゾッとする
G(ゴキブリ 笑笑)を連想するとの理由で入れ替え前のフライヤーの油を見るのがとにかく苦手のようで、その油を見て以降、フライヤー前には極力近づかなくなったんだとか…。
常連さんがいつもと違うメニューを頼むと「どうしたんですか!?」って聞きたくなる
前述の注文を勝手に予想に似ていますが、常連さんにもなると大体同じメニューを頼まれることが多いようです。
そこで違うメニューの注文をした際に、注文を受けたスタッフがまずびっくりする→キッチンにオーダーを通す→スタッフ間でまるで黒幕を知ったかのようなトーンで「え!?どうしてあの人が!?」となるそうです。
絶妙なちょい残しに戸惑う
ドリンク・料理に関して、あと一口分残ってる…よ…ね……?
くらいの絶妙なちょい残しのときに「これは下げていいのだろうか?」と一旦立ち止まるそうです。
帰る際!下げやすいように、洗いやすいようにお皿とコップをまとめる
これも同じ仕事をしているがゆえのあるあるだそうです。
そして逆の立場でこれをされると「やっぱり飲食のひとだ!」と、確信づくんだとか。
クレジット決済時、暗証番号を入力してもらう際の自分の行動に笑ってしまう
暗証番号入力の際、プライバシー防止のためにスタッフさんが後ろを向いたり、視線を外して待っている時があると思います?
その待っている時に「自分今何してるんだろ」と謎の感覚に陥って、笑ってしまうそうです。
特徴的なお客様にはこっそり自分の中でニックネームをつける
これがあるあるネタだと知ると、自分もどう思われてるのか心配になります!
一定のメニューだけを頼むお客様、最後になぜか必ず飴をくれるお客様などなど、名前がわからない分、どうしても自分の中でニックネームをつけてしまうんだそうです。
誕生日サプライズは楽しい!
事前の朝礼などで打ち合わせはするようですが、通常業務をしながらのピンポイントなサプライズイベントは、スタッフ間ではすごく緊張感があるようです。
しかしながら、お客様が喜ばれている姿をみられたときの達成感や、お客様にの嬉し涙にもらい泣き…なんてところもサプライズイベントのいいところとおっしゃっていました。
料理名を言うとき、料理説明で噛みそうになってもうまくごまかす技術を習得!
料理を考案したひとに軽く恨んだこともあるほどの難しい料理名に、料理の内容…。
もちろんしっかり覚えたうえでお客様へ提供はします。
しかし、やっぱり噛んでしまう状況はあるとのことでした。
その際になぜか不思議と知らないような単語がサラサラでてきて乗り切ったとか!
忘年会、ジョッキ足りない問題
このあるあるは、繁忙期である忘年会シーズンを経験した全員がおっしゃっていました。
すこしでも洗い場が滞ると、大変なことになります。
繁忙期である忘年会シーズンは何かと足りない問題に直面するそうです。
なので、毎年業者に相談して調達するのはいいものの、毎年しまう場所に困るとか!
ドリンカーを長くしていると目分量だとしても、実際に量を測ると意外と正確
ドリンカーあるあるだそうで、〇〇mlは氷何個の高さ、〇〇mlだと色味はこれくらい…など独自の目分量を身につけていくそうです。しかも、それがちゃんと正確なんだとか。
これはドリンクだけではなく、ご飯の量も同じだそうです。
ついつい家族に対しても何g食べる〜って言ったりすることもある。
まとめ
色々面白いあるあるですが、これは一部です。そして事実です。笑笑
それだけ真剣にやっているってことなんでしょうね。楽しんでいるので良いと思います。