基本的なQSCの項目を紹介します。
下記の事柄が最低限必要で、できていないとそこに問題があると思っていただいて良いでしょう。まずは確認をしながら一つ一つ実行してみてください。
Q:クオリティのチェック項目の例
- 食材の鮮度
食材の廃棄量
調理手順の再現性の高さ
調理後すぐにテーブルに料理が届けられているか
見た目はいいか
S:サービスのチェック項目の例
- 来店から席に案内するまでの応対の質
コミュニケーションは過不足なくとれているか
混雑時にも問題なく対応できているか
クレーム時の対応オペレーションを理解しているか
あいさつをしっかりできているか
笑顔で接客できているか -
C:クレンリネスのチェック項目の例
- 駐車場はきれいか
従業員の身だしなみは整っているか
客席は清潔か - 客席から見た店内の様子は万全か
- トイレを清潔に保てているか
店内全体の整理整頓はできているか
感染症対策は万全か
- 駐車場はきれいか
- QSCの実践と徹底によって、企業や店舗の価値は向上します。そしてQSCを売上につなげるためには、店舗は「何を大切にしたいのか」を常に考え、行動することが大切です。チェーン展開のレストランだからといって、全店舗でQSCを均一化しようとするのではなく、地域に合ったサービスができないかなど、各店舗でQSCを計画・実行する必要があるでしょう。難しくすることはないので、まずは周りをしっかりと見ることで、色々見えてきます。実際に客席に座って周りを見ると参考になるでしょう。どれだけ店舗を愛せるかです。適当に行うのであれば意味がありません。しっかりと会社の意向に沿った形で実行するのもいいでしょう。