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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

はるみみかんの特徴や旬の時期と主な産地

先日はるみの乗ったケーキをいただきました。非常に美味しかったので、少し調べてみましたので、よかったら参考にしてください。。。

はるみは静岡市清水区にある独立行政法人・農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 カンキツ研究興津拠点で、「清美」と「F2432ポンカン」との交配によって生まれた中晩柑橘で、タンゴールの一種になります。1996年に命名され、1999年11月に品種登録されました。「はるみ」と言う名は春を予見させる味と香りにちなんで名付けられたそうです。
交配の組合せはデコポン(不知火)と同じなのに全然違った柑橘になっていて不思議ですね。

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はるみの特徴

はるみの果実の大きさは180~200g程度で、果皮は艶があり、やや厚みがありますが、皮は剥きやすく、ジョウノウも薄くそのままでも食べられます。果肉はジューシーな割りにサノウの一粒一粒がしっかりしていて、ジョウノウを開いても果汁が滴るようなことはあまり無く、食べるとサジョウのツブツブした感じがプチプチと舌に感じられます。味はポンカンなどより甘味酸味共に濃く感じられます。

 

はるみみかんの産地

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「はるみみかん」は、静岡県を中心に栽培がスタートしました。ところが現在では、愛媛県が全国トップの生産量を誇るんだそう。広島県でも栽培されていて、九州、四国と西日本でも生産が盛んなんですよ。愛知県や和歌山県でも生産されているので、これからさらに出荷量が増えて、スーパーや八百屋さんなどで目にする機会も増えていくかもしれないですね。

 

はるみの収穫時期と美味しい旬

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はるみの収穫は1月中旬頃から始まり、出回るのは3月一杯くらいで、食べ頃の旬は2月から3月上旬となります。

 

ちょっと贅沢!はるみみかんジャム

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【材料】

・水(はるみみかんが浸る程度)
・はるみみかん6~8個
・砂糖(果実と下処理をした皮を合わせた重量の50~60%)

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【作り方】
1. 耐熱容器にはるみみかんの皮と水を入れ、レンジで加熱してやわらかくします
2. そのまま1晩、置いてください
3. 苦みの元となる、皮の内側部分の白い部分をスプーンで削り、果肉は適当な大きさに
 カット。このとき、薄皮が気になる場合はとってOK
4. 鍋に果肉、砂糖を入れ蓋をし、中火にかけます
5. 火にかけている間、やわらかくしておいた皮を千切りにし、果肉がやわらかくなったら
 加えてください
6. 少し煮詰めたら火を消し、冷めたら完成です 少量の場合は全てレンジで作っても
 いいですが、量が多めの場合は鍋の方が調理しやすいと思います。
 ステンレスやホーローは酸に強いので、柑橘類のジャム作りにばっちりです。

 

はるみみかんを通販で発見!

 
「はるみみかん」は、通販でも購入できます。スーパーでは取り扱っていないけれど、どうしても食べてみたい!という場合は、ネットでお取り寄せもできます。
ポンカンと清見、このふたつのいい部分が凝縮されたはるみみかん。つぶつぶとした歯ごたえがしっかりあり、ほどよい酸味や口に広がる甘味は1度食べたらやみつきに。天日干しにした皮をネットに入れて湯船に浮かべれば、柑橘の香りが気持ちをリラックスさせてくれます。砂糖と一緒に煮て、マーマーレードジャムにするのもおすすめです。

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最後に

みかんの中でも酸味と甘みが特に濃厚な、「はるみみかん」について詳しくご紹介しました。はじまりは静岡でしたが、今では四国地方でも栽培が盛んで以前よりは入手しやすくなったのではないでしょうか。とは言え生産量が少ないので、収穫のピークを迎える3月までにぜひ1度は、味わってみてください。 そのまま皮を剥いて丸ごと食べてもおいしいですが、ミキサーにかけてフレッシュジュースにしたり、作ったジャムをヨーグルトやアイスクリーム、パンに付けたりと、色んなアレンジを加えて楽しめそうですね。

 

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