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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

「三大○○」に見る、3という数の力

日本に限らず、世界の文化では3つのものを総称するのが好きなようで、とかくこれらを「三大○○」として“認定”したがります。前回までの記事はその世界三大〜で食に関係する事を紹介しました。かなり長くなりましたが、飽きずに読んでいただけて幸いです。。

食以外で例えば、活版印刷・火薬・羅針盤は世界の三大発明と言われます。三大珍味と言えば、トリュフ・キャビア・フォアグラ。三大料理は、フランス・トルコ・中華料理です。太平洋・大西洋・インド洋はまとめて三大洋。三大宗教は、イスラム教・キリスト教・仏教を指します。更に、日本で言うところの世界の三大美女は、クレオパトラ・小野小町・楊貴妃だそうですが、このメンバーは国によって違ってくるのだとか。同じく日本で言う世界の三大詩人にはシェークスピア・ゲーテ・松尾芭蕉が挙げられますが、これにも多少のバリエーションがあるでしょう。
そこで今回はその三大〜について!

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3のつくもの

オリンピックのメダルも3位までに渡されますし、三権分立、三冠王、三強、三人官女、三銃士、三闘神、三羽烏、三賢人、三賢者、三本柱・・・・たくさんの「3」にまつわるものがあります。

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我々は、3つのものを並べると、そこに物事の安定したまとまりや完結した感じを抱く傾向があります。例えば、色使いを見ると、自動車用信号機は赤・黄色・青の3色ですし、世界の国旗の多くは3色です。表現を濁したり、余韻を持たせる際に、「・・・」と点を3つ書いて文章を終えますが、これも「3」という数が我々に与える印象の成せる業でしょう。

「三大○○」に似た意味で、「三家」という表現があります。もともとは、太政大臣に昇進できる家柄の中で、特に閑院家、花山院家、そして中院家を指しました。江戸時代の「徳川御三家」と言えば、尾張の徳川家、紀伊の徳川家、そして常陸の徳川家。昭和時代、同じような年代や芸風を持つ大物芸能人3人を「御三家」と称していましたが、現在「御三家」と言えば、卒業生を一流大学に進学させることができる難関中学・高校の上位3校を総称する表現になっています。

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『知恵袋』にて

■知恵袋の質問■
「「三大祭り」 「御三家」 「三バカトリオ」とか、何故「3」が多いのですか?」

と言う質問にこんな回答がありました。

■その回答■
人間を含む自然の全ては「2」なんですよ。
例えば人間の肉体は手足も最も重要である眼球と耳も2対なんですね。嗅覚も味覚も内部構造は2対。DNAも二重螺旋であり、原子は陽子と電子。電気はプラスとマイナス。磁極ははNとS。
二元論と呼ばれるもので、人間は全てのことをこの対極的な感覚で掴むものなんですね。
「暑い」という感覚は「寒い」という感覚を知って、初めて生ずるわけ。「好き」という感情も「嫌い」という感情がないと存在しないんですよ。だから「神」という概念を抱くには「悪魔」という概念が必要なんです。
善があるのは悪があるからなんですね。人間は全てをそうやって相対的に捉え、感じているんです。
しかし対極にあっては物事は動かないんですよ。この世の構造や定位置等を理解することは出来ても、世界は変転流転しているものだから。その流動する世界でのことを認識するには、もう一つの要素が必要なんです。そこで「3」ということになるんんですね。
「2」では確定し固定化してしまうけど、「3」は躍動するんです。だから「3」であれは、変転流転する世界の全てを捉えることが出来るんです。

幾何学のことを挙げられている方もいらっしゃるけど、「囲む」という行為、即ち何かを決定するものは三角形が最小の単位となるんですね。西洋では古代ギリシャで「囲む」という概念が高度に発達し、そのために幾何学が西洋で発展したそうです。

続けて回答があります

■三角形を描く条件■
1. 三つの辺の長さを与えられる
2. 二つの角の大きさとその間の辺の長さを与えられる
3. 二つの辺の長さとその間の角の大きさを与えられる

つまり3つのものが完全に揃うか、2つのものの性質がきちんとわかると、人間は「囲む=決定する」ことが出来るんですね。


だから3つを挙げれば、人間はそれで完了だと思う思考があるわけです。
相対的に認識しようとする人間が、更にもう一つの要素を取り入れることで「状態の完結」を得ることが出来る、ということです。


時間であれば「過去・現在・未来」であり、空間であれば「幅・奥行・高さ」で固定出来る。だから3つあれば十分だ、という感覚を持つんです。
「1」は全ての構成要素であり、原初的なもの。「2」は相対的なもの。そして「3」は完結したもの。そういう捉え方なんです。
質問に上がっている例では主に頂点を3つ示すことで全体の把握になる、という幾何学的な思考が多分にある。また動的に物事を捉える場合には、例えば「三日坊主」「仏の顔も三度まで」とかのように、継続を表すものとなる。
多様なものを認識する場合に、「3」の思考を求めるんですね。

人は3個の条件があると、物事を判断できると言うのは何か分かる気がします。

あまり条件を増やすと決められなくなりますから。

だそうです。なんかすごく的を得ている答えすぎてびっくりしました。
自分が書こうと思っていた内容が、チープに思え差し返させていただきました。
少しだけ変えましたが、、、。

最後に

とりあえずは、世界三大シリーズはここで終了させていただきまして、また食や飲食店に関する事柄を紹介してまいります。もし何か記載して欲しいもの等、リクエストがあればコメントください。

バズった記事

 

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