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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

飲食店で『自力集客』を考える

『自力集客』についてです。
繁盛店・人気店の自力集客力とは
繁盛店・人気店の自力集客例としてわかりやすいのは「予約の取れないお店に行ってみたら、来店者による次回予約でほぼ埋まっている」ケースです。
このようなお店は自然に予約で埋まって行くので外部の集客手段を利用する必要がありません。
こういったお店は、WEB上でも検索エンジン(Yahoo!やgoogleなど)でジャンル+エリアから検索されてヒットするのではなく、指名検索(店名を検索→自店サイト経由しての集客がほとんどを占める)経由だったり、「SNSでキャンセルが出たことを呼びかければ、すぐに予約入れたいお客さまが名乗り出るような自店のコミュニティを持っている」ケースなどもあります。

自力集客力を高めるための2つのポイント

「うちには自力集客力なんてないよ・・・」というお店でも、実はすでにちゃんと自力集客力を持っています。
高めていくことも出来ます。では、実際に自力集客力を高めるにはどのようにしたらいいのか? 
今まで多くの繁盛店、人気店とお会いしてきた結果、自力集客力を高める一つの方法として、以下の2つのポイントが必要。

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ポイント① 「現在の自力集客力を明確にする」
実はグルメサイトなどのペイドメディアを利用しているお店の多くは「ペイドメディアの効果による集客」と「自力集客」をはっきり区別して把握ができていません。
まずはそこを明確にすることからはじめると良い。
具体的には「自店メディアからペイドメディアヘの誘導しない」ことが第一歩。よくあるのが自店メディアに「詳しくはこちら」「予約はこちら」「クーポンはこちら」など、ペイドメディアへリンクしているケースです。これでは自力集客によって来訪されたお客さまを外部へ誘導することになるので、その集客が、自力集客によっての集客なのか外部の集客なのかわからなくなってしまいます。 既に自店に行こうと決めているお客さまはきちんと自店メディアでの来店を促したほうが、より固定ファンになりやすいと思います。
ポイント② 自店で調整できる経路の集客を強化する
『自力集客経路の強化』です。
5つの強化方法のポイント!
1.「自店メディアの整備」(自店メディアでネット予約完結できるようにする)
2.「店内告知」(来店したお客さまにチラシや卓上POPなどで告知して、次回来店は自店メディア経由で予約来店いただくよう誘導する)
3.「ベストレート保証」(自店メディアの特典はどこよりも魅力的なものに設定するなど)
4.「お客様コミュニティ化」(SNSなどを活用してお客様と直接コミュニケーションできる手段を持つ」
5.「指名検索対策」(自店名で自社メディアが上位に来るようSEOする)
あくまで集客は飲食店経営におけるさまざまな要素のうちのひとつでしかなく、これだけで人気店や繁盛店になれるわけではない。
今後、集客する上で「自力集客」を意識するかしないかで、集客の方法やその結果としての集客安定できるかが根本的に変わって来るのではないかと思います。
また、よく『うちは常連さんだけだから』というお店にお会いしますが、単純にすべて既存のお客さまで集客を埋めてしまえば良いかというとやはりお客さまも転勤や退職などやむを得ない理由で離れていく数も一定数ありますので、ある程度の割合で新規集客も必要です。(既存のお客様と新規のお客様の割合 は7:3ぐらいを目安にすると良いと言われています)

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自店メディア以外は不要なんですということではなくて、あくまで「自店メディアを最適化させることの重要性」です。自店メディア以外は本来の「看板」としての役割である新規集客に最適化させ、リピート集客については、可能な限り自店メディアで自力集客する ようにすることがベターだと思います。そうすることで外部メディアの影響力をあまり受けない集客が実現できると思います。
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