これはビジネスにおいて根元的な問いであり、その答えを探ることは、取りも直さず、飲食店の存在理由を明らかにする事でもある。つまりこの答えを明確に自覚できるかどうかで、ビジネスとして成功するか大きく左右されると行っても過言ではないでしょう。
昔から飲食店は不況に強い!
飲食店をやっていれば食いっぱぐれがないなどと言われてました。要するに飲食だけは絶対に切り離せない!だから、お客がいなくなると言うことはない!と言う意味です。しかしいまの時代、そんなことは言っていられない時代になっている。
1、競争の激化
2、コロナ
3、人員不足
などなどありますが、そう言う認識では飲食業では通用しない時代になってます。
長引く不況もあって、不振に苦しむお店も多くなっている。中には夜逃げをしている店主もいるとか!
いまの日本では!
食品にしろ、ドリンクにしろ、いつまでもどこでも売れている。
コンビニに行っても好みは別にして大抵のものは売っている。わざわざ高いお金を払ってまで飲食をしなくても良い時代なのです。ですので、飲食店のライバルはコンビニやスーパーなのかもしれません!!!
もちろん!飲食店のニーズがなくなると言うことは間違いなく絶対にない!
しかし、現実を見ればすぐにわかることですが、そう言う認識が通用するすほど甘い時代ではないのです!!
ランチ需要
やはり、ランチ需要の大きいオフィス街や繁華街で取り分け目立つ。
では飲食店には明日がないのかと言うとそうではない。
確かにコンビニやスーパーが脅威なのは事実ですが、コンビニが同じ土俵で、しかも何の戦略もなく戦おうとしているのだから、飲食店は生き延びている。
しかし、夜の食事帯になると飲食店は俄然、強さを発揮する!
飲食んを利用する理由は!
大きく分けて2つある!!
1、利便性
2、レジャー性
ランチタイムに飲食店がコンビニに負けてしまうのは、利便性という土俵の上では、コンビニが圧倒的に強い!
弁当などの商品力はもちろん、ニーズを徹底的に追求する品揃えや新商品の開発など、コンビニを展開する大手資本と正面からぶつかっても飲食店が勝てるはずがない!
しかし!!!!
レジャー性での勝負だと、今度は飲食店が圧倒的に有利である。
レジャーであれば、必然的に豊かな楽しさが求められることになる。
そして、その楽しさを提供できるのは飲食店だけだと思います。
だから飲食店は夜に強い。
でも!
いまの時代は違う!
豊かな時代にふさわしいレジャー性を提供できなければ、お客に認めてもらえない時代だある。なんとも皮肉な時代だ、、、、。
単に料理やドリンクを売るという発想ではもはや飲食店とは言えない、その土俵ではコンビニには勝てない、、、。
そのことを正しく認識し、豊かなレジャー性を高めることが、飲食店繁盛の絶対条件なのだと思います。ただし、豊かなレジャー性と客単価が高いことは必ずしも一致しないことは注意しておきたい!価格は業態によって決まるものであり、豊かさは全て業態に求められる!
最後に
今回は利便性とレジャー性について飲食を考えて見ました。少し難しい、ではレジャー性って!って考えて悩む飲食業の運営者がどれだけいるか!ん〜ま〜どうなんだろう、居るのかな?