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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

圧力鍋のメリット&デメリット

あっという間に素材をやわらかく煮込むことができる圧力鍋。
電気圧力鍋がとても人気だ。しかし、便利そうな一面、使い方や安全性に不安があって「ちょっとハードルが高い」と感じている人も多いかもしれない。

 

 

【メリット】圧倒的に調理時間が短縮できる!

電気圧力鍋と通常の圧力鍋、共通する最大のメリットといえば、やっぱり時短です。

火の通りにくい根菜類や豆類、塊の肉などの調理には、普通の鍋だと30分~2時間ほどの加熱が必要です。ところが、圧力鍋なら30分もあれば大丈夫。

ジャガイモやサツマイモなども、数分の加圧時間があればおいしくゆでられますよ。普通の鍋ではやわらかく煮るのが難しいゴボウも、形崩れせずにやわらかく仕上がります。

普通のお鍋で1時間半かけて煮込んだものより、圧力鍋を使ったものの方がやわらかく仕上がります。その食感は、普通の鍋では再現できません。魚の骨まで短時間でやわらかくできるんです。

なぜこんなに短時間で素材に火が通るのか?

それは圧力が高くなると沸点が高くなるからです。この現象を利用したのが圧力鍋。通常の気圧で普通の鍋を使ったら水の沸点は100度ですが、密閉して加熱することで圧力がかかった鍋=圧力鍋の中だと105〜128度まで水の沸点が上がります。そうすると、その分だけ早く食材に火が通るというわけなんです。

 

【メリット】ほったらかすだけでOK!

電気圧力鍋の場合、スイッチを入れたらほったらかすだけでOK。

ほったらかしておくだけで調理が完成するなんて、時間が追われる現代人にとってはうれしいですよね。さらに電気圧力鍋は火加減の調整も不要。料理初心者や料理が苦手な方にはピッタリです。

さらに、電気圧力鍋は内蔵レシピも豊富なことが多い。
あらかじめ設定されたオートメニューを使用する場合は、自分で加圧時間を設定しなくていい点も便利です。

一方、通常の圧力鍋の場合も、加熱して加圧した後は安全にふたが開けられるようになるまでしばらく時間がかかる。

通常の圧力鍋の場合は、火を止めた後、圧力が下がるまで待つ必要があります。この時間で汚れた包丁やまな板を洗ったり、別の調理に取り掛かったり、有効に時間を使えます。

 

【メリット】野菜が甘くなり、栄養分もそのまま

こちらも電気圧力鍋と通常の圧力鍋、共通のメリット。

野菜の味や食感は、違う温度で調理すると変わることはご存じですか? 
圧力鍋で調理したニンジンは普通の鍋で調理するより甘く感じます。ニンジンが嫌いだった子供が、圧力鍋で調理するようになったら食べられるようになったという話もあるんです。

「野菜によって食感や味の変化の仕方は違う」

ジャガイモは、よりしっとりしてねっとりした食感になります。タマネギはトロトロになるまで溶けるので、野菜のコクが染み込んだスープになります

圧力鍋を使うことで栄養素に変化はない?

栄養素は、通常の鍋を使う時とほとんど変わらないとされています。
圧力鍋は水蒸気で火を通すので、たっぷりのお湯でゆでるのに比べて短時間で、また少ない水で調理できるんです。

そのため、栄養素の損失も最小限ですみます。電気圧力鍋なら、スイッチ一つで調理できるので、時間のある時にジャガイモやサツマイモ、ニンジンなどをあらかじめゆでておくとさっと調理に使えて便利です

 

【メリット】炊飯も可能

圧力鍋は炊飯器としても使えるんです!

お米2合だと15~20分で炊き上がります。炊飯器よりもお米がツヤツヤに、甘みのある味わいに炊き上がります。

お米を洗う手順と水加減はいつもと同じでOK。電気圧力鍋の場合はスイッチを入れて待つだけです。通常の圧力鍋の場合はしばらく水に浸してから火にかけて、1~5分加圧します。あとは圧力が下がってふたが開けられるようになるまで10分程度待つだけ。

蒸らす時間は必要なく、お米をほぐして水蒸気を飛ばしたらすぐ食べられます。ちなみに玄米を炊く場合は、圧力の高い圧力鍋がおすすめ。硬い殻が高温で加熱されることで破れるので、炊飯器よりもっちりみずみずしく炊き上がり、消化もされやすくなるんです!!!

ちなみに通常の圧力鍋なら、災害時にも活躍。カセットコンロでも使用できるので、電気が止まってしまっても炊飯器の代わりに使うことも可能だ。「いざという時のために、通常の圧力鍋を1台持っておくのもおすすめです!

 

【メリット】まだまだある! 圧力鍋のメリット

電気圧力鍋&圧力鍋、共通するメリットはまだまだたくさん!

素材を大きく切っても短い時間で火が通るので、下ごしらえが楽になるという利点もあります。時短だけでなく、より効率的に調理ができるのも圧力鍋の利点なんです。

暑さでキッチンが不快になりやすい夏場の調理も、圧力鍋なら快適。

電気圧力鍋は火を使わないのでもちろん暑くなりません。

通常の圧力鍋も、密閉されているので、鍋から出る水蒸気の量が普通の鍋より圧倒的に少ないんです。しっかり圧が抜けてからふたを開ければ、ほとんど蒸気を出さずに調理ができるので、その分も熱がこもりにくくなります。もちろん加熱時間が短いのも快適な理由です。

 

【デメリット】安全に使いこなせるか不安!

圧力鍋にはメリットがたくさんあることは分かったが、どうしても気になるのがその安全性。「不慣れな自分が使っても大丈夫?」「普通に使っていて事故になることもあるのでは?」など、不安が生まれてしまうのが最大のデメリットだろう。安全性への不安を理由に購入をためらう人も多いかも。

使い方が難しそう…と心配な方におすすめなのは、スイッチ一つで調理できる電気圧力鍋です。火を使う通常の圧力鍋でも、定められた安全基準は年々上がっていますし、どこのメーカーも安全性を第一に商品を開発、製造しています。あえて間違った使い方さえしなければ、危険はありません。電気圧力鍋でも通常の圧力鍋でも、取扱説明書には必ず目を通してくださいね!

 

【デメリット】素材に合わせた加圧時間の調整が難しい

こちらは通常の圧力鍋のデメリット。電気圧力鍋は自動メニューや手動メニュー通りに調理すれば問題ないが、通常の圧力鍋の場合は「素材がやわらかくなり過ぎた!」「素材の形がなくなってしまった!」という失敗をしたことがある人も。

まずは、どんな素材が圧力調理に向いているのか教えて!

普通の鍋を使うレシピで煮込みの時間が10分以上かかる食材は、圧力鍋での調理が向いています。ホウレンソウなどの葉物野菜やブロッコリーなど、煮えすぎると色が悪くなる緑の野菜は不向き。普通の鍋で別にゆでておいて、食べる直前に合わせるのがおいしくできるこつです。キャベツのように繊維がしっかりした葉物野菜なら、圧力鍋を使うとよりやわらかく仕上がります。例えば、圧力鍋でロールキャベツやポトフを作ると、キャベツがトロトロとやわらかい食感に!

素材によって最適な加圧時間が違うので、その調整も初心者には難しい!

どの食材にどの程度の加圧時間が必要なのかが分からない時は、自分の持っている鍋の取扱説明書に食材ごとの目安時間が載っているので、それを参考にしましょう

 

【デメリット】操作が煩雑

電気圧力鍋は、圧力調理から無水調理、発酵調理まで、さまざまな機能を持つものも多い。一台で何役にも使えるのはお得で便利だが、その反面「操作が煩雑になる」という電気圧力鍋ならではのデメリットも。

一台で何役にも使えるものは、操作を覚えるまでが大変です。自動メニューでも自分で仕上がりを調整しようとすると、つまみを回したりボタンを押したりといった操作が必要です。また、調理内容によっても操作が変わるので、慣れるまでが大変です。お料理好きの方や味・食感にこだわりたい方には、好みに合わせて火力と時間を細かく調整できる通常の圧力鍋の方が向いているかもしれません。

また、無水調理や発酵調理などさまざまなモードがある場合、モードごとに守るべき項目があり、その点にも注意が必要だ。

例えば、無水調理なら水を入れなくてもいいけど、圧力調理だと水分は必ず必要…など。まずは取り扱い説明書をしっかり読むことが大切です!

 

【デメリット】置き場所の確保が必要

こちらは電気圧力鍋のデメリット。

電気圧力鍋の場合は、普通の炊飯器と同じくらいの大きさがあるので、置き場所を確保しなければなりません。

一方、通常の圧力鍋はそこまで場所はとらない。

圧力ふたを使わないで普通のお鍋としても使用できます。物を増やしたくない人には通常の圧力鍋がおすすめですね!

 

【デメリット】定期的なメンテナンスが必要

電気圧力鍋も通常の圧力鍋も、普通の鍋と違っていろいろな部品が付いている。

特に、ふたのゴムパッキンは定期的な交換が必須です。変えないで劣化したものを使っていると、圧力が正常にかからなかったり、料理の味が格段に落ちてしまうこともあるんです。逆に、取り替えただけで正常に圧力調理ができて味が劇的に変わることもあるんです。

どのくらいの頻度で取り替えるべきなのか。

基本的にゴムパッキンは年に一回、その他の部品も時々点検してください。破損していたら絶対に新しいものと交換すること。部品は、メーカーに連絡すれば購入方法を教えてもらえます。取扱説明書にも書いてありますし、メーカーのサイトで通販できる場合もあります。販売店で取り扱っている場合もあるので調べてみてください。

圧力鍋の買い替え時期は?

鍋自体は圧力に耐えるように丈夫に作られていて長く使えるので、メーカーから部品の供給がなくなった時が買い替え時でしょうね。また、年々安全性能が高くなっているので、30年以上前のものをお使いなら買い替えを推奨します。

 

 

 

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