洋食とは?と聞かれたら、何と答えるだろうか。ハンバーグ・ビーフシチュー・エビフライ・ステーキ・オムライス・グラタンなど、いろいろと頭に浮かぶ料理があるだろう。しかし洋食の定義を聞かれて、スムーズに答えられるでしょうか!今回は、洋食の定義と代表的な洋食の例、そして西洋料理との違いなどを見てみましょう。。
洋食とは?西洋料理との違い
洋食とは何か?と聞かれたとき、グラタン・コロッケ・ナポリタン・ステーキなど、いろいろな料理が思い浮かぶでしょう。まずは、洋食の定義を見て見ましょう。
西洋料理とはフランス料理やイタリア料理のこと
西洋料理とはフランス料理やイタリア料理のような欧米諸国の料理をさし、提供する方法はフルコースとア・ラ・カルトです。フルコースは最初からテーブルに皿やカトラリーがセットされており、食べ終わると順次下げられていいきます。ア・ラ・カルトは、料理に合わせてカトラリーが出てくるのが特徴ですね。
洋食は日本独自の西洋風料理
西洋料理に対し、洋食とは一体なんなのでしょう?文明開化によって西洋料理が日本に入ってきました、すぐに家庭料理として取り入れられることはなかったようです。西洋料理を日本風にアレンジすることで新たなメニューが誕生し、それらが洋食と呼ばれたそうです。
具体的な料理名をあげると!カレーやコロッケ・とんかつなど。欧米諸国の食文化をそのまま受け入れたわけではなく、日本人の口に合うようにアレンジした料理が洋食と呼ばれているたのです。
洋食は広義では西洋料理も含む
広い意味では西洋料理も洋食(西洋食)に含まれることがあります。とくにマナーでは洋食マナーといえば西洋料理のマナーをさし、レストランでのマナーをピックアップして紹介すると、男性が目上の人や女性と一緒にレストランに入店するときはエスコートする必要がある。先に入ってもらい、その後ろを着いて行けばよいのです。また空席があっても勝手に座るのは100%NGです。スタッフの案内に従って席へ移動すること。
レストランでも人気!日本人が好きな洋食の種類とは?
自宅はもちろん、レストランで洋食を食べる人もいるでしょう。レストランで人気の洋食とは何でしょうか?順を追って見ていきましょう。
ハンバーグ
レストランで人気の洋食とは?と聞かれて、ハンバーグと答える人は多いでしょう。ハンバーグが日本にいつ、どの国から入ってきたかという正式な記録は残念ならがありません、一般的な家庭料理として定着したのは1950年頃。1962年には工場で生産されたインスタントのハンバーグが市場に流通した。1970年になるとチルドハンバーグが販売され、いまでは幅広い世代に人気のメニューである。
ハンバーグはひき肉や玉ねぎ、パン粉、卵などの材料をこねて焼いて作るが、デミグラスソースをかけたり、チーズをはさんだり、目玉焼きをのせたりなど、アレンジできるのが魅力ですよね。
カレーライス
日本人が初めてカレーに出会ったのは幕末の頃。その後1871年に物理学者の山川健次郎氏が、米国留学に向かっていた船上でライスカレーに出会ったという。
ほどなくして、誰でも簡単にカレーを作れるカレー粉がイギリスから日本に伝わったことで、日本の食文化にカレーが急速に浸透した。そのころ、洋食専門店が続々とオープンし、ライスカレーがメニューに登場して人気を博したという。これによって国民のカレーへの関心が高まり、一気に広がった。
グラタン
もともとグラタンはフランス料理の調理法のひとつです。オーブンを使い、表面を焦がすように仕上げる料理という意味がある。日本でグラタンといえば、ベシャメルソースに肉や魚介類、マカロニなどを加えて仕上げにオーブンで焼く料理を指します。したがって、本来のフランス料理の意味で考えれば、日本のグラタンはグラタンの調理法で仕上げる料理の一種といえるでしょう。
オムライス
レストランで人気の洋食とは?と聞かれてオムライスと答える人も多いでしょう。オムライスはケチャップライスやバターライスをオムレツで包む料理。子どもから大人まで人気の洋食メニューで、専門店があるほど人気を集めている。オムライスは明治時代の文献にみられるメニューですが、その由来には諸説あります。
コロッケ
日本にクロケット(クリームコロッケ)が伝来したのは1887年。コロッケの定義は、茹でたじゃがいもを潰したものが主体で、それを俵型や小判型に丸めて衣を付けて揚げたものです。じゃがいものほかにカニクリームやコーンクリーム、魚庫コロッケといった種類がある。
ステーキ
ステーキも洋食を代表する料理のひとつ、日本で牛肉を食べることができるようになったのは明治時代に入ってからだそうです。その後、レストランにビフテキが登場した。1度は表舞台から姿を消したが、終戦後に欧米文化と一緒に再び持ち込まれた。「ステーキはごちそう」というイメージを持つ人が多いが、ファミレスで気軽に味わえる洋食でもある。
エビフライ
エビフライは、明治時代や大正時代の文献にも登場する、洋食屋の人気メニューです。戦後、1962年に冷凍水産品の製造・販売を行っていた加ト吉水産(現在テーブルマーク)が、冷凍食品の赤エビフライを販売した。これをきっかけにエビフライは、お弁当のおかずとしても非常に人気を博すことになる。エビがサクサクの衣に包まれており、食感を楽しめるのが魅力。
アレルギーの方には申し訳ない・・・。
ナポリタン
ナポリタンは戦後まもない頃、横浜にあるホテルニューグランドで誕生したといわれています。ちなみにホテルニューグランドはプリン・ア・ラ・モードやドリア発祥の地としても知られている。ナポリタンは玉ねぎやピーマン、ウインナーをカットして炒め、茹でたスパゲティを加えてケチャップで味付け、これもまた美味しい。
ハヤシライス
ハヤシライスは明治時代に日本で誕生した洋食ですが、その起源には諸説あります。特徴は牛肉や玉ねぎ、マッシュルームをデミグラスソースや赤ワインと一緒に煮込んだ点です。ごはんにかけていただく、非常に味わい深い一皿。
和食と洋食の違いとは?
いまの日本では洋食や和食、中華、フレンチ、イタリアン、スペイン料理など、いろいろな種類の料理が食べられるますが、ここでは洋食と和食の違いについて見て行きましょう。
洋食と和食の特徴
先述したように洋食とは西洋料理をアレンジした料理。洋食に対して和食は、ごはんや魚、野菜が中心の食事で、特徴は栄養バランスがよい料理が多いところです。また、出汁の旨みや発酵食品をふんだんに活用しており、動物性油脂が少ない料理が多いので、肥満防止や長寿に役立っている。では洋食と和食はどちらの方が身体にいいのでしょうか。
身体にいいのは洋食?和食?
いろいろな料理があるため、ひとくくりでは言えないですが、和食はあっさり、洋食はこってりというイメージを持っている人が多いのではないでしょうか?あっさりやこってりを決める要素のひとつが油です。
洋食は揚げたり炒めたり、油を使うことが多い。一方、和食は焼いたり煮たり茹でたりと、油をあまり使用しない料理が多い。油はカロリーが高く、油を多く摂取する食生活を続けると健康を害するおそれもある。
では、和食が必ずしも身体いいか、というとそうとも言い切れない。和食の欠点は、カルシウムが少なく、塩分過多になりがちなところ。どちらかが絶対的に身体にいい、というわけではなく、さまざまな食品をバランスよく摂取することが大切といえます。
まとめ
今回は、洋食の定義や具体的な料理、和食との違いを紹介しました。洋食とは?と聞かれたら即答できるよう、覚えておくと面白いかも。復習ですが、西洋料理を日本人の口に合うようにアレンジした料理が洋食です。
P•S
昨日はバズってしまいました。
いつもの4倍
通りすがりありがとうございます
まだ少し微バズ?