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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

カフェオレ・カフェラテ・カプチーノ・カフェモカの違いは?

今回の記事はカフェオレ・カフェラテ・カプチーノ・カフェモカの違いは?です。
先日後輩ちゃんが聞いてきて、答えるのがついついめんど臭かったので、、、、
割愛して話しました。。。笑
なので、細かく見て記載いたします。追って後輩ちゃんへ!笑

 

 

 

カフェオレ・カフェラテの違いって?

【共通】ミルク(牛乳)を入れたもの!

カフェオレとカフェラテは、抽出したてのレギュラーコーヒーより甘みがある飲みもの。コーヒーに「ミルク」が入っており、日本語ではどちらも「ミルク入りコーヒー」または「コーヒー牛乳」と表します。

 

【違う部分】見比べのポイント

以下の5つをポイントに、カフェオレとカフェラテの違いを見つけていきましょう!

・発祥地(語源)
・コーヒーの種類
・ミルク
・割合
・味

■大きなポイント■
そもそもコーヒーの種類が違うということ。たとえば、本格的なカフェオレやカフェラテを飲みたいときは、初めのステップでもあるコーヒー豆選びから変えていく必要があります。また、共通点の「ミルク」も、温め方や入れる量(コーヒーとの割合)の違いで分かれます。

違いをいっきに見てみると・・・

カフェオレとカフェラテ。そして、この2つと似ていて迷いがちなカプチーノとカフェモカ。それぞれのポイントを紹介する前に、簡単な表でまとめてみました。ざっくりと違いをイメージしてみてください。

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カフェオレ・カフェラテの違い

 

まずは、「カフェオレ」「カフェラテ」の違いを上記のポイントから!

 

■カフェ・オ・レ

発祥地

カフェオレはフランス発祥の飲みもの。フランス語でコーヒー牛乳のことを意味しており、正しくは「カフェ・オ・レ(café au lait)」

 
・café(カフェ) コーヒー
・au(オ) 前置詞
・lait(レ) 牛乳



朝の空腹時、目を覚ますために濃いコーヒーを飲むのは胃への刺激が強いため、ミルクで和らげたのが始まりだとか。フランスの家庭では、朝食時にカフェオレをたっぷり飲むのが好まれています。

コーヒーの種類

カフェオレは、レギュラーコーヒーがベース。もっともシンプルで人気なのはドリップ方式を用いたドリップコーヒーで、ミルクを加えるため通常よりやや濃いめで作るのが一般的です。

ミルク

カフェオレのミルクは、コンロなどの火にかけて温めたものを使います。

割合

レギュラーコーヒーとミルクの割合は、ほぼ半分ずつの5:5が基本。
お好みで調整してもOKです。

カフェオレの味は、マイルドでさっぱり。レギュラーコーヒーの苦みより、ミルクの甘みが感じられクリーミーでまったりしています。

 

■カフェラテ

発祥地

カフェラテはイタリア発祥の飲みもの。イタリア語でコーヒー牛乳のことを意味しており、正しくは「カフェ・ラッテ(Caffè Latte)」と表します。

 

 
・café(カフェ) コーヒー
・latte(ラッテ) 牛乳



イタリアの喫茶店などでは、コーヒーの種類に限らずミルクが使われていれば「カフェラッテ」に。また、「ラッテ」と注文するとミルクがそのまま出てきます。

コーヒーの種類

カフェラテは、エスプレッソが基本です。エスプレッソとは、コーヒー粉に高い圧力をかけて短時間で抽出したコーヒー。濃度を高くして少ない量で飲むのが一般的で、イタリア発祥の淹れ方です。

ミルク

カフェラテには、「スチームドミルク」を使います。カフェオレと同じ温かいミルクですが、火にかけるのではなく、泡が立たないように蒸気で温めたものです。

割合

エスプレッソとミルクの割合は、2:8が基本。カフェオレよりもミルクをたくさん使います。もともとエスプレッソは味の濃いコーヒーなので、ミルクを多く入れて飲みやすくしているのだとか。

カフェラテの味は、エスプレッソ独特のコクのある苦みが感じられます。ミルクの甘みは、カフェオレよりも少なめです。

 

カフェラテと、カプチーノ・カフェモカの違い

 

エスプレッソにミルクを足して作るカフェラテ。見た目や味が似ている「カプチーノ」「カフェモカ」についてもみていきましょう。

 

■カプチーノ

発祥地

 

カプチーノも、カフェラテと同様イタリア発祥の飲みもの。イタリア語で「カップチーノ(cappuccino)」と表します。

カプチーノは、カトリック教会の一派であるカプチン会の修道士が着る修道服「カップッチョ」が語源だとか。エスプレッソの色が修道服の茶色に似ているから、エスプレッソにミルクを入れたときの様子が修道士の髪型に似ているから、などといわれています。

 

 

コーヒーの種類

 

 

カプチーノに使うコーヒーは、カフェラテと同じくエスプレッソです。

 

 

ミルク

 

 

カプチーノには、「スチームドミルク」と「フォームドミルク」を使います。フォームドミルクとは、蒸気で温められながらふわふわに泡立ったミルクのこと。エスプレッソマシンやミルクフォーマーが必要です。

 

 

割合

 

 

エスプレッソ・スチームドミルク・フォームドミルクの割合は、1:1:1が基本。ここがカフェラテとの大きな違いで、カフェラテにフォームドミルクを加えるとカプチーノになります。

この割合は絶対ではなく、好みに合わせて調整してもOK。エスプレッソに対して、ミルクの割合が多いときは「カプチーノ・キアロ」、少ないときは「カプチーノ・スクーロ」などと呼ばれています。

 

 

 

 

カプチーノは、カフェラテよりもビターな味わい。エスプレッソに対して入れるミルクの割合が少ないので、コーヒーの味が強くなります。

また、ココアパウダーをかけた「カプチーノ・コン・カカオ」や、キャラメルシロップを加えた「キャラメル・カプチーノ」など、トッピングの種類も豊富。泡の表面にイラストや文字を描くことをデザインカプチーノといいます。

 

 

 

■カフェモカ

 

発祥地

 

カフェモカは、アメリカ発祥の飲みもの。英語で「カフェモカ(café mocha、Caffè mocha)」と表します。似た言葉に「モカコーヒー」がありますが、こちらはコーヒー豆の収穫産地を指すブランド名なのでご注意をしてください。

 

 

コーヒーの種類

 

 

カフェモカは、カフェラテと同じくエスプレッソを使います。アメリカ発祥ですが、イタリア風を意識しているためです。

 

 

ミルク

 

 

カフェモカは温めたミルクを使い、さらにチョコレートシロップも加えます。ミルクの代わりに、ココアを使うこともあります。

 

 

割合

 

 

エスプレッソ・ミルク・チョコレートシロップの割合は、2:7:1が基本です。

 

 

 

 

カフェモカには、ほろ苦い風味とふんわりとした甘さがあります。チョコレートソースを加えているぶん、カフェラテよりも甘みが強いコーヒーです。また、いろんなトッピングで味をアレンジしやすいのが特長。定番のホイップクリームやチョコレートソースのほか、シナモンパウダー・ヘーゼルナッツシロップなどで風味を変えたり、マシュマロを浮かべたりしてスイーツドリンクとして楽しめます。

 

 

カフェモカとエスプレッソの違い

エスプレッソは、深煎りしたコーヒー豆で抽出するため苦みとコクが強く、カフェでも小さいカップに3口分くらいの量で提供されます。砂糖が入っていなくパンチの効いた風味が特徴です。 そのエスプレッソに、ミルクとチョコレートソースを加えたものが「カフェモカ」になります。甘めのカフェモカで、疲れたときのリフレッシュコーヒーとして飲むのも良いですね♪

 

美味しいコーヒーをお家で作ろう!

違いは分かりましたか?いろんな味わい方ができるので、せっかくなら本格的に美味しく飲みたいですよね!お家でなら、あなた好みのコーヒー豆が使えて、割合やトッピングなども自由にアレンジできます。自分の都合の良いタイミングで、ゆっくりと味わえるのも魅力的!

 

■カフェオレ

【材料】

・コーヒー豆
・ミルク
・水

【準備道具】

・コーヒードリッパー
・金属製フィルター
・コーヒーサーバー
・ケトル・ポット
・マグカップ
・火(コンロ)

【手順】

1.コーヒー豆をコーヒーミルで挽く
2.お湯を多めに沸かす
3.マグカップに沸騰したお湯を少量入れて温め、注いだカフェオレを冷めにくくする
4.金属製フィルターをコーヒードリッパーにセットし、コーヒー粉を平らに入れる
5.お湯を少し注いで蒸らし、約3回に分けてやさしく注ぐ
6.ミルクを60℃程度に温める
7.ドリップコーヒーと半分ずつになるよう合わせる
8.完成

【美味しくなるポイント】

ドリッパ—に入れるフィルターは、ペーパーフィルターが一般的ですが、カフェオレには金属製フィルターがおすすめ。抽出した液体にコーヒーの油分が残せるので、ミルクと相性の良いコーヒーオイルが味わえます。

コーヒー豆は、浅煎りの焙煎でさっぱりさせるよりもシティロースト以上の深煎りで。「そのまま飲むには少し濃いかな?」くらいの濃度でドリップ抽出しましょう。ミルクは、温めすぎると風味が飛ぶので沸騰しないように気をつけてくださいね。

 

■カフェラテ

【材料】

・コーヒー豆
・ミルク
・水

【準備道具】

・エスプレッソマシン
・マグカップ

【手順】

1.コーヒー豆をコーヒーミルで挽く
2.お湯を沸かす
3.エスプレッソマシンにお湯とコーヒー粉をセットする
4.マグカップにエスプレッソを抽出する
5.ミルクピッチャーに冷たい牛乳を入れフォームドミルクを作る
6.エスプレッソの上に注ぎ入れる
7.完成

【美味しくなるポイント】

コーヒー豆は極細挽きにし、コーヒー粉をセットするときはやさしくぎゅっと押し込まないように注意。お湯は、メーカーの機種によって適切な温度があるので、お使いのエスプレッソマシンに合わせて設定しましょう。

お湯の温度・量はエスプレッソの濃度に影響し、高くて少ないほど濃くなります。ミルクは、沸騰しないように注意し、ピッチャーが60~65℃程度まで熱くなったら完成。厚さは2mmほどが良いといわれています。

 

 

■カプチーノ

【材料】

・コーヒー豆
・ミルク
・水

【準備道具】

・エスプレッソマシン
・マグカップ

【手順】

1.コーヒー豆をコーヒーミルで挽く
2.お湯を沸かす
3.エスプレッソマシンにお湯とコーヒー粉をセットする
4.マグカップにエスプレッソを抽出する
5.ミルクピッチャーに冷たい牛乳を入れフォームドミルクを作る
6.エスプレッソの上に注ぎ入れる
7.完成

【美味しくなるポイント】

カフェラテの手順と基本は同じですが、カプチーノのミルクは多めに入れて、注ぐ際に泡の層を厚く作るのがコツ。厚さ1cmほどが良いといわれています。 

■カフェモカ

【材料】

・コーヒー豆
・ミルク
・水
・チョコレートソース

【準備道具】

・エスプレッソマシン
・マグカップ

【手順】

1.マグカップにチョコレートソースを入れる
2.コーヒー豆をコーヒーミルで挽く
3.お湯を沸かす
4.エスプレッソマシンにお湯とコーヒー粉をセットする
5.マグカップにエスプレッソを抽出する
6.ミルクピッチャーに冷たい牛乳を入れフォームドミルクを作る
7.エスプレッソの上に注ぎ入れる
8.チョコレートソースをかける
9.完成

【美味しくなるポイント】

こちらも、カフェラテと手順は同じ。カプチーノよりも、さらにスチームドミルクを多めに注ぎ入れましょう。最後に、チョコレートソースやホイップクリームなどの好きなトッピングをして楽しんでくださいね。
 
 
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