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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

飲食店の労働環境整備について

飲食店の労働環境整備について

 

飲食店の仕事はハードな仕事として当たり前に考えるのではなく、考えていく余地もあり、改善していくことでより機能性と効率性と生産性を高めていこうというものです。

それによって少しでも、働いていく環境が良くなればいいかと思います。。
飲食業は労働環境が良ければ働きたいという人が多い点が唯一の救いだと思います。
未だに新規オープンで求人募集を出して人が集まるのがいい例です。

そういった人を雇って長く働いて貰うにはどういった工夫が必要か?それを考えていくことが必要だと思いますよ。
これを考えていないから、離職率が高いといわれるのではないかと思います

労働環境を改善していくことで色々な可能性や展開できることもあります。
例えば機能性の向上による生産性の向上、仕事の効率化、時間短縮、それによる従業員満足度の向上が図ることができます。
従業員の満足度が向上すると求人への活用もしやすくなり、人も集めやすい環境を作れるようになっていきます。

このように改善していくことで、様々な展開や可能性があると思ってます。
その為には何から考えていかないといけないのでしょうか?

飲食店の仕事は労働時間が長く、店によっては決して労働環境は良いとは言えないところもあるかもしれません。

だって働く環境が悪かったら誰でも辞めてしまいたいと思うでしょ?
人ありきの飲食店です。人ありきの仕事ですから、出来る限り労働環境の整備を行い、出来るだけ長く働いてもらいたいですよね。
そのために考えることはたくさんあります。
それは集客と求人は同じことだと気が付きましょう。

労働環境整備で考えることは労働環境を整えるということは働く人にとって良くも悪くも、仕事をしていく環境において、影響を与えます。

この環境が良くないと仕事は機能的にできません。
機能的にできないと仕事の効率化や生産性の低下につながります。
生産性の低下につながるような仕事だと時間当たりのコストがものすごくかかってしまいます。
それでは仕事として成り立たない場合もあります。

また時間当たりのコストがかかりすぎると心労の影響が出てきます。
心労の影響があるとどうでしょうか?
5感は鈍っていき、仕事の品質や生産性も落ちていき、注意力が散漫になり、ミスをしてしまいがちになることだってあります。

設備
飲食店において設備とはどんなことが考えられるでしょうか?
以下の5項目が挙げられます。
1調理設備
2調理器具
3収納場所
4バックヤード
5休憩所
労働環境整備において設備は働くスタッフにおいてとても重要です。
何故なら設備環境によって仕事をしていく内容に大きく影響するからです。そして働いていくモチベーションにもつながっていきます。設備環境が悪いと、時間によるコストもかかり心労の負担につながります。
心労の負担につながると仕事に影響します。
品質にも影響が出てきます。

これでは仕事として商売として考えるなら改善していかなくてはならないものです。これら環境が整っていくと仕事に対する手間が減っていき時間の短縮につながり、生産性も向上します。
生産性が向上すると時間が生まれます。
時間が生まれると仕事にゆとりが持てるようになります。
ゆとりが持てると、もっと良い仕事ができるようになります。
また休憩時間にあててもいいかもしれません。

そのためにはスタッフがゆっくり休むことができるバックヤードの常設も視野に入れのもいいかもしれません。
人間の体力には限界がありそれを超えてまで仕事をしていくと5感が鈍ります。
5感が鈍るとメンタルの変化も悪い方向に向かう可能性だってあるわけです。
そのために休憩できるところは大切です。
休憩なしで働くということは根性で何とかしていくということではありません。根性論で何とかなる話ではありませんので、この項目はしっかりと改善していくべきだと思います。

これを安易に考えてしまうと従業員の満足度の低下にもつながるかもしれません。それがきっかっけで離職してしまう事態になってしまう可能性だってあります。
それは経営者や管理者にとって大きな痛手となります。
なので働くスタッフの事を考えて労働環境を整備していく必要があります。そして、出来るだけ機能的に、生産的に効率よく仕事ができたら最高ですよね。

時間
時間も労働環境の整備の項目に含まれます。
これらを改善することで時間に余裕が生まれます。
項目は全部で5つです。
1労働時間
2営業時間
3仕込み時間
4片づけ時間
5準備時間
時間は労働環境の整備においてすべての項目に含まれる要素です。
なぜなら設備が悪いと余計な仕事が増えるばかりか、生産性も上がっていきませんし効率が悪くなっていきます。

労働時間が長いからといってあきらめてはいけません。

短縮できるようにするには何が必要か考えていくべきです。
料理人は料理を作るのが仕事ですが、本来の仕事はもっと本質的なところにあります。美味しい料理を作るのは当たり前、時間をかけて美味しい料理が出来るのは当たり前。
 
しかし、お客様はその料理にかけた時間と労力はあまり評価してくれません。美味しかったか、満足したか、それがお客様が料理人にする評価です。

費やした時間はその対象にはなりません。
「大変ですね~」とその場では驚嘆しても、それで終わりです。

お客様は自分が満足したいからあなたの店にやってくるはずです。
仕込みや準備にかけた時間はあまり評価の対象にならないということです。なので時間を費やすことなく、評価が変わらないようにするにはどうすればいいのか考えましょう。

時間は有限ですから、もっと他の事を考えていく必要もあるってことです。これは労働環境を整備するうえでとても重要なポイントです。それはあなたにとっても働くスタッフにとってもです。別に手を抜くとかではありません。

もっと良い方法があるはずです。
それは普段の仕事に隠されています。
そして最短距離で出来る仕事はあるはずです。
時間をコントロールして、結果的にお客様が料理に対する評価が変わらなかったら、この時間という労働環境の整備は成功したといえるでしょう。
これはあなたが自身が見つけて改善していくべき項目です。
時間の無駄使いしないようにしていきましょう。


人によっては労働環境の感じる差はある事でしょう。
それは新人から管理職までの経験者、また経営者との差も
ある事でしょう。このように考えていくことはこの4つです。
1新人
2中堅
3管理職
4経営者
労働環境整備は一体だれの為でしょうか?
それは新人スタッフの為?
管理者の為?
経営者の為?
これは半分正解で半分が間違いです。
何故ならこの労働環境整備は、あくまでもお客様の為に何ができるか考えるための整備事項です。
それはなぜかというと、働く人間が健康的でないと、仕事や料理に影響してしまうからです。

あくまで、お客様を満足してもらうための労働環境整備なのです。
この労働環境を整える項目は新人と経験者の差はある事でしょう。
これらは人によって感じる事やできる事で変わっていきます。
これはちゃんとコントロールできるようにしていけばいいかと思います。各ポジションの役割を知り、そして最適な仕事を振り、そしてその人のレベルに合った労働環境の整備をしていくことが大切です。それには一人一人の実力を見極めて整備していく必要があります。

労働条件
労働環境整備において労働条件は求人で選ばれる為に必要な項目です。
そして長く働いていくために必要な必須項目かも知れませんなぜならこの条件はこれから飲食店で働く上での選ばれる条件の一つだからです。労働条件が悪いと、長く働くことは難しく
なっていきます。
労働条件の項目は以下の4つに分けられます。
時間
休憩
休日
業務内容
労働時間は最適かどうか考える必要はあります。
また労働時間に見合った休憩も必要です。
そしてもちろん休日もです。
ですがこれら休憩、休日などしっかり取れる環境を作っていくには求められる業務内容やスキルによって大きく左右されます。求める内容が大きいほどスキルを要しますので、これは一人一人に合った業務により反映されるべき項目です。

福利厚生
働くなら、気持ちよく働きたいのは誰もが望むことです。
長い時間を働くんですから、給料面においても納得いくような待遇が望ましいですよね。このような福利厚生は経営者が準備していくものです。これまでのようなやり方では従業員の満足度の向上は図れません。

ただし待遇だけよくしても意味がありません。
待遇だけよくしてしまうと経営者として失格です。
従業員はそれなりの仕事をしてもらわないと給料は払えませんから、働く人の成果に見合った待遇を用意するべきです。
そして各種保険や休日を利用した研修など、別途の手当てがあれば最高です。

労働環境の整備で得られる効果
このように労働環境を整備することで得られる効果はどんな事でしょうか?
整備を進めていくことであなたの店が働きやすい環境になり、人が人を引き寄せる環境になっていきます。
こんなところで働いてみたいと思わせることも大切です。
そうすると、従業員の満足度の向上につながり、必然と売り上げも上がっていきます。

 

労働環境を整備は生き残るための最低条件
労働環境を整えるということは大変かもしれませんが、

これは昨今の飲食業界の課題のすべての根っこに関わってくるものです。働く人間が苦しいままだと、いずれ先細りになっていき、1人辞め、また一人辞め。。。

人員不足で倒産になってしまう可能性だってあります。
人がいれば何とかなる、もっと人がいればよい仕事ができる。
とか変わりはなんとかなる、といった時代はもうとっくに終わっているのです。

人がいなければ満足のいくサービスや料理は提供はできません。
それでは来店されるお客様に対してふがいないと思いませんか?
飲食業界で生きていくなら、このようにまず働いていく人のための労働環境を整備することがこの業界で生き残る最低ラインです。

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