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japan-eat’s blog

食に関する事や飲食店の運営に関する内容を記載してます。

「カンパリ」とは?

鮮やかな赤色が印象的な「カンパリ」。カンパリソーダやカンパリオレンジなど、定番カクテルにも多く使われるカンパリの名前は、誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。そんな日本でも有名なカンパリですが、実はイタリア・ミラノ生まれのリキュール。

このお酒はハーブ系リキュールを代表する銘柄のひとつで、居酒屋からレストランまで幅広いお酒を提供する飲食店で目にするものです。これだけ有名なお酒にも関わらず知らない人も多く、飲んだことがあっても苦手意識の強い人もたくさんいることでしょう。

我が家でも常に1本ストックしてます。

 

ミラノのバーで誕生したカンパリ

カンパリが誕生したのは1860年。創業者であるガスパーレ・カンパリ氏が、オリジナルリキュールを発明したのが始まりです。当初は『ビッテル・アルーソ・ドランティア』という名前で、常連客に提供されるようになりました。

その後、1867年にミラノに移り、ミラノのドゥオモ広場の一角に「カフェ・カンパリ」をオープン。ミラノを始め、カンパリはイタリア各地でその名を馳せるようになりました。

1904年、ガスパーレの息子、ダヴィデ・カンパリが家業を引継ぎ、1904年にミラノ近郊のセスト・サン・ジョバンニに大規模な工場を設立し、事業を拡大しました。1915年には、ミラノのドゥオモの近くにバー「カンパリーノ」をオープン。

イタリアを代表するリキュール・カンパリとは?

そもそもカンパリとはどんなお酒なのでしょうか?

イタリアを代表するリキュールのひとつであるカンパリは主に薬草やビターオレンジなどのエキスを抽出した甘苦いお酒です。

全部で60種近い材料が使用されているそうですが、その詳細は企業秘密として明かされていません。時代ごとの味の変遷を見るに次第によって微妙にレシピも変わっているものと思われます。アルコール度数は25度、エキス分は19%となっていて見た目には美しいルビー色が特徴的です。

 

カンパリの液色

カンパリの特徴であるルビー色の液体は長らくコチニール(虫からとれる色素)を使用していましたが、2007年10月以降から赤色2号、青色1号、黄色5号といった食品添加物を着色に使用するようになりました。

このあたりから味の方向性も少し変わっており、カンパリフリークはそれ以前のカンパリを求めてプレミアム価格で取引することもあります

その原型となるレシピの誕生は1860年に遡るといわれています。その後世界中で人気になったこのお酒はカンパリと命名されることに。

現在カンパリを製造・販売するダヴィデ・カンパリ社は世界的な酒類メーカーとして有名で、ベルモットのチンザノやウォッカのスカイといった超有名どころのブランドを傘下に抱えています。

赤い色と苦みが特徴的なカンパリ

カンパリの特徴といえば、まずはその鮮やかな「赤色」。宝石として例えられることもあり、目にも楽しいリキュールです。

そしてもう一つの特徴は、なんといってもその「苦み」。飲んだことがある人ならわかると思いますが、この独特の苦みが癖になるのです。苦みの理由は、原材料として使われているハーブやスパイスで、使われているハーブやスパイスは20種類とも、60種類とも言われていますが、その実態は公表されておらず、まさに秘密のレシピで作られています。

カンパリの飲み方

カンパリはストレートで飲むこともできますが、アルコール度数が25度と高めのため、通常は何かで割って飲んだり、カクテルのベースとして使われたりすることが多くあります。
カンパリ×ソーダのカンパリソーダ、カンパリ×グレープフルーツジュース×トニックウォーターのスプモーニのほか、ホットカクテルにもおすすめです。

そして特にオススメと言われているのが「ネグローニ」というカクテル。イタリアのフィレンツェの老舗リストランテ「カソーニ」の常連客だったカミーロ・ネグローニ伯爵が愛飲していた食前酒です。


IBA(国際バーテンダー協会)の公式カクテルリストにも登録されており、最も有名なイタリアン・カクテルとして世界中で広く知られています。
「カンパリ」「ベルモット ロッソ」「ジン」で作られる「ネグローニ」は、カンパリとスイートベルモットによるほろ苦さや甘い風味とハーブの香りに加え、ドライで奥深いジンが織りなす複雑な味わい。カクテルが誕生してから100年経った今でも、世界中で愛され続けるクラシックカクテルです。

 

グラスに注ぐだけで楽しめる「カンパリ ネグローニ」が登場

「ネグローニ」を気軽に自宅で楽しみたい方に朗報!ネグローニのオリジナルレシピである「カンパリ」「ベルモット ロッソ」「ロンドン ドライジン」がパーフェクトなバランスで配合されたプリメイドカクテル「カンパリ ネグローニ」が登場しました。

「カンパリ ネグローニ」の愉しみ方はとてもシンプル。氷を入れたグラスに「カンパリ ネグローニ」を注ぎ、オレンジスライスを添えるだけで、本格的なカクテルの完成です。

 

カンパリソーダ

カンパリを使うカクテルで最も代表的なカクテルがカンパリソーダでしょう。

カンパリをソーダで割っただけのシンプルなカクテルですが、カンパリの甘苦さを適度に中和してスルスルと飲めるドリンクへと変身させることができます。

レモンやオレンジのジュースを少し垂らしたり、ピール(皮)を使って香りづけを行うと味わいがグッと広がっておすすめです。

 

スプモーニ

数あるカンパリのカクテルのなかでも特に飲みやすい味わいのスプモーニ。

カンパリとグレープフルーツジューツをトニックウォーターで割ったカクテルで、カンパリの味の強さをグレープフルーツの爽快感が包み込んでトニックウォーターがまとめてくれます。

この組み合わせをはじめに考えた人は本当にセンスがあるなと思えるカクテルで、カンパリを絶妙なバランスで活かしています。

 

カンパリオレンジ

カンパリをオレンジジュースで割ったシンプルなカクテル。

カンパリはオレンジととても相性がよく、カンパリを使うカクテルはジュースだけでなく皮の香り付けなどでオレンジのニュアンスを加えることが多いです。

オレンジジュースは通常のオレンジはもちろんですが、初夏に出回るブラッドオレンジも非常にカンパリと合います。ぜひシーズンに生のブラッドオレンジを購入してカンパリと割って楽しんでみてください。

 

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